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社会保障と消費税増税が一体化した議論が進む中

自民党内でも消費税増税明示に賛否両論が出る中、社会保障の充実と一体化した議論が進みそうな様相になってきたことは、財源論を全面に出されて抑制一辺倒だった歯科界おいても歓迎するムードです。

ただ問題は、黙っていても政府も、政治も歯科界には手を差し伸べてはくれません。

今後はこのムードの推移をしっかりと見守りながら、歯科界自らが裏付けをもった提案をいかに出きるかが大きな課題となってきました。
by kura0412 | 2009-01-20 17:01 | 歯科医療政策 | Comments(0)

レセプトオンライン請求義務化で医師ら提訴へ

レセプトオンライン請求義務化で医師ら提訴へ

厚生労働省令による医療機関の診療報酬明細書(レセプト)のオンライン請求義務化を巡り、「営業の自由を保障した憲法に反する」として、神奈川県を中心に34都府県の医師・歯科医師約1000人が国を相手に、省令に従う義務がないことの確認を求めて21日、横浜地裁に提訴する。この問題を巡る訴訟は初めて。医師側の小賀坂徹弁護士は「高額の初期費用負担に耐えられず廃業せざるを得ない医療機関が出る」と理由を説明している。

厚労省は06年4月の省令で、原則11年3月末までにオンライン請求に切り替えるよう医療機関に義務付けた。「電子化のコストが高すぎる」との反発を招き、中小診療所については最長13年3月まで先送りしている。
訴訟では、精神的苦痛を受けたとして1人110万円の賠償も併せて求める。
この問題を巡って全国保険医団体連合会は「現実になれば地域医療に深刻な影響を及ぼす」と分析している。

【毎日新聞】


やはりこの問題に対して、こうゆう形での動きが出てきました。
by kura0412 | 2009-01-20 08:46 | 歯科医療政策 | Comments(0)

歯科領域での雇用支援対策は

この不況の雇用対策として、医療、介護分野での支援策がいろいろと論議されています。
歯科においても何か提案出来ないものでしょうか?

しかし、雇用となると中々アイデアが浮かびません。
これを返して考えれば、それだけ専門意識が必要で、特別な職業であるという証でもあります。
by kura0412 | 2009-01-19 14:54 | 歯科医療政策 | Comments(0)

経済財政諮問会議からも

昨日開催された経済財政諮問会議で、今後の中長期の展望として、基礎的財政収支の見通しが公表されました。
注目するは、その見通しのパターンがいくるか示されて中で、その仮定の条件に、消費税増税の有無と社会保障サービスの充実度で見ている点と、

そして、「健康長寿社会」の展望について、
「世界最速で高齢化が進展するわが国において、高齢化を成長の制約としてとらえるのではなく、健康寿命の伸長を明確な目標と掲げ、社会システムの整備と広義のイノベーションの取り組みを促進しつつ、医療・介護サービスの成長が期待される分野として育成していく」と、従来の医療に関しての考え方から一歩踏み出している点です。

となると、歯科界として国民の理解と支持が得られる、どんな提案が出来るのかが大きなポイントになってきました。
by kura0412 | 2009-01-17 11:11 | 歯科医療政策 | Comments(1)

11年度黒字化の達成はほぼ不可能に

政府が06年度定めた「11年度の黒字化」が、内閣府の調査で達成はほぼ不可能で、消費税を11年度から上げて15年度に10%としても、基礎収支の黒字化は18年度まで達せ出来ないと分かりました。
政府は11年度黒字化を財政再建の努力目標として残していますが、これで事実上目標はなくなることになります。

これだけみれば2200億円削減が事実上棚上げされた形となり、歯科界としては安堵するところですが、果たして問題はないのか?
もうはや赤字国債を増やすことも出来ず、また、消費税増税論議が進まなければ、支出抑制、それも一番割合の多い社会保障費に目が行くのは当然考えられます。

今後、歯科界としてもこの論議には、財政の枠を嵌める前に、まず、必要な予算はどれだけ必要なのかをしっかりと明示し、政府予算全体の中での優先順位をまず社会保障とさせ、他の枠組みを崩しても財源確保させる流れを導くことが重要になってきます。

そして、当然そこには財源問題も大きく絡んできます。その消費税増税の問題で、自民党内でも意見が分かれています。
by kura0412 | 2009-01-16 12:09 | 歯科医療政策 | Comments(2)

08年度上半期歯科は3.4%アップでしたが

08年度上半期の医療費動向では、医療費全体では前年度同期比2.2%となり、医科は1.3%、歯科は3.4%のアップとの発表です。
ただ、稼動日数の補正がなく、改定のない07年度の伸び率3.1を自然増と仮定すると、改定の影響で0.9%のマイナスとなり、改定率マイナス0.82%より大きな結果となりました。

医科は当然、問題の外来管理加算の5分間ルールの影響をアピールするはずです。
では、パラの改定部分も含む歯科としてはこの結果をどう分析するのか?

怖いのは、自然増がない歯科が大きくプラスになった数字だけで判断されると、とんでもない方向に進むことです。
by kura0412 | 2009-01-15 15:04 | 歯科 | Comments(0)

厳しい情勢だからこそ

地元の工場に勤める人の話では、昨年中に受注を受けていた仕事も残り少なくなり、その後の仕事も全く入ってこなく、これからのことを考えると不安一杯だということでした。

そして、その動きは経済全体に連鎖して消費全般の低迷に結びつきます。日本を代表する企業であるトヨタ、ソニーですらあの状況ですから、当然といえば当然です。

その流れは歯科界にも流れてくるのは必須ですが、こん時こそ医療をしっかりと守ること、セフティーネットを維持することの必要性を唱える使命も我々にはあるはずです。
by kura0412 | 2009-01-14 16:32 | 歯科医療政策 | Comments(0)

突如としての確認試験実施の案内

先日届いた支払い基金と国保連合会からの、レセプト電算処理歯科システムに係る確認試験の実施についてのお知らせの案内は、どうゆうことなのでしょうか?

現在その完全実施について日歯も反対の意向をして、我々の感覚ではその実現は未定という印象をもっていながら、この3月請求から試験的とはいえ実施の案内が突如として送られてきたことに困惑されている先生方も多いと思います。

果たしてどんな反応を示すか、示さなければいけないのか、今の所分かりません。
by kura0412 | 2009-01-13 18:12 | 歯科医療政策 | Comments(1)

「ナカニシ」「マニー」

今月の文芸春秋「大不況に生き残る実力企業13社」という記事に、「ナカニシ」と「マニー」の歯科関連2社が、ユニクロのファーストリテイリングと共に挙がられていました。

海外や、歯科以外の分野に目を向けており、また、確かに私の診療所でもこの2社の製品の頻度が段々高くなっています。
このことは、方法によってはこの業界も伸びることが可能であることを示唆しているのかもしれません。しかし、日本の業界全体がもっと広がらないと、その成長には限界があるようにも感じます。
by kura0412 | 2009-01-10 11:27 | 歯科 | Comments(0)

人気なのか?無料だからか?

昨日乗った上越新幹線で、いつも座席に置いてあるJR東日本のフリーペーパーが座った近くの席全てにありませんでした。

3列位離れた他の空いている席にあった雑誌を取り出すと、今月号の特集は、今年の大河ドラマの主人公「直江兼続」でした。無料ということもあって、持ち帰った乗客が多かったのだと思います。
上越、長岡(与板)、会津若松、米沢など兼続が関係する場所は全てJR東日本管内です。使わない手はありません。また、途中寄った書店には。直江兼続関係の本がたて積みで並んでいました。

しかし、これが直江兼続くの人気なのか、あるいは無料ということが理由なのかは、今の時点では分かりません。
by kura0412 | 2009-01-09 14:31 | 思うこと | Comments(0)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

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