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不要不急の歯科治療

この週末、関東圏では外出自粛が促せられ日本全体にも緊迫感が生まれています。そしてiPSの山中先生が、この戦いは1年は続くのではないかと予想され波紋を呼んでいます。先生の専門外である分野であるのに非常にインパクトがあり、同じ気持ちになっています。
臨床の現場ではアルコール消毒液、マスクの不足などの課題はあるものの、長期戦となったら医療の現場の混「がどれまで続くか、医療崩壊への道へ進むのか。そしてその中で、それぞれの診療所は出来るのか。そんな先のテーマが浮かんできています。
特に喫緊の課題としては、緊急事態宣言が発せられた時に、歯科医療全体が不要不急に当てはまるのかという点が考えられます。ちなみに米国CDCは「歯科診療施設は診療、手術、緊急に不要不急でない通院を延期し、今後数週間にわたって緊急の通院と診療を優先する」ことを勧告してるとのことです。
by kura0412 | 2020-03-28 16:05 | コラム | Comments(0)
中国「マスク外交」波紋 欧州、歓迎の一方で警戒感

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な欧州で、中国の政府や企業によるマスク提供などの支援が波紋を広げている。支援を歓迎するチェコやイタリア当局が、中国との間で抱える外交問題への姿勢を緩和し始めた。一方で発生源などを巡る中国の論調を警戒する声もある。中国の「マスク外交」は欧州との関係を揺るがす新たな火種になりかねない。

3月上旬、チェコのバビシュ首相はプラハの中国大使に激怒し、北京に大使の交代を要求した。その数週間後には、首相とハマーチェク内相は中国大使館と同国大使を称賛していた。
態度が豹変(ひょうへん)したのは、中国が先週末、チェコ当局による新型コロナの感染抑制を支援するため、110万枚のマスクと人工呼吸器を空輸したことと無関係ではない。ハマーチェク内相はツイッターで「支援してくれた中国に感謝する」と投稿した。
報道によると中国大使はチェコの政治家が台湾を訪問した場合、中国で活動するチェコ企業を罰すると脅迫していた。逼迫していた物資の提供のおかげで、チェコ当局はこの脅しの問題を少なくとも脇に置いたようだ。
こうした事例は欧州全体に広がる。中国内で感染率が低下し、パンデミック(世界的な大流行)の新しい震源地として欧州が台頭するにつれ、中国政府や華為技術(ファーウェイ)のような大企業でさえ、援助に乗り出している。
中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は先週、イタリアのコンテ首相に、広域経済圏構想「一帯一路」とともに「健康のシルクロード」を作りたいと語ったと伝えられる。イタリアのディマイオ外相は中国を念頭に「この困難な時期に私たちの近くにいた人たちを覚えている」と述べた。

だが、このソフトパワーが外交上の利益につながるという兆候は、反発を呼ぶ兆しに取って代わられようとしている。
独調査機関メルカトル中国研究所のアナリスト、ルクレツィア・ポゲッティ氏は中国の「マスク外交」について、短期的には「ソフトパワーの勝利」を獲得できる可能性があると考える一方、「行き過ぎた外部宣伝は、すでに起こっているように逆効果になる可能性がある」とも指摘する。
米軍が感染症を中国に持ち込んだのかもしれないと主張した中国外務省の趙立堅副報道局長らの「陰謀論」に対しては、一部の欧州当局者の間で警戒感も広がっている。
スウェーデンのフルトクビスト国防相は中国とロシアのメディアが危機への対応を傷つけるための偽情報キャンペーンに従事していると警告した。欧州連合(EU)の主席外交官であるボレル外交安全保障上級代表は「事実を踏まえて、われわれは中傷者から欧州を守る必要がある」と指摘した。

真偽にかかわらず、今では中国の当局者や企業が欧州の危機を利用しているという認識が広がっている。
先週、ファーウェイがオランダにマスク80万枚を寄付したと報じられた。6月にアムステルダムで予定される次世代通信規格「5G」の電波割り当ての競争入札が動機なのかと疑う声もある。オランダ当局は、スパイ行為の懸念を理由にファーウェイが5Gのインフラを開発することを禁止した米国や他の欧州諸国と協力するかどうかをまだ決めていない。

(日経新聞)


なかなか手に入らない理由の一つかもしれません。まんざら中国が欧米に持ち込んだだという考えもあるのかもしれません。
by kura0412 | 2020-03-27 11:41 | 政治 | Comments(0)
日歯が自民党・新型コロナウイルス関連肺炎対策本部に対して下記の早期の対応を求めました。

1.歯科医療機関へのマスク、消毒用エタノール等の基本的衛生用品の緊急配布
2.今後の感染拡大で流通の停滞が進み、一般的医療材料・機器の供給不全を起こすことへの対応
3.法で定められた学校歯科健診実施期限(6/30)の延長と健診時の感染防御支援
4.診療後、患者の感染の判明等で、医療機関を閉鎖する際の保障
5.診療従事に起因して歯科医療従事者に感染があった場合の保障
6.介護施設等での口腔健康管理を含む必要な歯科医療の適切な確保
7.感染が判明した患者に対する後方支援等、必要な歯科治療体制の整備と支援

最後に、歯科界として国民の健康と生活を守る立場で責任を果たす決意を示し、いっそうの連携強化を求めました。

(日本歯科医師会HP)



マスク、消毒薬他衛生用品全般に今後の確保に目途が立っていません。また、個人的には⑥の対応に苦慮しています。
施設によっては入所を嫌い診療が中断している所もあります。本来ならばこの時期だからこそ重要なのですが、私の力不足で聞き入れてもらうことは出来ません。公的な部分でその重要性を示唆してもらえば違うと思うのですが。
by kura0412 | 2020-03-21 11:08 | 政治 | Comments(0)

介護崩壊の懸念

死亡の施設から受け入れ拒否も ケアマネ「介護崩壊」懸念 新型コロナ

クラスター(感染者集団)の発生が疑われる兵庫県伊丹市の介護施設「グリーンアルス伊丹」は9日から休業している。感染者以外の利用者については他の受け皿を探す必要があるが、介護業界は慢性的な人手不足の上、感染を恐れる他施設が受け入れを敬遠する傾向もあり、地域のケアマネジャーらは「医療崩壊より先に、介護崩壊が来る」と危機感を募らせている。

同施設には約150人が利用するデイケアサービスと約90人が利用する入所サービスがある。感染者が出たデイケア事業は9日から休止され、職員と利用者は自宅待機となっている。
「グリーンアルス伊丹の利用者が他のデイサービス施設から『来ないで』と言われた」「訪問介護を担うヘルパーが利用者の家に行きたがらない」
宝塚市ケアマネジャー協会会長の山内知樹さん(44)には、市内のケアマネから多くの相談が寄せられる。中には、ヘルパー自身が施設利用者の家族というケースもあり、「直接の濃厚接触者ではないが、出勤させていいのか」と悩んでいる事業所もあるという。
「今は一つの施設だけだが、今後営業を自粛するデイサービスが出るかもしれない」と山内さん。そうなれば、介護業界の慢性的な人材不足がさらに加速し「介護を必要な人がサービスを受けられなくなる事態になりかねない」と危惧する。

(神戸新聞)



確かにデーサービスはリスクが高く、診療所の心配よりも介護現場の方が更に深刻です。私が訪問する介護施設でも厳戒態勢です。
by kura0412 | 2020-03-14 09:51 | 介護 | Comments(0)
日本医療国際化機構がマスクの配布を担当 日本歯科医師連盟にマスクをお届け

一般社団法人日本医療国際化機構(本部:東京都千代田区、理事長:蒋 暁松、以下 当機構)は、2020年3月9日(月)、中国電子商取引大手のアリババグループの創業者、馬雲(以下 ジャック・マー)氏によって寄贈されたマスク100万枚のうち、一部を日本歯科医師連盟(本部:東京都千代田区、会長:高橋英登様)に贈呈しました。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、日本国内ではマスクの品薄状態が深刻化しています。とりわけ一部の医療機関においては、患者増加や感染症対策強化に伴い、調達に苦慮するケースも多いようです。日本政府は、国内メーカーに対しマスクの増産を促すなど、対策を講じていますが、解消にはまだまだ時間がかかると予測されています。このような背景の中、アリババグループの創業者、ジャック・マー氏は、2020年3月2日(月)、医療機関向けを想定した100万枚の高機能マスクを日本に寄贈することを発表しました。
この度、寄贈されたマスクの配布実務を当機構が請け負っており、配布先や枚数については、マスクの受給ひっ迫度合いや、人口や感染者数などの諸事情を勘案した上で決定します。今回は、マスク不足の影響が特に大きい医療機関の支援となるよう、日本歯科医師連盟を選定し、同年3月9日(月)着にてマスクを送り届けました。配布する先の選定や配布方法、時期に関しては同連盟に一任しています。
今後も、全国でマスクが不足している場所の支援となるよう、様々な地域や機関に対して迅速に配布していきます。

■ジャック・マー氏からマスクを寄贈された経緯
2020年2月初旬、ジャック・マー氏は、医療物資の需給がひっ迫していた中国に対し支援を行うため、日本の防護服調達のために、当機構を通じて二階幹事長と連絡を取り、防護服を確保してもらえれば、同グループで買い取ると伝えました。二階幹事長はこれを受け、日本の各方面に当たり、12万4,200着の防護服を確保し、中国に無償で寄贈したいと申し出ました。最終的に、10万着を日本側東京都からの寄付とし、2万着あまりを同グループが買い取り、同年2月9日(日)、中国に送付しました。
同年3月2日(金)、防護服の寄贈を受けたお礼とし、ジャック・マー氏が設立した「馬雲公益基金会」と「アリババ公益基金会」によって調達されたマスク100万枚が、日本と二階幹事長に寄贈されました。

■日本医療国際化機構について
日中に跨る健康・医療事業を手がけてきた中で培った経験を活かし、日本政府が国策として推進する医療のアウトバウンド事業と歩調を合わせながら、社会貢献活動としてそれを補完あるいは推進するべく、この社団法人を設立しました。中国における豊富なネットワークを活用し、日本の医療資源を中国に繋ぎ、日中間の健康・医療に関する交流をプロモートし、その他のアジア諸国にその成果を伝えていく役割を担っていきます。

(日本医療国際化機構)
by kura0412 | 2020-03-10 16:06 | 歯科 | Comments(0)
いま、臨床の現場で先生方の頭を悩ませるのは、マスク、消毒液不足もさることながら、金パラの問題です。とんでもない状況になっており、我慢を遥かに超えています。
この問題、先日自民党組織本部からの各団体への要望要求の回答の中にこの項目が入っていませんでした。中医協での議論なのかどうか細部は分かりません。政治マターのテーマと思うのですが、どうなのでしょうか。
この苦しさは歯科医師でないと分からない点です。現在、日歯連盟では職域代表議員がいませんが、歯科医師の籍を持つ国会議員への期待はもっています。この問題が解決しなければ、その実現に苦労されたと推測する初再診アップなどは軽く吹っ飛びです。
by kura0412 | 2020-03-06 15:15 | コラム | Comments(0)
マスク不足、解消なお時間 国内流通の7割が中国製 中小は増産投資に慎重

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、マスクの品薄の状態が続いている。国内で出回るマスクの7割は中国製で、中国からの出荷が滞っているのが一因だ。国内メーカーは増産に動くが、政府が補助金を通じて促す設備投資には多くの企業が慎重だ。花粉症流行期とも重なる中、政府がめざす「月6億枚」を達成しても品薄解消につながるかは不透明だ。

政府は2月中旬、「24時間生産などの態勢強化で毎週1億枚以上供給できる見通しができている」とした。1億枚は通常の2~3倍でマスクの品薄解消が期待されたが、ドラッグストアなどの棚の光景はあまり変わっていない。
衛生用品メーカーの日本バイリーン(東京・中央)が5割超の増産に動くなど多くは生産量を増やしている。マスクが医療機関に優先的に供給されているとはいえ、メーカーが増産しても店頭の品薄が解消しない背景には3つの理由がある。
1つは中国依存度の高さだ。
日本衛生材料工業連合会(東京・港)によると2018年度に国内向けに出荷された55億枚のうち、国産は2割だけで、7割を中国からの輸入に頼る。中国企業に委託生産する鴻洋貿易(滋賀県栗東市)は1月末、「6月末までマスクは日本に回せない」と言われたという。
さらに中国も日本製を買い集めている。
中国のある卸売業者は1月下旬、日本バイリーンに平時の5倍の生産を打診してきた。同社は製品不足を理由に断った。越境電子商取引(EC)サイトのラクーンホールディングスでは、2月上~中旬の海外向けのマスク売上高が前年同期の40倍超になった。
3つ目が業界の構造的な問題だ。
経済産業省は増産テコ入れへ設備投資するメーカーに最大3000万円を補助する。「問い合わせは相当数」(経産省)なのに、現時点で支給が決まったのはハタ工業(石川県かほく市)など3社だけだ。国内メーカーは中小企業が多く、特需に対応した追加投資には慎重だ。

あるメーカーは補助条件が3月末までの設備の導入という点に触れ「使い勝手がよくない」と指摘する。ユニ・チャームは24時間体制で通常の2倍の週2500万枚弱を生産する。4月までに1000万枚を追加増産するが使うのは遊休設備。「新設備を入れると1年近くかかる」(高原豪久社長)ためだ。
背景には労働力の不足もある。興研は神奈川県中井町の工場で、2カ月限定で夜間労働者約10人を臨時採用したが「従業員の教育に時間がかかる」。ユニ・チャームもナプキンや紙おむつなど他部門からかき集めた。
政府は3月には月6億枚超の規模にする方針を打ち出した。足元が週1億枚と月換算で4億~5億枚のため、さらに1~2億枚上積みする計算だ。
シャープが3月半ばから1日15万枚の生産を始めるなど異業種の参入もあり、政府目標の6億枚の達成には近づいている。だが業界で正確な数字が把握できておらず、「6億枚で十分かもわからない」(日本衛生材料工業連合会)との声もある。

(日経新聞)



マスク不足に頭を悩ますのはまだ続きそうです。
by kura0412 | 2020-03-04 09:42 | 医療全般 | Comments(0)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412