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橋本元首相派閥会長辞任

日歯連盟からの一億円献金問題が引き金となって、橋本元首相が派閥の会長を辞任しそうです。
あげた方は、その場面に臨席したメンバーはもとより、もらった小切手を胸ポケットに納めたことまで明確に覚えているようですが、一方は、「覚えていない。」「もらっていない」との返答です。
しかし、これは一般的考えても、どうもおかしい。
もし、もらっていないいうことならば、橋本元首相は、うそを言っているか、一億円の献金などは日常茶飯事なことで本当に忘れてしまった、ボケて忘れてしまったか?いずれかでしかありません。
そして、あげた側からの感情からすれば、その献金の無意味さを論議することは別にしても、血のにじむような思いで払っている連盟会費からの献金を、こんな扱いにされたのでは、たまったものではありません。
現在、経済状況の悪化、政治資金の規正が厳しくなり、パー券一枚売るにも大変な時代だという話を、友人の国会議員秘書に先日聞きました。
そんな時代でありながら、ニュースで献金をしたことが迷惑なような顔で写る橋本元首相の顔を観ると、腹がたつは、空しくなるは、政治献金は是とする考えの私でも、献金無用論を訴えてくなります。
by kura0412 | 2004-07-30 11:23 | 歯科 | Comments(0)

解散的改革

やはり、また歯科医師の逮捕者が出てしまいました。日歯連の役職も兼ねていましたが、地方での事件によっての逮捕です。地方にも波及し、いったいこれからこの一連の事件は、どんな方向に進むのか?全く分からなくなりました。
昨日、ある友人が、連盟は、一旦解散しなければ政治活動続行は不可能では?そんな意見を私にしました。私も、連盟がこれだけ追い詰められ、また、更に事件の拡大が予想されるとなれば、解散とまではいかなくても、組織そのものを全て入れ替えるぐらいの気持ちで取り組む必要性を感じています。
そして、その解散的な改革への第一歩は、今回の事件での実際の連盟のお金の流れがどうだったかを、連盟自らが調べることが出来るか否か?そこにあると思います。
歯科医療の環境整備に政治は必要、連盟活動も重要、そう理解している会員でも、この部分への疑問が、はっきりしなければ、その再生への意欲が湧きません。ここまでやられたならば、それを隠すことはマイナスの要素しかありません。くしくも、昨日、日歯連盟改革委員会がスタートしました。
by kura0412 | 2004-07-29 11:53 | 歯科 | Comments(2)

生放送

今日の夕方、私の会務の役目でNHKの地方局のニュースワイド番組に出演します。しかし、その番組の前に、全国ニュースがあります。
その時、愛知の逮捕の話が流されたら?
今から気が重くなります。生放送です。
by kura0412 | 2004-07-28 11:51 | 歯科 | Comments(0)

世の中は動いている

今日の新聞に、社会保障費2000億円に圧縮という記事がありました。
一連の事件が勃発しても、社会は動いています。もちろん改革も必要です。しかし、政府が迫る医療費にも及ぶ予算削減に対して、このまま手をこまねいているだけでは、歯科に従事する皆が野たれ死んでしまいます。
両手をもがれている様な日歯、日歯連盟の現状ですが、日本の歯科医療を守る為、執行部の先生方に、毅然とした態度で、これに立ち向かうことを期待します。
by kura0412 | 2004-07-27 12:21 | 歯科 | Comments(0)

(連載のアドレス紹介)

デンタルタイムズ21:7月15日号の私の連載が下記にアップされています。

http://www.independent.co.jp/dt21/column.html
by kura0412 | 2004-07-26 11:44 | 歯科 | Comments(0)

読売一面トップ

今日の読売新聞朝刊は一面トップ扱いで、またまた日歯という文字が入っています。
読売の一面トップに載るというのは、事件のレベルとしても、それなりに大きな意味があるわけです。一億献金に関しては、既に、日歯関係から手を離れて、政局問題へと移行しつつあります。
まだまだいろいろ出てきそうな一連の事件ですが、少し、その内容を吟味、問題の整理をし、歯科界内部で解決が迫られている問題を、順序を付け、事件の推移とは別に解決していかないと、事件の結果を待っているだけでは、更に、状況が悪化するばかりのようです。
しかし、この一連の事件が、全国紙トップを飾ったのは、もう何度になるでしょうか?
by kura0412 | 2004-07-26 11:39 | 歯科 | Comments(0)

その根底には

夏休みになりました。虫歯だらけの子供達が、学校検診の結果の用紙を持って待合室に群れを成していた、夏休み需要?があったのは、もう懐かしい思い出と成りました。とにかくわれわれは、子供の虫歯は激減させました。
採算に合わない公衆衛生活動に尽力して、歯科医師としてはその責務を果たしているのに、経済的には、「虫歯の予防がなければ、、、」そんな恨み節が出てきそうな現状は、何かがおかしい!
一連の事件は、この実際が根底にあることも、どん過ちを詫びたとしても、歯科界からも社会にしっかり伝えないければ、こんな事件は、再び起こります?
by kura0412 | 2004-07-24 14:10 | 歯科 | Comments(0)

不安から将来展望の提示へ

こんな時代、先が見えないほど不安なことはありません。
昔ならば、歯科医師というライセンスを持っていれば、経済的、社会的にもある程度の余裕、保障があったので、こんな心配は必要ありませんでした。しかし、今は全くその環境が異なります。日本の歯科界の展望を示すことは、その結果をみるのは遠くても、精神的には即効性のあることなのだと思います。また、改革を謳うには、課題を整理し、これを示すことなしでの改革はあり得ないのです。
この考えのウイングを広げれば、現在の日本の社会全体に蔓延する不安は、この将来への展望、その頂点が社会保障の整備への不安です。
by kura0412 | 2004-07-23 12:45 | 歯科 | Comments(0)

保守主義

本来の保守主義とは「革命や解体は否定するが、守るべきものと変えるべきものを選別し、変えるべきものは思い切って変えること」(伊藤惇夫:永田町悪魔の辞典より)
日本の歯科界を守るには、何を守り、何を思い切って変えるべきなのか?
現在ここに属する皆のテーマです。
by kura0412 | 2004-07-21 12:19 | 歯科 | Comments(3)

災害地を訪れて-組織のメリットの再考を-

一昨日、新潟県三条市、中の島町を中心とする水害にあった診療所へお見舞いに伺いました。
泥をかぶった診療所を目の当たりにし、そして、診療中突然濁流が襲い、車が飛び込んできたり、7時間、胸まで水に漬かり救援を待ってたなどの事例の報告を聞いたり、その災害の凄まじさもさることながら、もし、この状況が自分に起きたら、どうなるだろうか?その不安が自分の気持ちをよぎりました。
日本の歯科界は「危機管理」に関しての対応が話題になっている昨今、まさに、災害への危機管理は、経営者としても、歯科医師会としても大きな課題の一つであり、本来、これが出来るのが組織であるはずなのですが、現在、組織として手を差し伸べる範囲は限られたものです。
経営規模としての個々としては、非常に小さなものである医院経営を考えれば、この視点での組織のメリットを生み出すことを切り口に、日歯の再生は考えられないか?そんな感想をもちます。
by kura0412 | 2004-07-20 12:18 | 歯科 | Comments(0)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412

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ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

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