<   2012年 10月 ( 43 )   > この月の画像一覧

橋下市長の考えはある意味至極当然です

石原新党との連携、感覚も世代も違う…橋下市長

新党・日本維新の会代表の橋下徹大阪市長は31日、石原慎太郎東京都知事が近く旗揚げする「石原新党」との連携について、「難しい。石原氏個人とはやりたいが、(新党の母体となる)たちあがれ日本のメンバーとは感覚的にも世代的にも違う」と述べた。大阪市役所で記者団に語った。
現状では次期衆院選での連携は困難との考えを示したもので、民主、自民両党に対抗する「第3極」結集の動きにも影響を与えそうだ。

【読売新聞】




石原前都知事がいう第三極だけで大同団という考えには、さすがに無理があるようです。
これで第三極の動きは不透明になってきました。
by kura0412 | 2012-10-31 16:47 | 政治 | Comments(0)

『他の業界団体の動向にも影響を与えそうだ』

日歯連、参院選で自民候補推薦 民主支援を撤回

日本歯科医師会(日歯)の政治団体である日本歯科医師連盟(日歯連)は31日、都内で臨時評議員会を開き、来年夏の参院選比例代表で自民党現職の石井みどり氏(63)を推薦することを決めた。
政権交代後の前回2010年参院選で打ち出した民主党支援を撤回し、従来の自民党支持に回帰する。日本医師会など他の業界団体の動向にも影響を与えそうだ。

【共同通信】
by kura0412 | 2012-10-31 13:45 | 政治 | Comments(0)

歯科も認知症が10人に1人いることへの対応が

「10人に1人が認知症になる覚悟を」- 厚労省・迫井課長

厚生労働省老健局老人保健課の迫井正深課長はこのほど、保健・医療・福祉サービス研究会が主催する老人保健施設(老健)をテーマとしたセミナーで講演した。
迫井課長は、今後、認知症は極めて重要なテーマとなるとした上で、「日本社会全体が『10人に1人は認知症になる』という覚悟を固める必要がある」と訴えた。

また、ケアマネジメントの質向上も今後の重要なテーマと指摘。
「1人ひとりのケアマネジャーの資質を向上させる工夫と同時に、ケアマネジメントの質を向上させるための仕組みの整備も大切」と述べた上で、具体的には、地域ケア会議をどのように位置づけるかが重要になるとの認識を示した。
今年4月、定期巡回・随時対応型訪問介護看護(24時間訪問サービス)や複合型サービスが導入された点については、「(団塊の世代が後期高齢者となる)2025年を目指した最初の一歩」とする一方、より実情にあったサービスを実現するため、継続して改善に取り組む必要があるとも述べた。
老健については、「医療サービスの充実が今後の課題」と指摘。
また、今年4月の介護報酬改定で、短期集中リハビリテーション実施加算やターミナルケア加算の報酬や要件が見直された点に触れた上で、看取りや在宅復帰を目指したリハビリへの老健の積極的な取り組みが期待されるとした。

【キャリアブレイン】



歯科も、認知症が10人に1人いることを念頭に今後の診療対応を求められることになります。
by kura0412 | 2012-10-30 16:47 | 介護 | Comments(0)

雪崩現象になるのでしょうか

既に死に体・明日はない…苦境の「あと6議席」

29日召集された臨時国会で、野田首相は「明日への責任」を所信表明演説で強調したが、同じ日に民主党衆院議員2人が離党届を出すなど、首相を取り巻く政治情勢は険しさを増している。
国会は冒頭から与野党が対決し、内閣不信任決議案の可決や衆院解散・総選挙の可能性もはらみつつ、波乱含みの展開が予想される。

首相は所信表明演説で、「明日への責任」という表現を20回連発した。締めくくりでは、「この国会が明日の安心をもたらし、明日への責任を果たす建設的な議論の場となることを強く期待」すると述べ、野党の協力に期待感を示した。
しかし、自民、公明両党は、「野田内閣に『明日』はない」(自民・安倍総裁)、「既にレームダック、死に体になった野田内閣に課題をやり遂げる力も資格もない」(公明・井上幹事長)として、年内に衆院解散に追い込む姿勢を強めている。

国会だけではない。政権運営全体がこれまで以上に厳しさを増している。
28日の衆院鹿児島3区補欠選挙では、与党・国民新党が持っていた議席を失った。
翌29日には、民主党の熊田篤嗣(あつし)(大阪1区、当選1回)、水野智彦(比例南関東、当選1回)両衆院議員が離党届を提出した。両氏は地域政党・減税日本(代表・河村たかし名古屋市長)への合流を検討している。民主党は2人を除籍(除名)とする方針だ。
2人が除籍されれば、衆院で与党の統一会派は245人(みんなの党に移った杉本和巳氏を除く)となり、28日の補選を受け自民に加わる1議席を含めると、衆院過半数(240)割れまであと6人に迫っている。

【読売新聞】



石原新党が第三勢力呼び水になって雪崩現象となるのでしょうか。
年内解散の可能性はまだ残っているようです。
by kura0412 | 2012-10-30 11:18 | 政治 | Comments(0)

仙谷氏の発言が医療界全体に波紋が

日医「TPP反対は被害妄想」発言に行動- 国民世論への訴えかけ続ける

民主党の仙谷由人副代表が、政府の環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加に対し反対している日本医師会(日医)を、「被害妄想にとらわれている」などと発言したことをめぐり日医は、改めて国民世論に向けてTPP反対の考えを訴えていく方針を示した。
日医が28日、東京都内の日医会館で開いた臨時代議員会で明らかにした。年末に日医をはじめとした医療団体による国民集会を開催する。

この日の代議員会では、都道府県医師会の代表者らが、25日に都内で開かれた講演会での仙谷氏の発言を問題視し、改めてTPP交渉参加への日医執行部の考えと、今後の運動方針を問う声が相次いだ。
これに対して、日医の中川俊男副会長は、「日医は今年3月、情勢を分析するたびに日本の公的医療保険制度が危ういと分かり、改めてTPP交渉参加に反対を表明した。TPPは、日本の医療を営利市場として開放することを求めてくる。日医は、所得により受けられる医療に格差をもたらすTPPに明確に反対する」と強調した。
中川氏が、「日医は国民皆保険の堅持が見えないTPPには断固反対する。医療・介護はこれからの日本を支える。そのために、医療・介護の効率化の視点を入れるのではなく、十分な財源を入れること。それが医療再生、ひいては日本再生を実現すると確信している。最も大切なのは、国民に発信していくこと」と述べると、会場から拍手がわき上がった。

【キャリアブレイン】


仙谷議員の発言には政治的な裏があるかのか否かは分かりませんが、その流れによっては、医療界全体に民主党政権への対応に大きな変化を与えるかもしれません。
by kura0412 | 2012-10-29 17:05 | 政治 | Comments(0)

都知事も加わって4回選挙

猪瀬氏「仕事続ける」=知事選、12月16日投開票で調整―東京都

東京都の猪瀬直樹副知事は26日、石原慎太郎知事の辞職に伴う都知事選への出馬について「(知事の)職務代行として都政を守るために仕事をやり続ける」と述べ、改めて明言を避けた。都庁内で記者団に答えた。
猪瀬副知事はまた「都政に空白をつくらないため僕も忙しくなるということ」と強調した。
石原知事は辞職を表明した25日の記者会見で、後継として「猪瀬さんで十分だと思う。あれだけ優秀な副知事は見たことがない」と猪瀬氏の名前を挙げている。知事の辞職の同意を求める臨時議会は31日に開会、知事選は12月16日投開票で調整が進められている。
辞職表明から一夜明けた石原氏は、都内の自宅前で雲一つない空を指さし「空を見なさい。さっぱりしている」と心境を語った。 

【時事通信】




これで東京都は衆参両議院、都議会、そして都知事の4回の選挙を9か月の間に実施することになりました。
by kura0412 | 2012-10-26 15:21 | 政治 | Comments(0)

再び水野議員民主党離党の報道が

<民主党>熊田衆院議員が離党へ 水野議員も検討

民主党の熊田篤嗣衆院議員(41)=大阪1区=が26日午後、同党に離党届を提出する見通しになった。熊田氏は地域政党「減税日本」(代表・河村たかし名古屋市長)への参加を検討している。
さらに民主党の水野智彦衆院議員(56)=比例南関東=も減税日本入りを念頭に離党を検討していることが明らかになった。
東京都の石原慎太郎知事が新党結成を表明した翌日に民主党内で離党の動きが表面化したことで、野田政権にさらなる打撃となるのは必至だ。

減税日本は臨時国会が始まる前の「国政政党化」を目指しており、民主党の離党予備軍に精力的に参加を呼びかけていた。
減税日本にはこれまでに小泉俊明氏(茨城3区)、小林興起氏(比例東京)、佐藤夕子氏(愛知1区)の3衆院議員が参加しており、熊田、水野両氏が加われば、国会議員5人以上という政党要件を満たすことになる。
熊田、水野両氏は先の通常国会で消費増税法に反対し、当選1回の議員らとグループをつくり活動していた。

民主党は現在、9人が離党すると衆院で与党過半数割れに陥る状況にある。
離党の動きは2人以外にもあり、党執行部は若手議員を政府・党の役職に積極的に起用するなど、離党を抑える取り組みに力を入れていた。それでも離党者が続く形になり、危機感を強めている。

【毎日新聞】
by kura0412 | 2012-10-26 15:17 | 政治 | Comments(0)

審議拒否せずによって

自民、審議拒否せず…特例公債法案、成立容認へ

自民党は25日、臨時国会(29日召集)では審議拒否戦術をとらない方針を固めた。
赤字国債発行に必要な特例公債法案についても、成立を容認する方向で調整に入った。野田首相が求める懸案処理に協力し、年内の衆院解散が可能な状況をつくる戦術に転換する。

安倍総裁ら党執行部は25日夜、都内のホテルで国会対応を協議し、〈1〉衆院では首相の所信表明演説と各会派による代表質問の本会議を欠席する〈2〉野党が多数を占める参院では本会議を開かない方向で各党と調整する――との方針を固めた。ただ、衆参の予算委員会開催や法案審議には、原則として応じることとした。
予算委では、年内の解散に応じる姿勢を示さない首相を、「『近いうちに信を問う』との約束は食言ではないか」と追及する構えだ。辞任した田中慶秋前法相の任命責任でも首相を攻め立て、政権に打撃を与えた方が党の存在感の発揮につながるという判断だ。

【読売新聞】



自民が審議拒否しないことを本音としては、政府与党は歓迎しているでしょうか。
いずれにせよ、年内解散は可能性は少なくなったようです。
by kura0412 | 2012-10-26 15:12 | 政治 | Comments(0)

『野田さんはケジメがなくなった』

野田さんはケジメがなくなった

ケジメという言葉は、なぜか片かなで書きたくなる。好みの問題かもしれないが、漢字ならどんな字になるのか、辞書を引いてみると、漢字はないらしい。
それはともかく、最近の政界をみていて、一つ感じることは、ケジメが甚だあいまいになった。ケジメをつけるべきところはつけておかないと、あとがみんなおかしくなる。ところが、つけようとしないで、割合平気に流れているのではないか。

昔の話になるが、一九八九年だから二十三年前のことだが、海部俊樹さんが首相に就いた、昭和生まれの初めての首相だった。実力でなったのではなく、時のキングメーカー、金丸信さんのご指名といわれ、みんながそんな目でみていたのだ。
当時、やはり金丸さんのご指名で小沢一郎さんが四十七歳の若さで自民党幹事長に就任し、
「担ぐ御輿は、軽くてパーなヤツが一番いい」
と漏らしたとかで、新聞のゴシップ記事にもなった。海部さんを蔑視した発言であることはいうまでもなく、誰もが知っていた話だから、いまさら紹介するまでもない。
問題はその先である。
海部さんは名誉を傷つけられながら黙っていたのか。当時は、表向きなんの動きもなかった。ところが、二〇〇九年の衆院選で落選(愛知九区)したあと出版した『政治とカネ−海部俊樹回顧録』(新潮新書・二〇一〇年刊)のなかで、海部さんなりのケジメをつけていたことがわかったのである。こう記している。
〈私に関する小沢発言のなかで、最も有名なのはこれ(「軽くてパー」発言)だろう。人づてに聞いた私は、彼に直接訊いた。
「言ったのかい?」
すると彼は、しゃあしゃあと、
「言った憶えは断じてない。記事を書いた記者を呼びつけましょう」
と凄んでみせた。
もちろん、私はそんなことはしなかったし、要は、首相と幹事長の間柄として、腹に溜めたままにしておきたくなかっただけのことだ。真相はどうでもいい。上に立つ者は、それくらいは飲み込んでしまわないといけない。……〉
小沢さんに問いただしたことをその時に公表したほうがもっとよかっただろうが、まあ、それはいい。私は読んで内心救われた気がした。海部さんは黙っていなかったのだ、と。

さて、昨今である。
一つは尖閣諸島の国有化だ。私は国有化は判断ミスだと思っている。なぜ野田佳彦首相がそんな決断をしたのか、ずっと解せなかった。
ところが、十月十二日、前原誠司国家戦略相がBS朝日の番組で、内幕を明かし、翌朝各紙の囲み記事になったので、読まれた方も多いだろう。
それによると、野田首相は国有化決定の前、石原慎太郎東京都知事と秘密会談をしたが、
「石原さんは『(中国との)戦争も辞せず』みたいな話をして、首相はあきれた。国として所有しないと、都に渡したら大変なことになると考えたのだ」
と前原さんは述べたという。
石原発言が国有化という強硬策の理由だったというのである。しかし、これもおかしな話だ。都が戦争できるはずもなく、あきれるのはいいとして、自衛隊最高指揮官の野田さんが石原発言にたじろぐことはまったくない。
そういう趣旨のことを十三日の民放テレビで私が述べたら、同席した議員が、
「前原さんの話は(野田・石原会談の)同席者からの伝聞で、正確かどうかわからない」
と言う。
そうかもしれない。それならなおさら、野田さんは国民に対して真相を述べ、ケジメをつけなければならない。国有化は日中を揺るがす大騒動に発展し、あちこちに実害が発生しているのだ。決定責任者があいまいにしたまま沈黙することは許されないと思う。

◇原発ゼロ、復興予算流用 「近いうちに」どうする?
もう一つ、消費増税をめぐる対応でも同じことが言える。
これは新聞のコラムにも書いたことだが、みんなの党の江田憲司幹事長が『財務省のマインドコントロール』(幻冬舎・三月三十日刊)という本を出し、
〈財務省にしてみれば、野田という政策も行政経験もない政治家を操ることなど、赤子の手をひねるよりたやすい。……〉
などと書いた。野田さんはパペット(操り人形)だというのである。
言いたい者には言わせておけ、ということかもしれない。しかし、学者や評論家、テレビ・コメンテーターの発言ならともかく、公党の首脳が活字でばっさり切り捨てたのだ。野田さんは反論するなり、撤回を求めるなり、きちんと対応してケジメをつけないと、国民の側は、ひょっとしてそうなのかな、と思ってしまう。
たまたま気づいたことを二つあげたが、似たようなことがあちこちに転がっているのではないか。
〈二〇三〇年代に原発稼働ゼロを目指す〉という政府方針も、方々から矛盾点を指摘されたまま漂流している。復興予算の流用問題に至っては、話にならない。いまごろになって、野田さんに、

「厳しく絞り込む」
なんて言われても、誰も信用する気になれないのだ。
なぜこんなメチャクチャなことになったのか、というもとのところから、最高責任者の野田さんは謙虚に振り返り、ケジメをつけていかなければ、政権は確実に失速する。
さらにつけ加えるなら、「近いうちに」発言だ。世間のはやり言葉になってしまった。野田さんがこれにどうケジメをつけるのか、大げさでなく全国民が注視している。
「(消費増税法が)成立した暁には、近いうちに国民に信を問う」
と民・自・公三党首で合意したのは八月八日、すでに二カ月半が過ぎている。野田さんは、
「忘れたわけではない」
と言っているそうだが、このままあいまいな態度を続ければ、〈ケジメなき首相〉という失格の烙印を押される。海部さんを見習ったほうがいい。

【岩見隆夫・サンデー時評】




このままで進むと党内外から野田降ろしがうごきだすかもしれません。
by kura0412 | 2012-10-25 11:06 | 政治 | Comments(0)

国対レベルでも歩み寄る気配なし

5分で決裂の国対会談

昨日は与野党の国対委員長会談が開催されました。
毎年の臨時国会開催前の慣例のようなものですが、与党(民主党)が呼びかけて開催されたものです。第一回目の国対委員長会談が3時半から1時間でした。民主党の山井国対委員長から2つの提案がありました。10月24日の議院運営委員会理事会を開催するのと、10月29日に国会開会式と総理所信表明演説でした。

それに対し、自民党と公明党は3党党首会談決裂後、民主党側から何ら歩み寄りが見られないなかでは、国会審議には応じられないという趣旨の発言があり、みんなの党を含む中小7野党からは合同アピールに対し民主党から誠意ある回答がないことへの批判とともに、自公含め全党が参加できる円満な国会運営を求めました。
第一回目の国対委員長会談では合意には至らずに、民主党が持ち帰って野田総理や幹事長の意向を聞き、1時間後に国対委員長会談の再開を決めました。
ところが再開後の国対委員長会談で民主党はゼロ回答。野党側にまったく歩み寄ることなく、即座に決裂しました。二回目の国対委員長会談は、わずか5分程で決裂でした。
私も、3年以上も国対委員長を務めておりますが、こんなに短時間で決裂したのは初めてのことです。こんなに与野党の間の雰囲気が悪いのも初めてです。
基本的に国対委員長という役職は、交渉窓口です。どんなに政党間で意見が対立している状況の下でも、対話のチャンネルを維持しておく必要があります。
そういう意味では、国対委員長同士は政党を超えて、信頼関係を育むことが期待されている役職です。与野党で少しずつ妥協をして国会を運営するという、そういう雰囲気はまったくありません。

このまま政府・与党が強引に臨時国会を始めても、参議院では野党が優位にあり、法案は通りません。国会が始まる前からこんな状況では、臨時国会でも、何も決められないのは明らかです。
どうやら民主党側は、それでも構わないようです。その責任を「審議に応じない野党が悪い」と喧伝し、責任を野党に押し付けて選挙を先延ばしする気です。
野田総理は、誠実そうに見えて、意外とワルです。
民主党政権の総理大臣の中では、一番の強心臓です。だまされた谷垣前総裁が、気の毒でなりません。

【山内康一衆議院議員ブログ】



自公以外の野党(みんなの党)議員の見方です。
ねじれ国会の中での与党・民主党のこの対応には疑問が残ります。まさか、法案成立よりも解散総選挙引き伸ばしが最優先ではないと思うのですが。
by kura0412 | 2012-10-24 15:54 | 政治 | Comments(0)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412

プロフィールを見る
画像一覧
通知を受け取る

ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

以前の記事

2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
2004年 09月
2004年 08月
2004年 07月

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

健康・医療
政治・経済

画像一覧