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小泉首相の腹の底

小泉首相が国会延長をしないことを明言した為、医療制度改革法案以外の重要法案が先送りの公算が強くなってきました。
そのポイントとなったのは小沢党首に代わった直後の千葉の補欠選挙で敗れた結果、そして、社保庁不正問題が表面化した中で社保庁改革法案成立強行突破は難しい、これらが表面上の理由です。
しかしもっとその小泉首相の腹の底に潜めている考えがあるはずです。
まずは靖国神社の8月15日参拝です。
もし、これを強行するとしたら、国会は開催していない方が得策です。それと共に、これを実施すれば、郵政民営化、医療制度改革と首相就任当初掲げていた公約を果たすことになります。
つまり、教育基本法改正や、国民投票などが重要法案と言われても、継続審議になる法案は小泉首相の眼中にはないものなのです。
恐らく、拉致問題もポスト小泉一番手の安倍官房長官に任せてこれ以上手を付けず、多少の支持率低下をみても、あとは任期一杯サミットや外遊で時を過ごす。
そんな考えだと思います。
既に昨日の森派のパーティーでは安倍対福田の火花が散ったとの報道があります。これで国会終了と同時に一気にポスト小泉が進みます。
by kura0412 | 2006-05-31 09:53 | 歯科 | Comments(0)

どうその影響が及んでくるでしょうか?

今日の日経の一面は凄いですね。
社保庁監査の改革前倒しのトップ見出しの横に、大手生保、8年ぶり増収、医療・がんなど堅調とあります。
まるで社保庁が駄目だから公的保険は頼りにならず、医療は民間保険にすれば経済が活性化する。
最近の私は、こんな解釈する、かなりひねくれ者になっています。

しかし、あまり好きなことを言うといじめられる恐れがありますが、社保庁は酷すぎますね。
数人の職員が不祥事を起こしたかどうかのレベルではありません。26都府県で115000件もの年金不正免除を組織的に実施していました。
この問題は、年金問題だからと静観することも出来ません。社保庁全体の組織的問題ですから、われわれにも何がしかの影響が及んでくるはずです。
フ~
その社保庁にも歯科医師は指導、監査を受けているんです。
by kura0412 | 2006-05-30 12:07 | 歯科 | Comments(0)

無理できない年代、さてどうするか?

昨日所用があり、久々に柔道の昇段試合を見学してきました。
大学時代に始めた柔道ですが、忙しさと、腰の具合が今ひとつの為、ここ何年か柔道着を着ていません。しかし、高校生の試合を見ていると、何故かムラムラと昔の現役時代を思い出し、試合までいかなくても、小中学生相手に練習をしたくなってきました。
と思っても、無理の出来ない年齢に私もなっています。もし、練習を強行すれば、2,3日どころか、しばらくは体の痛みで大変だと思います。しかし極端な最近の運動不足の解消にも役立ちます。さて、どうするか?
by kura0412 | 2006-05-29 14:41 | 歯科 | Comments(8)

いささか嫌気が差してきました

財政・経済一体改革会議の下部組織として発足した与野党の実務者協議会で歳出削減案の調整がなされ、再び社会保障分野が槍玉に挙げられならがらも、医療に関しては医療制度改革法案の審議と重なり調整が難しいと報道されています。
一方、安倍官房長官の私的諮問機関である社会保障の在り方に関する懇談会では、医療費の追加抑制を求める声が強くなっているとの報道もあります。
現在、国会審議中の重要法案である医療制度改革の議論の真っ最中のこの話は、やっぱり、まだまだ、医療に対して締め付け、抑制の嵐が控えていることを示しています。
今回の改定の理不尽な結果は、源を質せば、この医療抑制政策が根源です。これに乗じていいようにやられたわけです。それも、いつ終わることのない議論です。
本当に日本の医療、歯科医療はどうなるのでしょうか?どうあらねばならないのでしょうか?いささか嫌気が差してきました。
by kura0412 | 2006-05-29 14:25 | 歯科 | Comments(2)

歯科界にも小沢流登場

民主党の小沢一郎党首が、参議院議員候補者擁立の目処が付いたら、党内の医療関係議員に対して、日医、日歯との政策協議の場をを設けるように指示したとの報道です。

いよいよ歯科界にも小沢流の登場です。

これはあくまでも選挙運動一環としての対応です。でも、民主党からの積極的な働きかけです。既に、石井みどり氏が自民党公認決定した後です。また、このブログでも先生方から書き込みもあったように桜井議員の現場の声を代弁してくれた緊急アンケート、国会質問に対しては、党派を超えて先生方からも支持があります。
選挙が絡んでなければいずれの両立も可能です。しかし、選挙が絡むとそうは簡単にはいきません。
さてどうゆう理由をもって判断を下すか?
日歯連盟の幹部の先生には、この小沢党首の考えは、日歯連盟の力を認めての言動ならば、嬉し、悲し、気持ちになります。
by kura0412 | 2006-05-27 14:21 | 歯科 | Comments(2)

歯科は幸福を与える分野

今週のAERAに「幸せの数式」というタイトルでの特集がありました。
そしてその中では、
幸福=健康×(人間関係+仕事)

幸福≒√経済力×健康×人間関係

など、現在流れる経済至上主義への警笛を鳴らす共に、健康が幸福の絶対値、これが0あるいは、小数点ならば幸福にはなれないことを示していました。

歯科の分野にはこの健康に加え、食べる楽しみを与えるという意味で、

幸福=健康×(人間関係+仕事)+食べる喜び

幸福≒√経済力×健康×人間関係+食べる喜び

この+の部分にも寄与する、幸福を与える分野だと感じています。
河邊清治先生が「口福」という言葉でよく使われていましたが、
「幸福」
これがこれからの歯科の再生を担うキーワードになるかもしれません。
by kura0412 | 2006-05-26 13:35 | 歯科 | Comments(0)

政策なしでは選挙は戦えません

安倍官房長官がポスト小泉に名乗りを上げたという報道が、今朝の新聞各紙を賑わせています。
それと共にポスト小泉に変わって、その政策がどのように変化するか?この政策におけるポスト小泉の行へについても、候補者とリンクしてこれから話題になってくると思います。
もはや、首相を決めるのは、従来の派閥力学や国会議員の意向だけではなく、政策の違い、国民からの支持率などに大きく変化しているからです。
これは日歯連盟の次期参議院選挙のおける選挙運動にもいえことです。
旧来の歯科医師連盟が推薦したから、歯医者だから、そんな理屈での選挙運動展開では、もう支持も得られなければ、当選もできません。
選挙に勝つ政策を考えるには、昨日先生方か寄せていただいたように、歯科界は医療政策に関してどうゆう政策を望んでいるのかを候補者、支持組織はそれに耳を傾け、そしてそれが具現化できるような政策としてまとめ提示できるか?それなしでは選挙は戦えません。
先般、日歯連盟役員の先生に聞くところ、その内容は別としても、その作業は実施し選挙運動を展開するという話は聞いています。
by kura0412 | 2006-05-25 12:09 | 歯科 | Comments(0)

開業医としての目線で

正式に日歯連盟の次期参議院候補になってから初めて、昨日石井みどり先生と逢いました。
既にその顔と考えを知ってもらう為、全国を動き廻っているとのことでしたが、依然と変わらないバイタリティーある口調と、先生の明るいキャラクターは健在でした。それと共に、同じ開業医の目線で、開業医の代弁者として政治の世界に挑みたいという、強い志を私にも披露してくれました。
既に、自民党の一次公認も得て、後援会組織も立ち上がりました。現時点では自民党に逆風が予想され、また、一連の事件で歯科医師の政治離れも進んでいます。非常に厳しい選挙です。
しかし次期参議院選挙で敗北すれば、歯科界を代表する国会議員は一人もいなくなります。今回の改定で職域代表議員の存在に対して、疑問を投げかける先生もいます。しかし、いてもあの結果ならば、いなければ更に酷くなるのは必至です。
一度会って話を聞けば、歯科医師として一票入れたくなるような先生なんですが、それをどうやって全国の先生方に伝え、理解を求めて支持してもらうかが選挙戦の大きなポイントです。
by kura0412 | 2006-05-24 12:16 | 歯科 | Comments(14)

通達を無視

土曜のの日経経済面で、
第2のビールの増税分を値上げしてない実体を是正す為出された
「税率の見直しは原則、販売価格を通じた適正に転嫁されるべきだ」
という国税庁の通達に対して、それを無視し、小売りでは値上げを避ける動きが目立っているとの記事がありました。
そして税収狙いの通達なぞは市場の前では無力だ。
と結んであります。

小泉内閣が謳う市場原理主義というのはこうゆう結果を導きます。
恐らく、国会でこの点を小泉首相に質問すれば、この流れを肯定し、自画自賛すると思います。
しかし、医療の世界でも、今回の改定で、臨床の現場の先生方の頭を悩している通達を無視すればどうなるか?

市場原理主義が絶対といことはありません。
また通達の意味というのはこの程度なのでしょうか?
by kura0412 | 2006-05-22 14:02 | 歯科 | Comments(5)

衆議院議員からの転身

10年ほど前にまちづくりのシンポジュウムのパネリストで一緒になったことのある、民主党の元衆議院議員の嶋聡氏から今朝はがきが届きました。
昨年の衆議院選挙で破れ、政界から足を洗ったといことは聞いていましたが、その後の行き先は知りませんでした。
そして、今朝届いたはがきを見ると、ソフトバンクの社長室長と肩書きはなっています。
彼は、松下政経塾の出身で、自身もいわゆる街づくりのシンクタンクを設立し、その後愛知県から世界へ転出した人です。それが今度は、財界で新風を巻き起こすソフトバンクへの転身です。ある意味でミスマッチ?でも国会議員を会社に取り込む。なるほどな!そんな印象をもちます。
その結果はどうなるか分かりませんが、この感覚、センス、これが今の歯科界にないんです。いい悪いは別にして、この感覚がないと、今の日本の社会では生きていけないのかもしれません。
by kura0412 | 2006-05-20 12:41 | 歯科 | Comments(3)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412

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ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

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