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車の板金屋との話から

小千谷で車の板金屋をしている私の友人がいます。小千谷では、地震、大雪の影響で、建設業の一部を除き、経済が著しく低下しているにも関わらず、猫の手も借りたいほどの忙しさだとのことです。
その理由を彼曰く、地震で傷ついた車の存在、そして、疲れからくるのか、運転の不注意であちこちぶっつけたケースが多いとのことでした。そして、地震の対応で予算がなく、車の買え代えもならにので、その仕事の忙しさも、しばらくは続くだろうと予想していました。
ちなみに、私の車も、三ヶ所傷ついています。その修理も連休まで待ってくれとのことでした。また、車買え代えの為に貯めていた金はユニット修理に使った為、この11月には三度目の車検となりそうです。
by kura0412 | 2005-03-31 10:39 | 中越 | Comments(0)

一段扱い

あれだけ連日紙面を飾っていた日歯の事件ですが、昨日の内田日歯元常務の判決の記事は、今日の日経は社会面一段扱いです。一体、社会にとってあの事件は何だったのでしょうか?
その実際は、ただ、マスコミの一つのネタとして、歯医者が金儲けの為、組織ぐるみで悪いことをした。そんなレッテルを貼られただけで、一般紙の一面トップを飾るような事件だったのでしょうか?
もちろん、ここで大きく扱われれば、事件がようやく沈静化してきた状態を蒸し返すことにもなるわけで、こんな扱いで良かったとも考えられるわけです。
しかし、一つだけはっきりしていることがことがあります。歯科界にとって、この事件のダメージは、今でも、連日一面を飾ってもよいほどの大きな傷跡が残りました。
by kura0412 | 2005-03-30 08:56 | 歯科 | Comments(0)

起訴状内容

臼田前日歯会長に検察側が4年が求刑されました。
その起訴状の中で「臼田被告は、通常初診料よりも割高な『かかりつけ初診料』の適用条件緩和に賛成してほしいとの趣旨~」とあります。
①通常初診料?通常とはどう有意味でしょうか?②割高な?③適用条件?
現在の歯科には、初診料とかかりつけ初診料の二つがあり、その適用条件を満たせば、医科の初診料と同等の点数評価のかかりつけ初診料が算定できます。
司法のことはよく分かりませんが、もし、無罪とならなければ、この起訴状の内容は認知されることになるのでしょうか?
先ほど、内田日歯元常務に、懲役2年6ヶ月、執行猶予5年の判決が下りました。求刑は3年でした。
by kura0412 | 2005-03-29 12:02 | 歯科 | Comments(0)

震度6弱と6強

震度5と6には弱と強の二つがあり、一見、その強さは同等のように思われがちですが、その実体験をした私(正確にいうと、10月23日の地震発生時は名古屋にいた私は、6強の経験はありませんが)からいうと、5弱、5強、6弱、6強、7は、5、6、7、8、9と数値ではっきり言えるほどの違いがあります。
具体的に言えば、5強までは大きな被害の心配は少なく、6弱だと環境が悪ければ(今回の玄海島)被害の大きなケースが出てくる、6強だと地域全体に被害が拡大している。そして、7となると、その被害は甚大なものと、津波の被害を除けば、そんなイメージでいいのではないかと思います。
確かに、6強を経験した私の家族、知人から聞けば、生きた心地はしなかった。、また、7だった隣町、川口町の人から聞くところ、原爆でも落っこちたかと錯覚するような衝撃だったと聞きます。
私の小3の子供の言う「お父さんは、6強、5強、5強、5強、6強、6弱、5弱の連発の一時間を経験していないのだから、今回の地震の体験は言う資格はないよ」この言葉は本当のようです。
by kura0412 | 2005-03-28 10:56 | 中越 | Comments(0)

保健と保険の線引きを

1次、2次、3次予防の定義、「予防治療」という概念、いずれもぼんやりとイメージは出来ていても、それを明確に線引きできるか?と問われれば、果たしてどれだけの先生方が返答できるでしょうか?
そして、その境界線こそが保健と保険のラインであり、その線引きを今まではっきりさせないが為に、現在の歪んだ歯科の医療環境が存在します。
歯科界再興のためには、多少時間がかかっても、まず、その線引きを内外に示さなければなりません。
by kura0412 | 2005-03-25 11:40 | 歯科 | Comments(0)

また、春の雪

3月25日、お彼岸も終わり、桜の開花を予想する頃なのに朝から吹雪です。この二週間ぐらいで、積もっていた雪もかなり消え、春めいてきた天候にほっとしたものを感じていただけに、この繰り返す春の雪は、ボデーブローのように効いてきます。
そして、雪解けから現れてきた、地震なのか、雪が原因なのか分からない、道路、地面、そして建物のあちらこちらに見える傷跡は、予想を遥かに超えるものでした。恐らく、地域の皆さんも、精神的にぎりぎりのところに来ているかもしれません。
復興を本格化する前に、まず、この地域の皆さんの復興に対する気持ちを、どう保つか?それを模索しなければいけないようです。
by kura0412 | 2005-03-25 11:02 | 中越 | Comments(0)

被災の傷跡は深く-小千谷市の小学校の卒業式に出席-

昨日、中越大地震で犠牲になった二人の生徒を含む、生徒全員が未だ仮設住宅での生活を強いられている、小千谷市立東山小学校の卒業式に出席してきました。
その校舎も被害を受け、また、大雪の影響で未だ修繕が成されていない為、市内のホールでの卒業式でした。
会場には、亡くなられた二人の子供さんのご両親も出席されました。式典そのものは、厳粛に非常にいい卒業式でしたが、そこに出席している生徒、保護者、地域の方全てが、被災五ヶ月たった今でも、自分の家に戻ることの出来ない生活の方ばかりなのか、何か非常に重苦しいものを感じました。やはり、被災の傷跡は深く、簡単には癒すことが出来ません。
by kura0412 | 2005-03-25 08:41 | 中越 | Comments(0)

福岡にも地震発生

福岡に震度6弱の地震が発生しました。玄海島などは相当の被害がありあそうです。この地震の発生を知ったには、家族で買い物に出かける車の中でした。その被害状況を実体験と比較しながら、皆、思い出したくない5ヶ月前の地震発生時の体験をが蘇りました。
福岡は、地震への注意は殆どなかったと聞きます。その福岡に発生したということは、直下地震なら、日本の全国のどこでも地震が起きることを改めて示したことにもなります。
災害の危機管理の備えは、それぞれの分野で早急に対応が必要です。
私の最初の具体的な提案として、安否の確認には、ドコモの災害掲示板を利用するのが一番確実です。それと、備えとして、地震保険の加入は検討する必要性を実体験として感じています。
by kura0412 | 2005-03-22 09:04 | 中越 | Comments(0)

しばらくは国政選挙なし

しばらく国政選挙がないので、今が、財政再建を実施する絶好の機会との新聞報道がありました。つまり増税を実施するということです。今回の国会が低調な論戦に終わったのも、その辺も理由にあるのかもしれません。
昨年、日歯連盟の一連の事件が勃発し、連盟活動が事実上休止しているわけで、ある意味で組織建て直し、そして、周囲の目もいくらか和らぐには、時間の猶予をもらったとも考えられるわけです。
日歯連盟から改革委員会の報告書が出され、今回の事件における連盟としての反省と、今後の進むべき道筋を、会員、歯科界、国民に示したのですから、あとはそのラッキーにも時間の猶予を得た期間に、その理念に沿ってどう実行に移すか、そこにかかります。
by kura0412 | 2005-03-19 12:01 | 歯科 | Comments(2)

中医協委員の復帰を

中医協の日歯からの推薦委員の復帰が未だなされていません。やはり厚労省は、日歯が臼田前会長らの退会受理を不満に思っているのでしょうか?先日提出した日歯の改革案では、反省が足りないのでしょうか?その理由は分かりません。
しかし、現行の制度が継続している中で、中立を守ることを謳いながら、そのバランスを崩し定員不足を一年間も放置することは、行政のシステムの運営を考えてもおかしな話です。復帰しても、当然、今まで以上に発言は制約されます。でも、委員が復帰もままならないなら、他の分野から押し寄せてきている嵐のように攻撃に、戦う場面すら与えてもらえず、いきなり白旗を上げたも同然です。現在の状況の放置は、歯科界に歪が広がり、結果、国民の不利益にもなりかねません。
中医協委員復帰は、当面の日歯の最重要課題です。
by kura0412 | 2005-03-18 12:11 | 歯科 | Comments(0)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

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