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長寿化を胸張って国民に説明すべき

日本は今や世界一の長寿国になった。
日本人の男性は、今平均79歳まで生きる。女性は86歳まで生きる。
これは著しい長寿化である。そのかわり、この高齢者に対する処遇について。いわゆる「うば捨て山」論が盛んに行なわれるが、それは一種の反政府活動に表現と言っても間違いない。
現実には多くの対策が具体化しているからこそ、日本政府はこれだけの「長寿」を国民に保証することが出来たのである。
このことを、もっと政府・与党は胸を張って国民に説明すべきではないだろうか。日本人の特徴であるPR不足はすべての分野に当てはまりそうである。

【長谷川慶太郎:日本は環境力で勝つ】


本年81歳、長谷川氏の近著の巻末からの引用です。
by kura0412 | 2008-07-31 17:12 | 歯科 | Comments(0)

「5つの安心プラン」

政府が「5つの安心プラン」をまとめてました。

1・高齢者が活力を持って、安心して暮らせる社会
2・健康に心配があれば、誰でも医療を受けられる社会
3・未来を担う子供たちを守り育てる社会
4・派遣やパートなどで働く者が将来に希望を持てる社会
5・厚生労働行政に対する信頼の回復

この5つです。そして2つ目の医療に関しての施策としては
①救急医療、産科・小児科医療の確保など
②医師不足に対して講ずるべき対策
③勤務医の過重労働を緩和する方策
④上記を実施するために必要な環境整備(診療報酬体系の見直しや医療経営の近代化等)
⑤安全対策と研究開発の推進
⑥歯科医療の総合的な環境の整備


残念ながら⑥は私が勝手に追加したもので実際はありません。
この項目立てと別枠で追加するしかなく、となると相当なキャンペーンしないと実現は非情に難しいのが正直なところです。
あと、可能性があるとするならば⑤の中に歯科の項目を組み入れられるか?
by kura0412 | 2008-07-30 15:55 | 歯科 | Comments(0)

総選挙を考えての来年度予算案の今後

医師不足などの緊急対策は重点枠として扱い、歳出削減路線を維持するとし来年度の概算要求基準が経済財政諮問会議で了承されたとの報道です。

両立を目指す考えでしょうが、重要な案件は先送りの切り貼りした感じです。
当然、総選挙を考えてのこの予算の議論となります。

この概算要求基準に対して国民がどう評価するでしょうか?
by kura0412 | 2008-07-29 16:23 | 歯科 | Comments(0)

もう一度実態調査の再考を

厚労省から発表された19年の医療経済実態調査の確定値に対して、日歯は収支差額は実態に即した中央値で実態を見てほしいと申し入れるとの報道です。

この実態調査の問題はこれだけに留まりません。もう一度、きちっとこの調査を再考すること提案したいです。これを元に改定の議論しても、まさに実態に即した結果は生まれません。
by kura0412 | 2008-07-28 14:23 | 歯科 | Comments(1)

韓国も高齢化が進んでいますが

平均寿命:韓国人79.1歳、OECD平均を突破

韓国人の平均寿命が、初めて経済協力開発機構(OECD)加盟国の平均を超えた。
保健福祉家族部が24日に公開した「2008年OECD健康データ」によると、06年現在の韓国人の平均寿命は79.1歳と、OECD加盟国の平均である78.9歳よりも長いことが分かった。
平均寿命とは、その年(06年)に生まれた子どもが平均的に暮らすことができる寿命の期待値を意味している。韓国人の平均寿命は01年に76.4歳を記録して以来、毎年延びており、このような傾向が続けば、今年は80歳を突破するものとみられる。
01年に5.1歳だった最長寿国「日本」との格差も、06年には3.5歳へと縮まった。06年現在、日本の平均寿命は82.4歳で、スイスは81.7歳だ。
また、韓国国内で死因の1、2位を占めているがんや脳卒中など脳血管疾患による死亡率は、毎年減っていることが分かった。
しかし、心筋梗塞(こうそく)のような心臓病による死亡率は高まっているほか、自殺率(10万人当たり21.5人)も相変らずOECD加盟国平均(10万人当たり11.2人)の2倍を示している。


【朝鮮日報/朝鮮日報日本語版】



平均寿命を日本のように悪としてのような取り扱いをしていません。逆に他の分野と同じで、最長寿国日本をライバル視しているようなところが面白いです。
しかし、これだけ急激な高齢化の影響は韓国ではどうなっているのでしょうか?
by kura0412 | 2008-07-25 11:20 | 中越 | Comments(0)

民主党の財源論が争点に

民主党の政策の問題は、果たして主張しているような財源が確保できるかどうかが最大のポイントです。そして自民党からは、その財源のマジックでもなかれば産まれないと痛烈な反論もあります。

補助金一括交付金化によるムダ排除、特殊法人や特別か会計の廃止などで15兆円の財源確保と唱えているわけです。
確かにそれを実行できれば可能かもしれません。でも本当に出来るのか?
いくらムダと分かっても、それがいきなりなくなることへの弊害も生まれます。
でも、政権交代を訴えいるわけですので、それなりのシュミレーションは考えて、実行可能と踏んでの政策なはずです。

この論点を民主党はきちっと説明できるか?
また矛盾があるならば自民党はそれに論理的に反論を続けられるのか?
その判断が投票の大きな選択肢になりそうです。
by kura0412 | 2008-07-24 17:23 | 歯科 | Comments(0)

予算のバラマキか

来年度予算のシーリング策定の議論が自民党内で始まりました。当然のことながら、厚労族議員を中心に執行部と相当な白熱した議論になったようです。

そしてそれに対して、いわゆる財政再建を支持する勢力からは、骨太方針を外すことに対しての懸念の意見が出されています。
その中心が、国の借金を後世に残し、必要な部分への予算を確保することは選挙目当てのバラマキに過ぎない。

果たして社会保障費へかけられた2200億円削減を止めることが予算のバラマキでしょうか?
by kura0412 | 2008-07-23 12:25 | 歯科 | Comments(0)

やはり載りました

やはりAERAの今週号の連載に「歯科医」が載っていました。
当たって嬉しいやら、切ないやらの心境です。

記事を読んで、日本の歯科医療が段々末期的な状況に陥っている印象です。
by kura0412 | 2008-07-22 16:57 | 歯科 | Comments(0)

支払い側も2200億削減は困難との認識

健保連の会長が、社会保障費2200億円削減は困難と指摘し、税制改革は必須であり、医療保険の安定財源の道筋を示さなければならないとし、公費をどこからもってくるかグランドデザインを作成すべきと表明したとの報道です。

このことは支払い側も、従来の医療費削減一辺倒の対応の限界を感じ、支払い側の負担増は否定しながらも、医療費全体の総枠増に必要性を唱えてることになります。もう医療費削減の限界はその関係者いずれもが認めています。
by kura0412 | 2008-07-22 15:31 | 歯科 | Comments(0)

シリーズ「ザ厚労省」

今日から日経新聞では「ザ厚生省」というシリーズが始まりました。第1部安心の老朽船とありますから、これから連続して掲載するのだと思います。

最初からかなり厳しい意見で綴っていますので、一つずつ検証してくると、解体論も飛び出してくるかもしれません。日経だけでどれだけ世論を盛り上げられるか分かりませんが、国民の厚労省への不信は相当なものであることは間違いありません。
この国民の不信への声をどう受け入れ、自らが改革できるのか、あるいは出来ないのか?何か激震があるような予感がします、
by kura0412 | 2008-07-19 12:28 | 歯科 | Comments(0)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412

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ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

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