2008年 01月 24日 ( 1 )

東京都が都立病院の産科医不足解消に向けて、来年度から産科医に年収を最大約300万円アップさせることを決めたとの報道です。

産科、小児科医不足問題の当面の切り札は収入増が一番であり、効果はあると思います。
ただ問題は、これが出来るのは財政が安定している東京都であるからなせる業で、緊縮財政で、医師不足が著明な地方行政、また、苦しい経営を強いられている民間病院ではなかなか出来ることではありません。

それに加え、本来この手当ては診療報酬で行なうのが筋であり、行政が一般予算を使うことには疑問を感じます。
もし、この流れが加速すれば、抜本的な医師不足を打開する策は手付かずですので、現有医師の取り合いとなり、医療の地域格差が更に進むことは必至です。
一歩間違えるとこの問題の混乱を激化しそうな雰囲気です。

しかし既に混乱してワーキングプワーが騒がれている歯科としては一気に300万円アップとは羨ましい限りです。
by kura0412 | 2008-01-24 11:16 | 歯科 | Comments(0)