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日本の歯科界を診る

2020年 02月 15日 ( 1 )

「エアロゾル感染」

新型肺炎は残念ながら市中肺炎レベルまで広がりました。したがって歯科医療の現場にいる我々も感染の可能性が高まりました。そして昨日、歯科医師会から新型コロナウイルス感染症対策本部を立ち上げ、その対応についての事務連絡が届きました。
・(略)疑いある患者が直接来院した場合は、最寄りの保健所に連絡の上、対応について相談すること。
・院内全体で標準予防策の徹底を図ること。
・最新の情報については厚労省のホームページで確認すること。
となっています。
この文面からはその緊張度も伝わりません。無論マスク不足への対応どころか具体的な示唆もなく不安が募るばかりです。
加えてエアロゾル感染への対応として、日本環境感染学会は、起動吸引や気管管乳などのエアロゾル発生手技に関してはN95マスク装着を推奨しています。
幸いにして発生地である武漢での状況は別にして、万が一感染したとしても現時点では重篤となる可能性は低く症状は軽微です。しかし、この話題がマスコミに面白おかしく市民に伝わった時どのような反響となるかは分かりません。
今回の国の対応は明らかに遅れており、その終息後は、危機管理としても改めて新型感染への対応への再考が必要です。歯科界も同じではないでしょか。


by kura0412 | 2020-02-15 12:06 | コラム | Comments(0)