<   2009年 04月 ( 28 )   > この月の画像一覧

世界各国の公衆衛生、医療体制の違いが

豚インフルエンザでWHOがフィズ5となりました。もしこれで日本にも上陸となれば、更に大騒ぎになりそうです。
鳥インフルエンザと異なり、弱毒性で、ワクチンは未だなくてもタミフルは有効だそうです。となれば、日本においてはそれほどの死者は少ないとは思いますが、新型インフルエンザである為に、変異によってどう変化することは予測も出来ません。
したがって、十分な注意を要することは当然ですが、余りにも煽りすぎて社会全体がパニックになる方が心配です。

今回の新型インフルエンザの発生で、世界各国の公衆衛生、医療体制に対する違いが改めて浮き彫りにされました。また、医療というものの大切さも改めて国民は知ったと思います。
恐らく医科の方は、ここのあたりをこれからの材料として考えているかもしれません。
by kura0412 | 2009-04-30 11:52 | 歯科医療政策 | Comments(0)

資料の整理

今日は診療は休診ながら、雑務の為診療室に来ています。その目的は、溜まりに溜まった資料の整理です。
しかしながら、何とかコピーと資料のファイリングを終わり整理はつきましたが、本来じっくりと見なければいけない資料に目を通すまでに至っていません。
整理がつかなかった理由は、年度末、年度初めもありますが、ここにきての、その膨大な政府、政党から打ち出される政策、予算案などの多さが1番の理由です。

恐らく、完全な形で歯科に関わる新聞、雑誌、またHP程度の表面的な資料収集だけでもスタッフ2~3名は必要です。
無論、私の所ではそんな経済的な余裕はないので、一部は情報提供していただいている先生方の協力も頂いて、自らが事務的な仕事をやっているのが正直な実際です。そして、それを分析、検討するには更に最低でも5~6名、行政、議員からの直接的な情報収集には、更に5~6名は必要な感じがしています。

さて、一応の区切りがついたので久々に整理された部屋で昼食とします。
by kura0412 | 2009-04-29 11:54 | 思うこと | Comments(0)

厚労省、今度は豚インフルエンザです

豚インフルエンザ発生で、また厚労省の動きに国民の目が注がれるようになりました。
年金問題から始まって、後期高齢者医療制度、産科医不足、救急医療体制の問題、そして、雇用不安、そしてこの豚インフルエンザです。
確かに、これを一人の大臣が管轄すること、与謝野大臣が経済財政関係の全て管轄するのと同等に問題を感じます。しかし、それだけ厚労省の仕事が日本の国策の中軸に位置していることの証です。

しかしながら、いろいろな問題で厚労省の国民からの信頼は失墜しています。ある意味、今回の対応がその信頼回復への絶好の機会とも捉えられます。
まずは、きちっとした現状把握、そして正しい情報の国民への提供が第一です。このことは全ての危機管理の共通認識です。
by kura0412 | 2009-04-28 10:10 | 歯科医療政策 | Comments(1)

結果医療費増は避けれません

経済不況が世界中を連鎖した後、今度は豚インフルエンザがメキシコを発祥地として世界へ広がる可能性が出てきました。
新型インフルエンザ対策の準備は進めてきましたが、その実際となると世界中がパニックになることも考えられます。日本で一人でも感染者が出たならば、普通の風邪でも確認の為、来院、検査数も増えることは必至です。当然、その結果医療費増は避けられません。

もし、そうなれば、この数字の結果だけで医療抑制の理由とされ、また、直接的関係ない歯科もその抑制の中入れられます。
無論、今はそんな心配よりも、感染が最小限に留まることを期待するしかありません。
by kura0412 | 2009-04-27 10:45 | 歯科医療政策 | Comments(0)

高齢者医療制度の見直しに関する基本方針を了承(自民党医療委員会で)

医療委員会は24日、与党高齢者医療制度に関するプロジェクトチームが取りまとめた高齢者医療制度の見直しに関する基本方針を了承した。
基本方針では長寿医療制度(後期高齢者医療制度)に関し、低所得者の保険料軽減措置の継続などを盛り込んだ。
対象は、均等割りの保険料を85%軽減されている年金収入が年80万超から168万以下の約200万人。今年度から本来の70%に戻る予定だったが、さらに1年間継続する。費用は約130億円で、今年度の補正予算に盛る。
また、これまで保険料を納付書などで納めていた年金収入18万円未満の人について、希望すれば年金から保険料を支払えるようにした。「後期高齢者」という言葉も高齢者の心情に配慮し見直す。
今後の検討事項として(1)国民健康保険との一元化(2)公費の追加投入(3)年齢区分のあり方―などを挙げている。
一方、長寿医療制度を廃止し、従来の老人保健制度に戻すという民主党の主張に対し、「老人保健制度の問題点が解決できないばかりでなく、現場が混乱し、保険料が下がった多くの方の負担が再び上がるうえに、本来の目的である高齢者の方の安定的な医療の確保ができない」として厳しく批判している。

【自民党HP】



年齢区分のあり方が今後の検討事項に入りました。
しかし、これだけ進んでいる後期高齢者医療制度の再検討の議論があったのに、一向に歯科界からそれに対しての意見が沸き起こりません。
by kura0412 | 2009-04-27 08:26 | 歯科医療政策 | Comments(1)

法案成立に一歩前に進む

22日に自民党内に組織された国民歯科問題議員連盟が開催され、口腔保健法、「歯科疾患の予防等による口腔の健康の保持の推進に関する法律案」が審議され、会期中の成立を目指すことになったようです。

これによって、今後、社会保障制度調査会などの党内手続きを踏んで、議員立法として国会に提出されます。
そして、その後、民主党案とのすり合わせを行なうのか?

衆議院の解散総選挙、また、今国会の会期延長という、その成立には、政治の大きな動きにも連動した影響も考えられ、まだ予断を許しません。しかしながら、法案成立へ一歩前に進んだことは間違いありません。
by kura0412 | 2009-04-25 10:46 | 歯科医療政策 | Comments(0)

職業魅力の向上への施策の必要性

昨日の私のブログに対して、先生方からいろいろコメント頂いております。
その中で、私立歯科大学協会の意見書での、国立大学の合理化、削減の考え方についての異論のあるご意見がありました。本来ならば意見書の全文を掲載してばよかったのですが、ニュースを引用しただけなので誤解も多かったかもしれません。

私がこの意見書で最も注目したのは、この変化した需給問題の最大のポイントである、現在の日本の歯科医療が既に社会の目が見ても魅力のない世界に映ってきている、意見書にある「職業魅力の向上への施策の必要性」について言及したことでした。
誰がみてもこれ抜きにしての日本の歯科医療のレベルアップは図れないはずです。

受験者数の実数が前年度比で4割減というのは、いくら少子化であっても尋常の数字ではありません。この問題が、小手先で改善出来るようなことでないのは、その教育課程の経験ある先生方が一番お分かりのことと思います。

もっと危機感をもって日本の歯科界全体が抜本的にこの問題に取り組まなければ、本当に日本の歯科医療は取り返しのつかないどうにもならない状況に陥ります。
by kura0412 | 2009-04-24 15:38 | 歯科医療政策 | Comments(11)

堪忍袋の緒が切れた・私立歯科大学協会が文科省に意見書を提出

4月21日、日本私立歯科大学協会(中原泉会長)は、1月30日付の「歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議の第1次報告」や2月4日開催の全国歯科大学学長・歯学部長・附属病院長会議の内容(デンタルタイムス21/2月5日号参照)に鑑み、「歯科医師養成に対する理念と展望が不十分である」として『意見書』をまとめたことを明らかにした。尚、同意見書は3月11日に文部科学省高等教育局医学教育課長に手渡されている。
 
意見書では、私立歯科大学・歯学部が果たしてきた役割、平成10年10月26日付大学審議会答申等に触れた上で、要旨以下のとおり考え方を示した。
■6年間の教育課程において培われた優れた人間性・高度の技能及び能力を備えた歯科医師が、その力を十分に発揮できる国民歯科医療システムの再構築こそが国としての最も重要な施策である。
■この施策実施こそが歯科医師としての職業魅力の向上に資することが明白であるにもかかわらず、これらについては何ら付言せず、歯科医師過剰による職業魅力の低下に言及することは、まさに問題のすり替えであり、本末転倒であると断定せざるを得ない。
■歯科医師過剰による職業魅力の低下が、事実だとするならば、行政改革の最中、膨大な税金を投入している国立大学法人歯学部こそ、合理化・定員削減・統廃合・大学院特化等を喫緊の課題として捉えるべきであり、早急に実施するべき。

詳細はデンタルタイムス21/4月25日号に掲載。

【IndepenDent Net】


本来文科省から指導を受ける立場の大学側からの意見書は異例だと思います。じっと我慢していたけれど堪忍袋の尾が切れた感じです。

「歯科医師が、その力を十分に発揮できる国民歯科医療システムの再構築こそが国としても最も重要な施策である。」
まさにその通りです。
by kura0412 | 2009-04-23 11:58 | 歯科医療政策 | Comments(8)

今度は財政審からけん制攻撃が

忘れていたわけではありませんが2200億円削減の話が下火になって、無制限とまではいかなくても、ある程度の医療費の総枠の拡大への理解が進んでいるものと思っていたら、やはり、そう簡単ではないようです。

http://www.mof.go.jp/singikai/zaiseseido/siryou/zaiseib210421.htm

昨日開催された財政制度等審議会で、勤務医との差を是正、診療報酬、開業医は減額と、早くも来年度改定に対してけん制してきました。その中には、中医協委員構成についても意見がありました。
医療提供体制の再構築・医師の偏在の是正に向けてと題して、診療科によって医師の増減率が著しい点、また、開業医と勤務医の給与の差などにスポットを当ています。

もし、この議論が進むとするならば、医師が著しく増加しているにも拘らず、一向に伸びない歯科はどう考えれば良いのでしょうか?
また給与の差となるならば、医科と歯科の差はどうなるのでしょうか?
そしてこんな時に限って、歯科は開業医の中で組み込まれるのでしょうか?
by kura0412 | 2009-04-22 15:38 | 歯科医療政策 | Comments(2)

含みを持たせただけです

4月2日での規制改革会議の見解は、
『レセプトオンライン請求の原則完全義務化と、医療のIT化、ひいては国民にとって「質の医療」を推進するために不可欠な今後の医療政策の根幹をなす施策である。したがって、政府として、平成23年度当初からの原則完全オンライン化に向けてこれを進めていくという方針に変更はない。』

このことは、従来のがんじがらめで、スタートラインに付けない診療所は即廃業的な部分に対して含みを持たせただけで、レセプトインライン化がなくなくなったわけでも、また、予定されている実施が先延ばしになったことではありません。
それよりもこの結果で、完全化は玉虫色でも23年度実施が強くなったとも考えられます。

本来は手挙げ方式が目標ではなかったのでは?
このままだと上手くいって、IT化に対しての補助金、また、完全化実施の若干の延長での決着では?

ここにきて、社会保障に関して僅かながらの社会からのフォローの風が吹いていますが、このIT化に関しては別の話と考えた方が安全です。
by kura0412 | 2009-04-21 11:31 | 歯科医療政策 | Comments(5)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412

プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

以前の記事

2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
2004年 09月
2004年 08月
2004年 07月

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

健康・医療
政治・経済

画像一覧