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6%台に突入

平成25年度の歯科医療費は2兆7,200億円(概算速報値)

8月26日に厚労省より「平成25年度医療費の動向」が発表された.
これは,同省より毎月「最近の医療費の動向」として発表されている速報値の集計であり,労災・自費等の医療費を含まず,国民医療費の約98%に相当している.

歯科医療費は2兆7,200億円(うち診療所は2兆5,800億円見当)で,1歯科診療所当たり医療費(診療報酬)は3,825万円(前年比+0.5%),1日当たりの歯科医療費は6,500円(前年比+0.3%)だった.
総医療費は39兆3,000億円(前年比+2.2%),うち医科医療費は29兆4,000億円(同+1.4%),歯科医療費は前述のように2兆7,200億円(同+0.8%),調剤医療費は7兆400億円(同+5.9%)だった.
なお,総医療費に占める歯科医療費の割合は6.9%である.

【ヒョーロンニュース】



昨年度の医療費の伸びが医科と更に0.6ポイント開き、ついに総医療費に占める歯科医療費の割合が6%台に突入しました。
by kura0412 | 2014-08-30 08:47 | 歯科医療政策 | Comments(0)

これからのアベノミクスは経済への不満という時限爆弾との戦いか

安倍内閣は、成長戦略の効果がでてくるまでのタイムラグをどう乗り切る

アベノミクスの第一の矢の異次元の金融緩和が、円安誘導となり、それが株価を上げる効果を生みました。それが輸出企業の好決算を呼んだわけですが、弊害もではじめてきています。しかし、円安が進んでも輸出は増えず、またインフレを見込んで投資が進むという当初の目論見も成功していません。金融政策の限界が見えはじめてきている昨今です。第二の矢の財政出動の拡大も限界があります。
日本の経済にとっては、第三の矢の成長戦略がアベノミクスの本丸であることはいうまでもないことですが、やはりそれしかないと考える人は少なくないのではないでしょうか。
しかし、問題は規制緩和やその他の企業の投資を呼びこむ成長戦略の手を打ったとしても、その効果がでてくるには2~3年の期間を要することです。

もし日本の産業構造が、成長性の高い分野で、付加価値が高く、また国際的な競争力を持っている産業の厚みあれば、円安はビジネス・チャンスとなり、インフレ期待が加われば、企業投資は積極的になります。
確実に売上の増加、国際的なシェア競争で優位に立てることが期待できるとなれば、企業は敏感に反応します。しかし産業として成熟してしまい、また欧米の経済も停滞してくると、いくら設備投資を行い、供給力を高めても、競争が激化し、価格競争を誘発するだけとなると、投資は望めません。
日本の産業の課題の中心は、成熟した分野から抜けだして、これから確実に成長する市場にどうチャレンジし、成長産業を育てていくかにかかってきています。言いかえれば、企業の投資や新しい産業が起こってくるしかけが成長戦略の本丸になってきます。

規制緩和はそのもっとも重要な切り口になってきます。
しかし、たとえばiPS細胞をめぐっては、再生医療分野への期待だけでなく、規制緩和によって、創薬や周辺ビジネスへの参入が活性化してきていますが、本格的に市場が伸びてくるのはまだまだこれからです。iPS アカデミアジャパン 株式会社
また古い停滞した産業から、より成長性が高く、付加価値の高い産業に人材が移ってこそ、新しい産業が育ってきますが、人材の流動化に対しては、誤解もあってか、大胆な手が打つことが困難で、また実際に人材の流動化が起こっても、それですぐさま経済成果を生まれてくるというものではありません。
そう考えると、そろそろ第一の矢、第二の矢の短期的な効果という点では種が尽きはじめ、第三の矢の効果で、企業が動き出す、たとえ明るい雰囲気だけでもでてくるまでにはタイムラグがでてきます。
しかし、そのタイムラグの間にも、エネルギーコストや、輸入物価は高止まりし、さらに高速道路料金の実質値上げで物流コストも上昇するなど、企業にとっても、国民にとってもつきつけられてくるのは厳しい我慢です。

以前、安倍政権が危うくなってくるのは、外交ではなく経済だろうと書いたことがありますが、その経済状態への不満という時限爆弾が刻々と時を刻み始めてきているように見えます。
ただ、野党があまりに弱く、また石破幹事長の立場が微妙になったことで、与党でも安倍総理と競い合う人材がいないままに、企業や国民が我慢するという時期が長引くのでしょうか。つまらない政局ではなく、安倍内閣がこのタイムラグをどう乗り切るのかが注目されます。
しかし、こういう時にこそ、政府頼みではなく、それぞれのビジネスで、新しい価値創造にむけたチャレンジを行う気持ちをもつことのほうがはるかに大切だと思っています。チャレンジした企業や個人を評価する気持ち、チャレンジ精神を大切にする風土があってこそ、新しいビジネスも育ってくるのですから。

【大西 宏のマーケティングエッセンス】



ここで示されているようにアベノミクスが真の意味での経済効果が出ているまで、安倍政権への国民の評価がどう変化するかが大きなポイントの一つになりそうです。
となると、やはり消費税10%増税は大きなカギを握ります。
by kura0412 | 2014-08-29 11:21 | 政治 | Comments(0)

日本IBM健保組合でも

医療費どう抑える 健康なら「1万円」支給
新潮流をつかむ(5)

岡山県中南部に位置する総社市に各地の自治体の目が集まっている。市が運営する国民健康保険は自営業者のほか、高齢者や低所得者の加入が多く、医療費の増加で赤字が続く。市は基金を取り崩して支えているが、数年で底をつく見通しだ。そこで立て直しに向けある奇策に出たのだ。
特定健康診査(メタボ健診)を受けて、1年間医師にかからなかった加入者にもれなく1万円を支給。スポーツ大会など健康事業に3回参加すれば、抽選で最大10万円が当たる――。
現金還元で健康意識を植え付ける試みに批判があるのは承知の上だ。「仮に数百万円支出しても、治療費が年間500万円かかる重い人工透析患者が1人でも減れば、成果があったといえる」(片岡聡一市長)

■25年度は54兆円
病気やけがの治療で2011年度に全国の病院などに支払われた額(国民医療費)は約38兆6千億円で、10年間で約7兆5千億円増えた。だが、膨張はまだ続く。政府推計によると、団塊の世代が75歳以上になる25年度は患者の窓口負担を除いても54兆円になる。
「現状を放置すれば、日本の医療はいずれ持続できなくなる」とする大和総研の鈴木準主席研究員の指摘は決して大げさではない。だが、医療の崩壊を望む人はどこにもいない。

東京都中央区の日本IBM本社。昼すぎ、各フロアの洗面所は丁寧に歯を磨く社員でいつも混み合う。
どうすれば医療費を減らせるのか。同社健康保険組合は歯周病の予防に着目した。産業歯科医の加藤元氏によると、糖尿病の人が歯周病になると症状が悪くなるなど口腔(こうくう)と生活習慣病は関連性があるとされる。予防歯科は健康管理の第一歩だという。
これまでに全社員の3分の2にあたる約2万2千人が口腔ケアの指導を受けた。健保の医療費の1割を占める歯科だけをみても、開始8年目の11年、何もしなければかかっていた医療費を抑制できた累積額が口腔ケア指導の総コストを3200万円上回った。

厚生労働省は昨年、生活習慣病の予防を進め、価格の安い後発医薬品(ジェネリック)の使用を広げれば25年までに医療費を4兆4千億円減らせるとの目標を初めて公表した。15年度にも都道府県ごとに抑制の数値目標を設ける考えだ。

■患者は賢く利用
とはいえ、世界中を見渡しても、医療費抑制の決定打はない。
予防は個人の健康のためには必要だが、生涯医療費などを含めると医療費を抑えられるとの明確な根拠はない。ジェネリックの利用も限界がある。名城大の坂巻弘之教授は「例えば、高齢者が受ける医療はどれだけ治療や投薬をしても一定額とする仕組みに変えるなど、診療費の中身にまで踏み込まないと抑制は難しい」と語る。
国や企業、医療関係者だけが努力すればよいという話でもない。
患者に医療の仕組みを教える講座を開くNPO法人「ささえあい医療人権センターCOML」(大阪市)の山口育子理事長は「患者が賢く病院を利用し、無駄な受診や投薬をなくせば、医療費はもっと減らせる」と指摘する。国民の意識も大きく変わらないと、この国の医療に未来はないかもしれない。

【日経新聞】


デンソーだけではなく日本IBM健保組合でも積極的な取り組みをしているようです。
by kura0412 | 2014-08-28 09:36 | 歯科医療政策 | Comments(0)

『日本歯科医師会、大久保満男会長が任期限りで引退表明』

日本歯科医師会、大久保満男会長が任期限りで引退表明

日本歯科医師会の大久保満男会長は、8月27日の定例記者会見に先立ち、次期会長選挙に出馬しない意向を明らかにし、今期限りでの引退を表明した。大久保氏は8年前に日歯会長に就任、現在三期目を務めており、来年6月までの任期となっていた。

大久保氏は任期を10ヶ月余り残して引退を表明することについて、「今期限りということは当初から決めていたが、次期会長選の立候補者が全国に考えを伝え、政策をまとめるには最低でも3ヶ月かかることを配慮し、早期に表明することを決めた。なお、早期の引退表明によって対外的に組織が〝死に体〟になるという懸念もあったが、その点については現執行部が十分対応できる力を持っていると確信している。残る任期を今まで以上に組織、会員、そして国民のために努めていきたい」と述べた。

【歯科News&Topics/DENTAL VISION】
by kura0412 | 2014-08-28 09:01 | 歯科医療政策 | Comments(0)

『介護も含める総医療費』

医療費40兆円に迫る 13年度2.2%増

厚生労働省は26日、2013年度の概算の医療費が前年度比2.2%増の39兆3千億円になったと発表した。介護費用を含む保健医療費を見ると、国内総生産(GDP)の1割を超し先進国の平均を上回る。西日本の1人当たり医療費が東日本を上回る「西高東低」の解消など課題が山積みになっている。
概算医療費は、1年間に使った医療費の合計である国民医療費の約98%に当たる。11年連続の増加で過去最高を更新した。

膨張の主因は高齢化だ。75歳以上の1人あたり医療費は92万7千円。74歳以下の4.5倍近くになる。75歳以上の人口は13年で1560万人で10年前の約1.5倍に増えており医療費増が止まらない。
技術の高度化も影響している。医療費の単価にあたる1日あたり医療費は1万5213円で、前年度比3.1%増えた。抗がん剤などの新薬、新型の医療機器や手術が増え、医療費の膨張につながっている。
日本医師会は「日本の医療費総額は必ずしも大きくない」と主張してきた。だが、介護も含む保健医療支出で見ると、日本はGDP比で10.3%となり初めて1割を超えた。OECDの平均値や英国(いずれも9.3%)を上回り、ドイツやフランスに迫る規模だ。
日本の高齢化は世界最速で進んでいる。団塊の世代の高齢化で75歳以上の人口は25年に2179万人まで増える見込み。医療費の膨張が経済成長を上回るペースで進む公算が大きい。

政府は給付に見合う負担を求めるために消費増税に踏み出した。だが増税で税収が増えることもあって、医療費の無駄を抑制する機運は乏しくなっている。
例えば、安い後発医薬品の普及が遅れている。
欧米では6割以上が後発薬だが日本では4割程度にとどまる。混合診療の仕組みを活用し、高額な医療を保険適用の対象から外すといった抜本策の検討も視野に入ってくる。

【日経新聞】



紙面でのグラフには『介護も含める総医療』という新たな言語、考え方が出ていました。日医は反発すると思います。
by kura0412 | 2014-08-27 17:10 | 医療政策全般 | Comments(0)

歯科治療を週刊誌的に政治的なネタに使うと

9日間で4回歯を治療した安倍晋三首相 歯科医師が症状を分析

歯痛は厄介だ。夜は眠れないし、仕事をしていても集中力がなくなる。ゴルフなんてしようものなら、スコアがまとまらず苦労する。普通は歯医者に行けば、痛みは大幅に緩和される。だが安倍晋三首相の場合、ただの歯痛ではないらしい。
安倍首相は中南米訪問から帰国した8月4日、羽田空港に到着して皇居で帰国の記帳を済ませると、そのまま衆議院第1議員会館内にある「歯科診療室」に駆け込んで約30分間治療を受けた。その慌ただしさから、政府専用機内でよほどの痛みに悩まされていたと想像できる。
痛みは簡単にはひかなかったようだ。同じ歯科診療室に翌々日の6日、そして11日にも通い、翌12日にも静養のためにお国入りした地元・山口でわざわざ支援者の歯科医に診てもらっている。

では、9日間に4回も治療しなければならないとなると、どんな症状が考えられるのか。歯科医師の杉山正隆氏はこうみる。
「短時間の診療を頻繁に行なっていることから想像すると、歯根嚢胞(のうほう)、根尖(こんせん)性歯周組織炎といった歯周病関連の可能性があります。
あるいは『フィステル』。これは歯の神経を取った場所に菌が入り歯茎の一部におできのようなものができる症状です。とても痛く、ストレスや体調不良で悪化しやすい」
官邸内部でも、首相の歯の異変は「ストレスが溜まっているのではないか」という見方が強い。
「総理はストレスを感じると歯にくるようです。昨年4月にロシアを訪問した際にも、ここ一番と臨んだプーチン大統領との首脳会談直前に歯のひどい痛みを訴えて、現地で歯医者を探せと大騒ぎになったことがある」(側近の1人)
これには後日談がある。
ロシアからの帰国後、治療を受けた現地の医療機関から高額の請求書が届いたのだ。首相自身が、昨年9月に開かれた日本歯科医師会のパーティの挨拶でこう語って会場を沸かせた。
「いよいよプーチン大統領との会談という時に、奥歯が痛くなった。あとで請求書を見て、やっぱり日本の皆保険は素晴らしいと思い、制度の断固維持を決断しました」
強いプレッシャーやストレスに直面すると「歯に症状が出る」という人は少なくない。安倍首相の置かれた状況を見ると、支持率はジリジリ低下し43%と過去最低に(時事通信調査)。看板のアベノミクスはここに来て消費増税による大幅な落ち込みが顕在化するなど前途多難だ。そのうえ首相就任以来、50か国近くもの外遊や国内視察のハードスケジュールを詰め込んでおり、疲れが溜まっているのは間違いない。

【週刊ポスト2014年9月5日】



週刊誌的な報道です。
安倍首相、ロシアの歯科治療が高いだけではなく、日本が安すぎるのですよ!
by kura0412 | 2014-08-27 10:07 | 歯科 | Comments(0)

(あり得ない話ですが)万が一医療費が減少となったら

医療費39.3兆円、高齢化で最高更新 13年度2.2%増

厚生労働省は26日、2013年度の概算の医療費が前年度比2.2%増の39兆3千億円になったと発表した。11年連続で増え、過去最高を更新した。受診頻度が多い高齢者が増えたのに加え、先進的な薬や手術などを使うなど医療の高度化もあり、費用が増えている。

概算医療費は労働災害や全額自費の自由診療などを除いた医療費の速報値。1人あたりの医療費は約30万8千円で、やはり過去最高となった。
75歳以上の医療費は1人あたり92万7千円で、74歳以下の4.5倍近い。医療費の単価にあたる1日あたり医療費は1万5213円で、3.1%増えた。

【日経新聞】



あり得ない話ですが、何が一医療費が減少となったらばマスコミはどんな反応をするでしょうか。
by kura0412 | 2014-08-26 18:21 | 医療政策全般 | Comments(0)

医師会との連携した事業

歯科治療で生活習慣病の改善なるか 信大・塩尻市など検証へ

長野県塩尻市と信州大医学部などは19日、歯周病など口腔(こうくう)内の治療が生活習慣病の改善につながるかを検証する調査を、本年度から3年間かけて実施すると発表した。市の特定健診に合わせて同学部が歯科検診をして調べる。市と同学部、塩筑医師会、塩筑歯科医師会が同日、調査で連携する協定書に調印した。

受診者に歯科治療を促し、糖尿病や動脈硬化など生活習慣病に関連するデータが改善するかどうかを明らかにする目的。同学部歯科口腔外科学講座の栗田浩教授によると、歯周病などの病気で、心臓病や循環器疾患、糖尿病などの生活習慣病に悪影響を及ぼす研究結果が出ているという。
歯科検診と特定健診の結果を照らし合わせ、口腔内の状態と、血糖値や血中コレステロール値など生活習慣病と関わり深いデータとの関連を調べ、治療による効果を分析する。また、同学部は受診者を対象に保健指導も行う。
歯科検診の対象は、国民健康保険に加入する20歳と、25歳、30~74歳まで。任意で費用は無料。市健康づくり課によると、本年度は約2400人が受診する見込みだ。栗田教授は「検診などの受診者に歯科治療によって予防効果があるか検証したい」としている。



医師会との共同は従来とは違った印象の事業です。
by kura0412 | 2014-08-25 15:15 | 歯科医療政策 | Comments(0)

石破氏、安保相辞退のニュースが

石破氏:安保相を辞退へ 安倍首相と意見相違

◇集団的自衛権、「基本法案」提出に意欲の石破氏
自民党の石破茂幹事長は22日、9月3日にも行われる内閣改造・党役員人事で、安倍晋三首相が打診した安全保障法制担当相への就任を辞退する意向を固めた。
安保法制をめぐって首相の考えと距離があることや、来年秋の党総裁選への出馬をにらみ、入閣に消極的な側近議員の意向を踏まえた。

石破氏は22日、側近議員に対し、安保担当相の受け入れについて「安全保障のプロセスを含め、首相の考えとは隔たりがある」として、首相から打診されても受諾しない考えを伝えた。石破氏は来週中に首相と会談し、こうした考えを伝えるとみられる。
首相は先月末、石破氏と会い、幹事長交代と安保担当相の就任を打診。首相は6日の記者会見で安保担当相について「丁寧で分かりやすく説明できる人にお願いしたい」と述べ、安保政策に精通する石破氏の起用に意欲を示していた。
石破氏は7月1日に閣議決定した集団的自衛権の行使を容認する政府方針をめぐり、自民、公明両党の与党協議メンバーを務めた。ただ、閣議決定の文案作成など主要部分については、座長の高村正彦副総裁が主導。石破氏が集団的自衛権を幅広く容認する自民党の「国家安全保障基本法案」の提出に意欲を示すのに対し、「限定容認」の政府方針を決めた首相との開きは大きい。
石破氏は2012年秋の自民党総裁選で首相と対決し、党員投票ではトップとなった。来年秋の総裁選でも「ポスト安倍」の有力候補と目されている。このため、石破氏の周辺からは「閣内に取り込まれれば、総裁選出馬さえ難しくなる」との慎重論が浮上。石破氏も総裁選をにらみ、首相官邸と一定の距離を取った方が得策と判断した模様だ。
ただ、政府・与党内では集団的自衛権の閣議決定で支持率が低下したことを踏まえ、「石破氏を閣内に取り込んでおいた方が望ましい」(自民党関係者)との見方があり、首相が新たな条件で入閣を提示する可能性も残っている。
自民党役員人事では、野田聖子総務会長、高市早苗政調会長が交代する見通し。首相が幹事長交代に踏み切った場合、後任幹事長として岸田派会長の岸田文雄外相を推す声がある。一方、来年春の統一地方選に向けた党内の引き締めを重視し、河村建夫選対委員長や二階俊博衆院予算委員長らベテランの起用を求める動きも出ている。

【毎日新聞】


一時は安保相を受けるというニュースもありましたがまだ流動的のようです。
いずれにせよ石破幹事長の動向が今回の改造内閣の大きなポイントになりそうです。
by kura0412 | 2014-08-23 12:26 | 政治 | Comments(0)

健康産業という意識も必要か

経産省、健康産業育成へ新基金 数十億円規模、地方の雇用拡大-

経済産業省がまとめた地域活性化策の概要が18日分かった。病気予防などの健康産業を地方で育てるため、新事業に資金供給する数十億円規模の基金を9月にも設立する。
ほかにも地元経済を支える中核企業を重点支援するとともに、ベンチャー企業も政府調達で優遇し、地方の雇用を拡大して働き手の流出に歯止めをかける狙い。
経産省は関連施策を2015年度予算の概算要求に盛り込む。ただ、従来の政策の焼き直し的な内容も含まれており、人材の確保や企業の積極的な参加を引き出せるかが成否の鍵を握りそうだ。

【共同通信・2014年8月18日】



地域の医療・健康産業支援へ基金 活性化機構など

地域経済活性化支援機構は大手都市銀行と地銀の約10行と共同で「地域ヘルスケア産業支援ファンド」を年内に新設する。出資総額は約100億円。地域に根ざした健康医療サービスを後押しするのが目的で、事業者に1件あたり5億~10億円を出資。事業計画づくりなどを支援していく。

ファンドは異業種との提携交渉も進める。
例えば、高齢者に健康食を届ける事業者を、地域の病院や運送業者と結びつければ顧客層が広がる。血液検査の検診サービスをする事業者と、地域の鉄道会社をつなげ、駅構内での検診も可能にする。
経済産業省は事業者の資金繰りを融資で側面支援する。人件費などに使う資金を低利または無担保で貸す日本政策金融公庫の制度に、健康医療分野を追加する方針だ。
高齢化の進展などを背景に、公的保険の外で運動・栄養の指導や検診サービスをする事業者は年々増えている。ただ大半は事業が不安定な中小企業。ファンドの支援で事業が軌道に乗れば、銀行融資も受けやすくなる。

【日経新聞・2014/6/5 】



二ヶ月以上も前に日経新聞で報道されたニュースを共同通信が昨日配信です。何か意味があるのでしょうか。
いずれにせよ歯科界も健康産業という意識もこれから必要です。
by kura0412 | 2014-08-21 14:56 | 医療政策全般 | Comments(0)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412

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ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

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