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政権交代実現②(イデオロギー対決がなくなり)

この自民党大敗にはいくつかの理由が挙げられますが、その1番には、既にこの政党がもつ賞味期限が過ぎていたことが考えれます。

東西冷戦構造がなくなり、イデオロギー対決が選挙の争点から影を潜めて、本来ならば、もっと早い時期に、政権交代があっても不思議ではありませんでした。しかし、自公での連立政権を樹立したり、また、小泉人気の爆発で延命することが出来ました。
そしてこのことは、自民党本来の支持者、支持団体をないがしろにし、結果、支持政党なしの風頼みのような選挙をする羽目になりました。これに平成の市町村合併で、自民党の機動部隊として動いていた市町村議員の大幅な減少が、組織の脆弱化に輪をかけてしまいました。
それでもベテラン議員は、長年かけて培って育てた自前の後援会の存在があった為、何とか生き残れ復活当選したというのが今回の総選挙です。

そもそも自民党を支持する層の多くは、利益誘導が最大の目的ですので(それが政治の目的であり悪という意味ではありません)、イデオロギーの心配がなくなった今、その権力がなくなることの痛手は計り知れないものがあります。

(続く)
by kura0412 | 2009-08-31 16:45 | 政治 | Comments(1)

政権交代実現①(有権者は不安はあっても政権交代を選択)

民主党308議席獲得でついに政権交代実現です。

選挙中は自民党の不信、民主党の不安と対比させれていましたが、結果は、政策云々よりも、一度政権交代をさせてみたいという有権者の考え方が優りました。
この負け方をみると、直ぐに自民党が政権奪回はまず難しいでしょうし、党の分裂もありえるかもしれません。
政権奪取した民主党がまず最初に留意することは、時として現実な選択に務めることです。
by kura0412 | 2009-08-31 12:05 | 政治 | Comments(0)

政権交代必至が予想されて

いよいよ明日、衆議院選挙投票日です。私は既に期日前投票を済ませました。しかし、一応、候補者を決めて投票所に向ったものの、いざ投票となるとかなり悩みました。

各マスコミの予想では民主300という文字が躍って、民主党大勝の印象がありますが、選挙戦終盤の自民党各候補の猛烈な巻き返しを聞くと、そこまではいかないのではないかと予想しています。しかしながら、その数字は別にしても政権交代は必至の状況です。

ここまでくると問題は、自民党がどの位の負けで済むか?!

数字的には自民党が150議席以下になるか否か?
党、派閥の大物がどのくらい生き残るか?
このあたりが、明日の結果のポイントになりそうです。

日歯連盟としても、自民党から現職1名、そして比例区からも会員の候補者がいます。
来年の参議院比例区候補者擁立を決定した今、その結果によっては、いきなり難しい対応が迫られる可能性があります。
by kura0412 | 2009-08-29 10:23 | 歯科医療政策 | Comments(3)

NHK7時のニュースで

昨日、出先で観たNHKの7時のニュースで、摂食嚥下、誤嚥性肺炎についての報道がありました。(じっくりみてなかったので詳しくは?)

ただ残念なのが、その対処の担い手が歯科医師、歯科衛生士であることにはフォーカスが当たっていなかったようです。
しかしながら、どんな形であっても、摂食嚥下、誤嚥性肺炎などの新たな歯科領域に対して話題になることは、今後も戦略的にも継続していくこと大切です。
新たな段階に入った需給問題は、需要の拡大が大きなポイントです。
by kura0412 | 2009-08-28 16:35 | 歯科医療政策 | Comments(3)

24年度W改定に向けて早や動き出す

22年度改定の議論が始まろうとする中、既に医療保険と介護保険のW改定になる24年度改定へ向けて、厚労省内に事務次官を議長とする「医療・介護改革調整会議」が設置されました。

ただ残念ながら、そのメンバーの中には歯科関係者は入っていない模様です。
必要となれば、有識者の意見を聴取するアドバイザリーグループも構成されるとのことですから、何としてもこの中には歯科関係者も入り込みたいところです。
介護保険において、歯科は徐々に蚊帳の外のムードになってきているだけに、ここは踏ん張れなければなりません。
by kura0412 | 2009-08-27 17:54 | 歯科医療政策 | Comments(0)

適確な情報、分析力、瞬時の判断

選挙終わったと同時に、今まで休止してきた課題が一気に動き出します。それも政権交代があったら更に激しく動きます。

そんな時必要なのは、適確な情報入手と、その分析力、そして瞬時の判断です。
この三つの要素は、5年前の中越地震での対策本部にいた時に感じたことです。まさに、激震する社会が来週から始まるのかもしれません。
by kura0412 | 2009-08-27 16:53 | 歯科医療政策 | Comments(0)

マニフェスト選挙の経験が乏しいので

この総選挙がマニフェスト対決といわれ、新聞を初め報道で各党のマニフエェストの比較が盛んに行なわれています。政権交代ともいわれ、自民党のみならず、従来よりも各党も政権に就く可能性が高いだけに明細な検討が必要です。
ただ、その日本のマニフエェストには、きちっとした形式が定まっていないので、マニフエストにある言葉、数字を比較しただけでは、その選択を大きく誤らせる源になります。
例えば、自民党のマニフェストには、政府予算案がベースということで、殆ど予算規模は明示していません。
一方の民主党は、マニフェスト、政策各論、医療政策(詳細版)など、これを読み比べるだけでも一苦労してしまいます。
マニフェスト選挙が進んでいて、もし、私が民主党の幹部だったら、間違いなく4年前の自民党のマニフェストのネガティブキャンペーンを押し進めます。まだ、マニフェストでの選挙の経験が乏しいのでいたし方ありません。

結局は、いずれの政党の公約を見る中で、歯科界として重要なのは、日本の社会保障、医療を、政策のどこに位置づけ、責任をもって公約を推し進める政党はいずれかということを見定めなければなりません。
by kura0412 | 2009-08-26 17:40 | 歯科医療政策 | Comments(0)

「米では死者3万~9万人の可能性 新型インフルで報告書」

米ホワイトハウスは24日、オバマ大統領の科学技術諮問委員会が先にまとめた政府の新型インフルエンザ対策に関する評価報告書を公表した。米政府が10月中旬からの使用開始を目指しているワクチンについて「9月中旬まで」の完成を目指すよう勧告。計画の前倒しを促した。初期段階として4000万人分をそろえるよう求めている。

報告書では新型インフルについて「国民の健康への重大脅威」との認識を示し、大量の感染者や死者が出る事態も想定して対策に取り組むよう要求。同報告書は秋以降の新型インフルエンザの死亡者数は3万~9万人にのぼる可能性もあると指摘した。米国民の半分が感染する恐れもあるとしている。米国では季節性インフルエンザでは毎年、約3万5000人が死亡している。ワクチン製造の前倒しとともに、治療薬「タミフル」などの確保を急ぐことも勧告した。報告書は今月7日にまとめ、オバマ大統領に提出した。

【NIIKEI NET】




従来にはない夏の流行の広がりの実際をみると、これから寒くなる時期に、歯科ももっと新型インフルエンザに関しては神経質にならなければいけないようです。
by kura0412 | 2009-08-25 14:34 | 歯科 | Comments(0)

財源は予備費から

新型インフルエンザへの対応の為、ワクチンを輸入するとのニュースです。そして、その購入費用は09年度予算の予備費から企てるとありました。

「出来るんです。財源は探せばあるんです。」
民主党が指摘されている財源論に対して、反論として使われそうな話です。
by kura0412 | 2009-08-24 16:03 | 政治 | Comments(8)

生き抜く為の手法として

キリンとサントリーの経営統合が、経済界大きなインパクトを与えている中、今度はローソンとマツモトキヨシが業務提携するとのニュースです。
食品業界、小売業界夫々が熾烈な競争が繰り広げる中、企業が生き抜く為あらゆる手法を考えることは、医療にも必要なことでしょうが、果たしてその考えの下での医療が国民の為にプラスかどうか?この点は歯科界の中、また、国民との間でも十分な議論が必要です。
by kura0412 | 2009-08-24 14:51 | 歯科医療政策 | Comments(0)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412

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ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

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