2010年 06月 22日 ( 3 )

介護と歯科医療の連携で

同時改定「介護と医療の連携見直す」―長妻厚労相

長妻昭厚生労働相は6月22日の閣議後の記者会見で、2012年度の診療報酬と介護報酬の同時改定について、「介護と医療の連携で、十分でない点も診療報酬的に言えばあると思うので、その部分を見直すことが必要だと思う」と述べた。

詳細な上げ幅や具体的な介護との連携については、「介護ビジョン」や「少子高齢社会の日本モデル」に関する議論を参考にして、2年後に決めていきたいとの考えを示した。
一方、今年度の診療報酬改定については、「かなりメリハリをつけた」と述べた上で、「改善が見られている病院もたくさんある」とした。
民主党が17日に発表した7月の参院選のマニフェスト(政権公約)では、診療報酬について「引き上げに引き続き取り組む」と明記している。

【キャリアブレイン】



介護と歯科医療の連携で不十分な点にはどんな所が挙げられるでしょうか。 しかし、この時期で大臣がコメントだすくらいですので、かなりのハイスピードでW改定は進んでいる雰囲気です。
by kura0412 | 2010-06-22 16:32 | 医療政策全般 | Comments(0)
政策大転換(田勢康弘)

これこそが「政権交代」
「現実主義者」の菅直人首相は「消費税10%」を検討課題としてあげ、超党派の協議を呼びかけた。その2時間前に自民党が発表したマニフェストの10%案に乗る形だ。これで参院選は消費税が最大の争点となることが確定した。

菅氏について中曽根康弘元首相がおもしろい見方をしている。「菅君は私がみるところ、市民的保守の政治家だ」「なぜ、保守かといえば、彼は財政再建で自民党と協力していいという。権力をとれば自分の政治理念を実現するために自民党と一緒にやるというところは、保守の面を持つ」(朝日新聞17日朝刊)
中曽根氏92歳。政治の本質を見抜く目はまだまだ鋭い。中曽根氏は「菅君はウイングを左から右に広げるだろう」と述べ「現実的政治家としては当然の行動だ」と評価している。一方で自民党がウイングを「対抗的に『右』に向かおうとしているようだが、それは間違い」と批判的だ。
増税を掲げた選挙は与党が敗北する、というのが古今東西定説のようになっている。大平内閣の「一般消費税」、中曽根内閣の「売上税」、竹下内閣の「消費税」、細川内閣の「国民福祉税」。いずれも選挙で敗北したり、退陣、あるいは軌道修正を迫られるなど、政権にとっては最大の「鬼門」といわれてきた。したがって今回、民主党が参院選直前に、数字まであげて踏み込んだことは、画期的なことといえる。

それもこれも破綻(はたん)寸前の国家財政を考えれば、ごく当たり前のことなのである。選挙に有利か不利かが政策判断の基準になってきたが、財政危機に有効な手を打つどころか、マニフェスト政治によって、ばらまき同然の荒いカネの使い方ばかりしている。鳩山政権での「4年間は消費税を引き上げない」という公約は無責任きわまりないものであった。
わが国の借金は過去最大の約883兆円(3月末)。このままではごく近い将来1千兆円に届きそうだ。国内総生産(GDP)比で189%。国をあげて懸命に働いた数字であるGDPの倍近くが借金なのだ。OECD(経済協力開発機構)の推計で見ると、米国はGDP比84%、ドイツ77%、フランス85%、破綻国家ギリシャでさえ115%なのである。ギリシャはどうなるのだろうかなどと他人事のようなことをいっている場合ではないのである。
日本のこの数字は戦時体制下と同水準であり、もし日本が欧州にあったとしてもEUへの加盟を認めてもらえないほどのとんでもない財政状況なのである。日本の事情を視察にくる外国人ジャーナリストや学者によくインタビューを受けるが、彼らが決まってする質問は「これほど悪化した財政状況なのに、みな幸せそうに見えるのはなぜか」というものである。

税収を上回る国債発行。すなわち稼ぐカネより借金のほうが多いという異常事態を異常と思わなくなっている国民。一向に責任を取ろうともせず、罪の意識すら感じていない政治家たち。「しかたがないよ」とみなが傷をなめあって生きている生ぬるい国家。発行国債の8割近くを国内の金融機関などが購入しているために、危機感がないのだ。ギリシャのケースは欧州各国が国債を大量に購入していたため、影響が広がった。
いまのところ日本では国債を手離そうとする動きはない。しかしながら、少量であっても米国などが日本国債を売り始めれば、日本経済はたちまちおかしくなる。割れそうな氷の上を怯(おび)えながら歩いているような状況なのである。消費税問題はどの程度引き上げるのか、いつか、その影響は、という視点でばかり考えるべきではない。この国の危機をどのようにして救うのか、という俯瞰(ふかん)的な視野に立って考えるべきだ。国家財政が破綻してしまえば、国民生活も何も成り立たなくなるのである。

菅直人氏は財務相当時、国際会議でギリシャの深刻さを感じるとともに日本に対する各国の疑心暗鬼の目を意識せざるを得なかったようだ。そのことが大きな政策転換につながった。同時に、官僚排除の姿勢を改め、国難に対処するために官僚と政治の共同作業が必要だ、とこれもまた大きく舵(かじ)を切った。そのことは同時に鳩山政権との決別、あるいは小沢カラーからの脱却につながり、支持率のV字回復につながったのである。
鳩山政権から菅政権へ。同じ民主党で首相が交代しただけのように見えるが、実態は政策の大転換をともなうこれこそが政権交代だったというべきだろう。(政治ジャーナリスト、日本経済新聞客員コラムニスト)

【四国新聞】



今回の参議院選挙の争点は消費税となったしたら、歯科界はこれに対してどのように考え選挙戦を戦うことになるのでしょうか。
by kura0412 | 2010-06-22 14:30 | 政治 | Comments(0)

ねじれの中で

《支持団体のいま》歯科医師会・医師会
■「ねじれ」揺らぐ結束■「政党ありき」に疑問も

道南の住宅街にある歯科医院。診療を終えた患者に先月、60代の院長が声をかけた。
「こういう時期になったので支持をお願いしますよ」
患者が「いいですよ」と答えると、受付の女性がカウンターの下から、参院選比例区に民主党が擁立する歯科医師の推薦名簿を差し出した。
自民党の与党時代が揺るぎなかった約20年前。用紙はカウンターの上に置いていた。黙っていても名前を書き込んでくれる患者がいた。
だが今は「気心が知れた患者にだけ声をかける」と院長。政治的な話を医院に持ち込むことに気が引けると言いつつも、その一方で、「組織が一枚岩になれなければ票が流れてしまう」と、参院選への懸念を抱いている。

北海道歯科医師会の政治団体「北海道歯科医師連盟」(道歯連、会員約2700人)は今回の参院選で、初めて与野党双方を支援する。道選挙区(改選数2)は自民党の長谷川岳氏(39)を推薦し、比例区は歯科医師の民主党候補(46)と決めた。
この「ねじれ現象」は、上部団体の日本歯科医師連盟(日歯連)の決定が影響した。日歯連はこれまでの参院選比例区で、自民党から組織内候補を立ててきた。だが政権交代で、自民党からの擁立をやめ、民主党候補支援に切り替えた。
比例区はかつて、事前の名簿集めが当落を左右した。
道南の院長は日歯連の候補を比例名簿の上位にしようと、「電話帳で適当な名前を見つけ、その名字の印鑑を買って名簿を埋めていた」と打ち明け、今でも数百本の印鑑を持つ。与党から国会議員を生むことが、歯科医師業界にとって有益だと信じていた。
結束が強かったはずの組織。しかし、今はその足並みの乱れが気になる。
一部の会員は、比例区で自民党から組織内候補を立てないことに反発。一方、「自民党べったりで歯科医療は良くなったのか」と、歯科医師会への加入率が下がっている都市部もある。
「特定の政党を推すのではなく、与野党を問わず議員に政策実現を訴えるのがいいのでは」。政治団体としての理想像について、院長は最近こう考え始めている。

長年にわたり自民党と一体化して政治活動してきた医療系団体。政権交代で揺れたのは日本医師会(日医)も同じだ。そして、その会員である医師の心情も揺らいでいる。

「与党だから自民党を支持してきたが、現場の医師の思いをどれだけ政策に反映させられたのか」。札幌近郊の開業医は、医師会の政治活動に疑問を抱き始めている。
参院選比例区について、日医の政治団体「日本医師連盟」は民主党候補(51)を推薦したが、下部組織には「地域対応」を認めたため、道医師連盟(道医連、会員数約5900人)は自民党候補(62)を推し、歯科医師業界と同じように「ねじれ現象」になっている。
道選挙区については19日、自民党の長谷川氏と民主党の徳永エリ氏(48)の推薦を決めた。当初は自民単独の方針が有力視されていたが、首相交代で民主党の支持率がV字回復したことなどから、「民主、自民両党とパイプを持った方がいい」と転換した。
政権交代で揺れ、選挙情勢に左右される組織――。道東の40代のある開業医は、現状を冷ややかにこう話す。
「我々医師は自分で考えて投票する姿勢が強い。組織の指示があっても表面上は『ハイ、ハイ』と答えるが、投票行動は別だ。以前とは違い結束力は低いと思う」

【asahi.com】



選挙戦真っ只中の今は振り返る余裕もありませんが、選挙後に政党支持についての議論を今一度組織内で確認する必要があるようです。
by kura0412 | 2010-06-22 08:53 | 政治 | Comments(0)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412