カテゴリ:コラム( 39 )

先日、国家試験の合格発表がありました。現在歯科医師として働いて30年以上たった今でも、当時のドキドキ感は今でも脳裏にしっかりと残っています。そして、ご子息が受験者だったり、大学関係者の先生方でしたら、ご自身と同様、いやそれ以上にその結果を待ち受けていたものと思います。
既に大学別の合格率などの報道があり、その検証はされていて、私が受けた当時とは国家試験の合否の考え方が大きく違うことを感じます。資格試験でありながら選択試験化されている点などはその一番であり、また、試験内容も大きく変化しています。国家試験となると合格率に視線が注がれますが、いろいろな課題に対して歯科界として論議する時期が今あるようです。
その中で特に私が注目するのが、採点除外問題が17問にも及んだ点です。
恐らく合格率ありきとなり、新しい問題を考え、かつ機密性が求められ検討するメンバーが限られているからの結果と想像します。しかし受験生にしたら点数除外で済む問題ではありません。その除外問題で引っ掛かり時間配分を誤ることも十二分考えられます。そのそも数問ならともかく、17問も除外となる試験が国家試験と呼ばれるのでしょうか。
この問題は大学関係者だけの問題ではありません。先日、実地試験も含めて、国家試験が改正されるとの話も聞きました。国家試験は歯科界全体の問題として再考しなければいけない歯科界の課題です。
by kura0412 | 2019-03-28 11:20 | コラム | Comments(0)

ジェネリックでも進化

腰痛で整形外科通いしています。この仕事している限りは仕方ないと諦め、痛みとお付き合いしながらと思っています。
そして湿布薬「ロキソニンテープ」を処方してもらうらったのですが、発売直後からこの湿布薬私は好きではありません。直ぐ剥がれてしまうのです。ですから従来型の「モーラス」を使っていました。ところが今回処方してもらったのはジェネリック、それも「モーラス」「サロンパス」と同じ久光薬品製です。この種のノーハウを持っているのか、貼り易くて剥がれません。ジェネリックでも進化している印象です。
と、整形外科には知識のない私が勝手に思って腰痛の回復を待っています。
by kura0412 | 2019-03-07 12:24 | コラム | Comments(0)
先生方の診療所でも既に来院された患者さんもおられると思いますが、口腔がんを心配した患者さんが来院されました。タレントの堀ちえみさんのニュースがきっかけです。臨床現場でもがその影響が波及しています。

「リンパ節転移しているステージ4の舌がん」そして、タレント、歌手という仕事を考えると、その厳しさは先生方が感じられている通りだと思います。
日頃一般的には広がりが欠ける口腔がんが、堀さんの告白で一躍脚光を浴びました。各種報道をみると、やはりどこかで日歯、あるいは専門学会がきちっとした口腔がんについての見解を示すことも必要かもしれません。
歯科医師として日頃の診療の中で、改めて口腔がんを意識する。そして、社会全体に口腔がんへの理解の広がりに繋がれば、今回勇気をもって告白した堀さんを間接的に支えることになるのではないでしょうか。
今朝のニュースでは昨日無事手術が終わったとのこと。これからの堀さんの「口腔がん」との戦いを見つめたいと思います。
by kura0412 | 2019-02-23 11:48 | コラム | Comments(0)
今朝の日経新聞の日経BP社から「テクノロジーの進化と激変する業界構造、医療・健康ビジネスの未来」という本の広告がありました。そしてその紹介されている目次の中に「歯科診療所の未来」との一項目が目に入りました。
値段がそこそこなら買うことも検討しようと思ったら「書籍のみ・本体300000万円+消費税」が目に入り瞬時に諦めることとなりました。
果たしてこの種の書籍、歯科界では誰が買うんでしょうか?どこか立ち読みできないものでしょうか?
by kura0412 | 2019-02-13 14:50 | コラム | Comments(0)
2月6日の中医協で消費税率10%への引き上げに伴う対応として歯科においては初診料4点アップ251点、再診料3点アップの51点という案が示されました。
現在医科の初診料は282点、再診料は72点、歯科の237点、48点との差は45点、24点の差があります。医科は6点、1点アップで288点、73点に引き上げられますので、その差は37点、22点の差に縮まったことになります。
ところが興味深いのは、改定後点数のうち、消費税対応分として初診料30点、再診料6点という数字が示されました。医科は18点、4点です。これを単純計算して、それぞれに消費税分を引くと初診料は221点、再診料は45点となります。そして医科の場合は、270点、69点となり、その差が49点、同数となりました。従って実際は初診料においては12点差が拡がったことになります。

確かに医科と歯科の初診料の取り扱いが異なります。また、今回の消費税への還元においては、高価な機器が多い医科との単純比較は難しいことは理解できます。したがって、恐らくこの数字はいろいろな部分を考えた中での数字だと思います。また、以前からもこの表記なのでしょうが、初診料」「再診料」と「歯科初診料」「歯科再診料」と区別している点も気になります。
果たしてこれから厚労省、関係団体がどのような分析をしてこの結果を受けるでしょうか。
by kura0412 | 2019-02-09 11:32 | コラム | Comments(0)

3日前に指導されても

改定に伴う集団指導の通知が届きました。私の地域の日程は3月30日です。実施は3日後です。
事前にある程度の情報は入るものの、今回は要件の縛りが多いと聞きますので、この指導をもって実際の対応を考えなければなりません。他の官庁ではこのようなスケジュールはまず考えられません。この問題に対して、われわれも慣れっこになっています。その準備で改定がずれ込むのも困りますが・・・
by kura0412 | 2018-03-02 16:32 | コラム | Comments(0)

CM流しておいて

連日にようにCMを流していた法律事務所が弁護士会から処分を受けました。法を守るべき弁護士のこの結果です。
そしてもう一つ問題なのが、その誤ったままでCMを流し続けてきたマスコミの責任です。彼らには処分はないのでしょうか。正義の味方のような振る舞いをしてのこの状況です。これではマスコミ離れが加速するわけです。
その既存のマスコミですが、選挙中であるにも拘らず公平性を欠く報道を連発です。今の若者は、もうテレビも新聞も見ません。彼らの情報源は、SNSやネット情報番組からの多くの情報を自らの考えで選択し判断しています。大本営発表が通じる時代はもうなくなっていることを既存のマスコミは認識しなければ衰退するばかりです。


by kura0412 | 2017-10-13 16:55 | コラム | Comments(0)
先日聞かれた歯学部の学生さんからの質問です。
「在宅歯科診療が広がらない理由を明かす文献探しているのおですが、ご紹介頂けますか」
在宅に関して前向きな論文はいくらでもありますが、確かにこのような実態を踏まえた論文の記憶はありません。
その鋭い感性に、僕が指導医だったらこの質問だけで合格です。
by kura0412 | 2017-09-08 14:20 | コラム | Comments(0)
資料の整理をしながら、改めて2014年から2019年度の社会保障制度改革のスケジュールをみると、W改定は医療機能の分化・連携と地域包括ケアシステムの構築の実現のための一つの目安として位置付けて、そこに向けて各施策を一体感ともって進めるとありました。
結局そこでの目標が、医科ではかかりつけ医であり、調剤の場合は健康づくり支援薬局の普及、確立でした。
では、歯科はどんな姿を求めていたのか?
結局のところ2025年に向けた将来像を導き出すことなく、施策を積み重ねもないまま、改定時の点数のみに注視するという従来型の考えから脱皮していなかったのではないか。そんな思いがしました。


by kura0412 | 2017-04-18 17:26 | コラム | Comments(0)
今年の国家試験もかなり厳しい合格率でした。それに加えて、合格率を上げる為に卒業試験のハードルを高くした大学もあったようです。こうなると受験生本人は当然ながら、家族にもプレッシャーがかかります。
そんな国家試験問題の一部、摂食嚥下関連を見せてもらいました。
かなりの問題数と内容です。先生方、特に年配の先生方は一度目を通すと良いと思います。最近、この領域を勉強していたつもりでも難しく、中々解けません。
問題は摂食嚥下分野を加えることが、新たな歯科領域拡大との視点ならば良いのですが、これが単に合格率を下げる目的だとするならば課題が残ります。
今の学生、卒業生は大変です。







by kura0412 | 2017-03-31 17:14 | コラム | Comments(0)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412