2011年 02月 03日 ( 2 )

<予算関連法案>「成立しないと大混乱」 民主が影響試算

民主党は2日、11年度予算関連法案が「ねじれ国会」で今年度内に成立しない場合の影響を文書にまとめ、党所属議員に配布した。既に子ども手当法案の文書は明らかになっているが、新たに特例公債法案など重要法案についても作成。「大混乱が起きる」と強調し、野党への圧力材料とする狙いだ。ただ、民主党は野党時代、自公政権をガソリン税の暫定税率切れに追い込んだ経緯があり、野党から「ご都合主義だ」との批判も出ている。

民主党国対が、財務、厚生労働など各省に所管法案の影響を試算させた。民主党が強く警戒するのは、赤字国債38兆円の発行根拠となる特例公債法案だ。文書では「予算と一体不可分」と強調。不成立の場合は「国民生活、経済活動に悪影響が及ぶ」「株価の不安定要因になる」と列記して野党に協力を迫っている。
関税関連法案が不成立だと、暫定税率切れで値上がりになる商品もある。ステーキ肉は関税38.5%だが、4月以降に本来の50%に戻り「100グラム当たり約11円の上昇」、同じくチーズも150グラム当たり約10円の上昇となるとしている。
税制関連でも、農林漁業に使う重油の免税措置が切れ「イカ釣り漁で年約18万円の負担増」、離島路線の航空燃料税が値上がりすることで「離島の住民に影響」するなどのケースを例示した。

関連法案は予算案と違い「衆院の優越」がなく、衆参両院で3月中に可決しなければならない。民主党は文書を使って地方議員にも危機感を訴え、野党への「包囲網」を作るのが本音だ。
ただ、自民党は08年に暫定税率の期限切れに追い込まれたうらみが強く、昨年は子ども手当に賛成した公明党も距離を置く。自民党中堅は「野党に責任をなすりつける場合か」と批判。公明党幹部も「中途半端に野党を脅すより、年金改革の民主党案を作るほうが先だ」と突き放した。

【毎日jp】



果たしてこの民主党の作戦が目論み通りに働くでしょうか。逆に、野党から修正、反対の関連法案を明確にさせらるきっかけになるかもしれません。
by kura0412 | 2011-02-03 17:27 | 政治 | Comments(0)

マニフェストの見直し

公約修正続々と 子ども手当、年金改革案… 

菅直人首相は二日の衆院予算委員会で、民主党が衆院選マニフェストで掲げた年金制度改革案の見直しを示唆した。前日は子ども手当の満額支給断念の可能性に言及。次々と公約修正をにじませるのは自民党や公明党に配慮してのことだ。ただ、政権交代を実現させた“旗印”の見直しは、政権の存在意義にかかわるだけに「信を問い直せ」との主張を加速させる可能性もある。 

首相は二日の予算委で、民主党が創設をうたっていた「最低保障年金」の財源総額について「具体的な数字は固めていない」と答弁。最低保障年金の全額税方式についても「いろいろな意見を聞き、四月に向け(政府・与党の)考え方をまとめたい」と述べた。
さらに民主党案の柱の一つだった国民年金、厚生年金、共済年金の一元化も「難しさは認識している。結論は出していない」と「白紙」を強調した。
消えた年金問題に端を発した年金制度改革や、少子化社会に対処する子ども手当は、民主党マニフェストの柱。政権交代の原動力にもなった。
にもかかわらず、首相が見直しに言及するのは、自民、公明両党が「十六兆円超の財源捻出は不可能」などと、マニフェストの撤回や謝罪を求めているためだ。
両党が協力しなければ、政権が目指す社会保障・税一体改革は事実上進まない。二〇一一年度予算関連法案の成立に向けては、公明党の賛成が何としてもほしいという切羽詰まった事情もある。
「多くは着実に実行し成果を挙げている」と主張する首相にとって、全面的に白旗をあげるわけにはいかないが、柔軟な姿勢をみせておかないと、事態打開が図れないというわけだ。

一方、野党側にとっては首相のマニフェスト修正路線は「民主党が野党時代に言っていたことは全部うそだったと評価せざるを得ない」(公明党の石井啓一政調会長)と映るのは確か。自民、公明両党は「マニフェストを見直すなら信を問え」との立場を示しており、首相への衆院解散要求の圧力がさらに強まることになりそうだ。

【東京新聞】


現実を取ってマニフェスト修正を甘受するか、はたまた・・・。
by kura0412 | 2011-02-03 11:41 | 政治 | Comments(0)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412