2015年 03月 18日 ( 2 )

2025年を見据えた計画の中で歯科は

報酬削減、「『地方創生』と矛盾」との指摘
厚労省の医療介護総合確保促進会議

厚生労働省の医療介護総合確保促進会議の第4回が3月6日に開かれた。2014年度から始まった地域医療介護総合確保基金の使途や基金の事業の評価方法などを巡って議論があった(資料は、厚労省のホームページに掲載)。保険者が、基金が人材確保事業に多く使われている\点に不満を示したほか、診療報酬、介護報酬が削減される流れの中で、「『地方創生』とは逆のことをやっている」と、安倍晋三政権の対応を批判する声も出た。

基金の使途「首傾げるものある」
始めに厚労省が、2014年度の地域医療介護総合確保基金の配分状況や、2015年度から始まる介護分の基金を説明。医療の2014年度分では、(1)病床の機能分化・連携に関する事業に174億円、(2)居宅等における医療の提供に関する事業に206億円、(3)医療従事者の確保・養成に関する事業に524億円が配分された。全体で、公的機関に24.6%、民間機関に71.4%を配分。

日本医師会副会長の今村聡氏は、2014年度の医療分の基金について、従来の国庫補助事業から移行したものがある点を指摘して、新規事業を明確にするために「金額や事業数を明らかにしてほしい」と要望。
健康保険組合連合会副会長の白川修二氏は、医療従事者の確保に約6割が配分された点を指摘して、「中を見ると、重要な使途なのか、首を傾げざるを得ないものがある」と指摘した上で、2015年度以降は病床の機能分化、在宅医療への配分を手厚くするように求めた。
全国健康保険協会理事長の小林剛氏も、病床機能分化への配分が全くない県があるなど地域ごとのに温度差がある点を指摘し、改善するように求めた。
民間機関への配分割合が、従来の地域医療再生基金よりも増えている点に、疑義を指摘したのは、日本精神科病院協会常務理事の千葉潜氏。千葉氏は、「都道府県が立案し、民間に委託した場合は、どのような扱いになるのか」と指摘。厚労省医政局の担当者は、「民間としてカウントする。ただ都道府県には多様な意見を聞いて立案するように指導している」と回答し、実質的に公的な施策に予算が使われている可能性を示唆した。

「基金効果検証に、数値目標を」
基金の事業の効果についての意見も出た。
今村氏は、2015年度から市区町村が主体となって始まる介護保険地域支援事業の事業項目の中に、基金と重なる部分がある点を指摘し、「全国の現場から整理ができないという声を聞く」と指摘。事業の効果を評価する際に、基金単体でなく、介護保険地域支援事業も含めて、地域全体の取り組みを評価するように求めた。
白川氏は、各事業の達成状況の評価に当たって、都道府県が数値目標の設定に消極的な姿勢を批判し、「数値目標がないと、評価しづらい。可能なものは全て数値目標を設定するようにしてほしい」と話した。達成の評価を見える形にするように求める声は、他の委員からも出た。目標設定については、今村氏が、実際の目標自体の正当性を検討するように求めた。

「お金の無駄」「有効か疑わしい」
地方の実態を訴える声も出た。
日本慢性期医療協会会長の武久洋三氏は、「医療や介護がないと人は住めないが、(株式会社が参入できる)介護はニーズが少ない地域にはサプライしない」と指摘。基金で介護人材の確保などがうたわれているが、「似たものの羅列になっている。有効なのか疑わしい」と指摘した。さらに、2014年度の診療報酬改定と、2015年度の介護報酬改定がともに引き下げになっている点に触れ、「安倍晋三政権は『地方創生』を掲げているが、実際は逆のことをやっている。この矛盾を解決してほしい」と、対応を批判した。
日本病院会副会長の相澤孝夫氏は、地域医療提供体制整備のメリットなどを住民が十分に感じていない点を指摘して、住民を巻き込みながら進める必要性を指摘した。さらに現状として、市区町村同士が自治体を超えて、協力する体制になっていない点を指摘し、「(市区町村がばらばらにやっていては)お金も無駄になる。医療介護確保以前に、地方が潰れるのではないか」と懸念を示した。

【m3.com】



ここで議論されたガイドライン案の中に「地域医療(精神、感染症等に係わる入院医療や外来医療、在宅医療、歯科医療、薬局等を含む)全体を見据えた上で、五疾患(がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病及び精神疾患)、五事業(略)等の医療計画において既に記載されている内容を含めて検討されたい。」とあります。
果たして、2025年を想定してのこの計画の中で歯科医療はどの位置に立ち、政策として組み込まれなければいけないのでしょうか。
by kura0412 | 2015-03-18 11:53 | 医療政策全般 | Comments(0)

韓国報道の本音

【コラム】韓国が対日批判の名分を失った5年前の「事件」

荷物をまとめるだけでどっと力が抜けた。私の祖国は金基宗(キム・ギジョン)容疑者(55)が大暴れした国だった。このテロリストが何とかいう団体の「長」という肩書きを振りかざして「進歩系の人物」扱いされ、一部政治家が支援金まで渡していたという嘆かわしい国に、私は戻らなければならなかった。
生まれてからずっと見てきた国なのに奇妙な気がした。「私が誇りに思う大韓民国はこんな国でしかなかったんだな」という実感、世界で一番しっくりこないのは事実だ。ドーバー海峡を離れ、大韓海峡(日本名:対馬海峡)に向かう飛行機の中で広げた新聞も、しばし忘れていた現実を激しいほどに吐き出していた。
今もわれわれ韓国人の中にはテロリストを「烈士(信念を貫いた人)」「罪を憎んで人を憎まず」と擁護する勢力がある。「烈士の共和国」に戻る途中で冷笑を感じた。無表情な能面、その裏に隠された日本人たちのせせら笑いだ。
日本人たちは「これぞまさに韓国のレベル」と哀れんでいるだろう。もし私が日本の新聞記者なら「白昼の刃傷沙汰」を「一部の韓国人は金基宗容疑者を『独立運動家』安重根(アン・ジュングン)や尹奉吉(ユン・ボンギル)と同列に扱っている」と皮肉っていたはずだ。
こうした事実が知られれば、たちまち韓国の誇らしい対日抗戦史は色あせたものになってしまう。罪のない人々の首を切って殺害するイスラム過激派と同じレベルに転落する。なぜ韓国人は「克日」を叫び、損にしかならないことばかり引き継ぎ、やり続けるのだろうか。
日本人たちは「韓国は日本人には無理だ」と、首を振っていることだろう。もし私が日本の新聞記者だったら「マーク・リッパート駐韓米国大使に刃物で切り付けた金基宗容疑者は、2010年に重家俊範・在韓日本大使にコンクリート片を投げ付けた人物だ。韓国の司法当局がこのとき、厳しく断罪していれば悲劇は起こらなかっただろう。しかし、韓国では当時…」と5年前にあった出来事を思い起こさせた上で、なぜ韓国の大統領が日本大使の見舞いはしないで、米国大使の所にだけ見舞いに行ったかについて弁明を要求すると思う。

【朝鮮日報/朝鮮日報日本語版】



多くの日本人は、何故という疑問を感じても、この事実を楯に韓国にどうこう迫る気持ちははいはずです。
韓国の報道の考え方が映し出されたようなコラムに内容です。
by kura0412 | 2015-03-18 08:59 | マスコミ | Comments(0)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412

プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

以前の記事

2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
2004年 09月
2004年 08月
2004年 07月

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

健康・医療
政治・経済

画像一覧