<   2006年 12月 ( 25 )   > この月の画像一覧

来年は最後の決戦の年

既に昨日あたりから診療を休まれている先生方も多いようです。私も無事、今、今年の診療を終えました。
相変わらず動き回った1年でした。しかし、歯科界の現状、また既に予定される日程を考えると、来年はもっと動き回らなければいけない雰囲気です。
私自身の気持ちも、また、日本の歯科界も、来年がまさに最後の決戦の年であろうと思います。
一人の歯科医師でしかない私ですが、先生方の代弁者として来年も本音で歯科界に発していきたいと思います。
1年間このログインいただきありがとうございました。良いお年をお迎えください。
by kura0412 | 2006-12-30 10:53 | 歯科 | Comments(0)

「厚労省が意向固めた」との報道です

一昨日のブログに書きました、後期高齢医療制度のおける定額払いについての国保中央会での報告書に対して、直ちに日医から絶対反対!という見解が示されましたが、
今朝の朝日新聞には「厚労省・75歳以上の外来医療、定額制を導入へ」と一面大見出しで掲載されました。
年の瀬にきて嫌な雰囲気になってきました。
by kura0412 | 2006-12-29 15:18 | 歯科 | Comments(0)

1段で小さく報道ー国民医療費将来推計の検証する検討会設置

「厚労省は2025年度に65兆円まで膨らむとする国民医療費の将来見通しにいついて、推計方法を検証するための検討会を設置した。」と今朝の日経には1段で小さく掲載されていました。
同じ25年の国民医療費の日医総研の推計では49兆円と、厚労省のそれよりも16兆円も低い試算が発表されいます。ちなみに1994年の段階での厚生省の推計は、141兆円の医療費将来推計が発表されていました。
これを基準に医療費削減を唱えていたのですから、それを再検討するのですから1段扱いはないですね!
by kura0412 | 2006-12-28 11:01 | 歯科 | Comments(3)

後期高齢者医療制度に定額払いも?

国保中央会が、後期高齢者医療制度の診療報酬について、かかりつけ医に登録した後期高齢者の人数に応じた定額払い制度を導入すべきとする報告書をまとめたとのことです。
国保中央会でのまとめですので、これが直ぐに政府の決定に直結するとは限りませんが、その報告書を作成した研究会の委員には日医副会長も入っています。
ということは、少なからずとも、日医がこの考えを容認、理解したとも考えられます。
既に日歯は先日、この制度に関わる課題として、健康寿命の延伸、口腔ケア、ターミナルデンティストリーの3点を掲げています。
これが従来の出来高払いを念頭に考えていたのか、または、既にその情報を察知して、この動きを加味しての提示なのかはまだ分かりませんが、この発表は、今後、歯科界での後期高齢者医療制度の議論に大きな波紋を呼びそうです。
by kura0412 | 2006-12-27 11:21 | 歯科 | Comments(4)

第二の書斎

今日は午前中診療して午後から会議の為、今年最後の東京です。
新幹線の中で、読みたい本を一杯買ってあるのですが、今日も資料の整理で終わりそうです。この土日で感じたのですが、新幹線と違って飛行機の中では何も出来ないですね。
それに比べ新幹線の中は僕の第二の書斎で、非常に仕事が進みます。今日もたっぷり資料をもって資料の整理です。

そんな僕に、以前、隣で座った男性に聞かれたことがあります。
「弁護士さんですか?」

そんなに収入があれば、一日休診でき、新幹線の中まで仕事持ち込まず、ゆっくりと読書をしています。
by kura0412 | 2006-12-26 09:47 | 歯科 | Comments(0)

四国・高松を訪れて

この土日を利用して、プライベートな用件で小学生の息子を連れて四国、高松に行ってきました。そして日程が遇い、日頃、親しく、ご指導頂いている先生方とも懇親でき、非常に有意義な、楽しい旅となりました。
初めて訪れる街と、日頃、東京でお逢いする先生方が住まれている地域を重ねると、なんとなくその土地柄とその先生方の人柄が微妙に関係している印象をもちました。
四国・高松は、人口40万都市でありながら、海にも、山にも囲まれ、城下町としての歴史を感じ、のどかでありながら、エネルギーも感じる街です。お逢いした先生方も、まさにそれと同じです。
ご馳走になった網焼きの肉を「生まれて初めてこんな上手い肉を食べた」と、息子が稼ぎの少ない父親を皮肉るかのように大喜びをしていました。
by kura0412 | 2006-12-25 15:19 | 歯科 | Comments(0)

医療制度改革をどう評価しますか?

今回の一連の医療制度改革を先生方は評価しますか、しませんか、と問われればどう返答なさいますか?
予防的な視点を持ち込んで、それによって国民の健康を守っていこう、という点に限れば、今回の改革は評価してもいいと考えている方もおられるようです。

先生方はどうお考えでしょうか?
by kura0412 | 2006-12-22 17:07 | 歯科 | Comments(8)

テナント料も高いし、スタッフの給料も

昨日は会議終了後、都内で開業されている先生方と懇談しました。
都市部、それも最近の都内のテナント料の高さは聞いていましたが、スタッフの給料の高さ、またその程度に対しての話には、ただただ驚くばかりでした。
私のような田舎の開業医でもヒーヒー言っているのに、確かにこれで同じ保険点数ではやっていけないし、現状では、やはり自費率を上げるしかないのかな?そんな印象をもちました。
しかし、政府が定める保険点数を一律を崩すことは難しいでしょうから、なかなかいい妙案が浮かばないのが実際です。
私自身はこの問題も含めて、歯科界の混迷を脱する現実的な対応として、差額診療的な発想は今後必要だと思っていますが、これには歯科界内外で未だに抵抗感が強いのが現実です。
by kura0412 | 2006-12-21 15:36 | 歯科 | Comments(1)

忘年会と本音

昨日は地元の教育行政に携わる人たちとの忘年会でした。
この地域特有の大きな課題にも目処が立ち、また、これだけ教育問題が騒がれている中、何とか1年間大きなトラブルも発生せず無事終えそうという皆の安堵感で、結構楽しい宴席となりました。
とは言うものの、一日一日が勝負が現在の教育行政の現状です。
丁度地方行政では、来年度概算予算の真っ只中で、翌日の仕事もそれぞれあり、一次会で殆どが帰宅したようです。
私も午前の診療を終えて、これから会議の為上京です。予定では新幹線の中で改正された教育基本法の勉強をしようと考えていましたが、呑み過ぎて寝そうです。
教育基本法改正でこれからいろいろな課題が新たに生まれてきますが、教育の場の実際は、あまりのも課題が多すぎて、それどころではないのが本音です。
by kura0412 | 2006-12-20 11:46 | 歯科 | Comments(0)

辛い世界の存在を知る

昨夜は親交のあるスポーツ選手達と懇親しました。丁度今、松坂が60億円トレードでマスコミを賑わせていますが、当然ながらこれは頂点の話であり、その他大勢の選手の世界ではまさに別世界が存在するようです。
特に、昨日聞いたサッカー選手の契約の裏話は驚きました。
はっきりいって選手を使い捨て状態が現実のようです。
あるレベルで結果が出ない、また怪我すればその時点で契約継続はしないというケースが多くあるとのことです。
幸いにも昨日懇談した選手は、来期も契約継続が決定しているので、気持ちは既に来期を目指していましたが、こんな状態ですから引退後の夢はあっても、お先真っ暗の状態が現実のようです。
しかし使い捨ても辛いですが、今の歯科界の活き殺し状態も辛いものです。
by kura0412 | 2006-12-19 12:36 | 歯科 | Comments(0)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412

プロフィールを見る
画像一覧
通知を受け取る

ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

以前の記事

2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
2004年 09月
2004年 08月
2004年 07月

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

健康・医療
政治・経済

画像一覧