日本の歯科界を診る(ブログ版)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
by kura0412
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カテゴリ:コラム( 33 )

厚労省からの郵便物

厚労省から分厚い封筒が先ほど届きました。
基本的に厚労省からの郵便物は好きではありませんが、中には「確認じゃ!2つの給付金。」と題するポスター1枚とかなりの数にパンフが入っていました。年配の方も来院しますし、社会保障という括りということで送られてきたのでしょうが、問題は年金給付を受ける人を説明しているのですが、私が読んでもよく分かりません。これを給付対象者の方が読んでどう感じるか。
正直、ポスターを張ることも、パンフを待合室に置くことも躊躇します。役所仕事、もったいない。
by kura0412 | 2016-08-30 17:01 | コラム | Comments(0)

週刊ポストが騒がれない理由

週刊ポストに3週に渡って歯科問題について特集記事が載っています。
最近、話題を提供するセンテンススプリングではありませんし、参議院選挙、東京都知事選挙でのネタの方が注目度がありますので、社会問題化までには至っていないようです。
内容は、耳鼻科医師のコメント、介護必要なインプラントの対応など興味深い部分もありますし、その一方、反論したい記述もあります。問題は、女性ヌード写真満載の中での問題提起です。本が売れない、特に週刊誌の発行部数が激減な理由は、内容よりもこのあたりなのかもしれません。
by kura0412 | 2016-07-21 16:21 | コラム | Comments(0)

8020の次なる目標を

今日、学校医をしている小学生に口腔衛生についての話をしました。
そこで8020についても触れたのですが、正直、目標としては古い印象は否定出来ません。女性の平均寿命は85歳超えています。
何か次のインパクトある目標を掲げ、歯科界はステップを上げるべきです。
by kura0412 | 2016-06-21 16:21 | コラム | Comments(0)

日本人の平均年齢「46歳」

昨夜、地元の議員の集会に参加しました。その議員は今年50歳になります。しかし、200名を超える参加者を見回すと高齢化がまざまざと感じます。
よく考えると、平均寿命の発表は目につきますが、平均年齢についてはあまり話題になりません。そこで検索してみると、46歳と出てきました。政治で動く年齢層は相当高いということも分かります。
そういえば、日歯会員の平均年齢を私は昨年ようやく超えました。
by kura0412 | 2016-06-11 09:29 | コラム | Comments(0)

日病協、歯科衛生実地指導料:医師の指示でも算定できるよう改定を要望

中医協委員も排出している日病協が、次期期改定に歯科衛生実地指導料:医師の指示でも算定できるよう改定を要望しました。
中国の人工島のように既成事実を積み上げてやられるのかもしれません。何も対応してこなかっただけに苦しい状況になっているかもしれません。果たしてどんな対応があるのか、出来るのか。
by kura0412 | 2015-08-29 14:57 | コラム | Comments(0)

マスコミは続いています

今日も各マスコミが続報として伝えています。

果たして、誰が、どんな形で歯科界を収拾するのか。そして出来るのか否か。
by kura0412 | 2015-05-01 18:25 | コラム | Comments(0)

言葉もありません

また市ヶ谷の日歯会館が東京地検特捜部の家宅捜査を受けました。

言葉もありません。
by kura0412 | 2015-04-30 18:24 | コラム | Comments(0)

全身疾患の問診なしで抜歯はしません

調剤問題がテーマだった今朝のニュース番組で、歯科に模造家の深いはずの自民党参議院議員が、「血液をサラサラにする薬を飲んでいる方が、歯医者さんでうっかり歯を抜いたらトラブルになるかもしれないので、それをチェックする調剤薬局は有用」とかいう発言をしていました。

医師でない議員の為に改めて、
調剤薬局だろうと院内処方だろうと全身病歴確認せずに抜歯でトラブルとなったら歯科医師の責任となり、まずそんなことはありません。
あ、その議員は日歯開催の講演会で明日特別講演することになっています。
by kura0412 | 2015-03-14 08:54 | コラム | Comments(0)

『歯科界に必要な発想の逆転』

今月の新聞クイントにコラムが掲載されています。
http://www.quint-j.co.jp/shinbunfile/102/ebook/shinbun03/index.html#page=1
by kura0412 | 2015-03-03 15:06 | コラム | Comments(0)

時期が時期なので

全国紙、週刊誌でまた叩かれています。
この件につきましては、もう暫くは論評は避けます。

時期が時期ですので。
by kura0412 | 2015-02-10 18:54 | コラム | Comments(0)
ミラーを片手に歯科医師の本音
回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。
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