2007年 10月 19日 ( 1 )

アメリカでは

アメリカではこんな状況のようです。



Front Line Daily
更新2007年10月17日 18:31米国東部時間
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歯医者に行かない人増加~治療費高騰と保険未加入で
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治療費の上昇と保険未加入者の増加により、歯医者に行かず虫歯を放置する米国人が増えている。

ニューヨーク・タイムズによると、疾病対策センター(CDC)の最新データ(2003年および04年)では、児童の27%、成人の29%が虫歯を放置している。この数は1980年代後半以来最高で、99年から02年の調査データと比べ、明らかに上昇している。
中~高所得の米国人にとって、歯並びのよい白い歯を持つことは当然だ。しかし、中~低所得世帯は、満足な治療さえ受けにくい状況になっている。多くの歯科医が現金支払いまたは保険加入者を好み、メディケイド(医療扶助)患者を受け付けないのが一因と見られている。その結果、公的な歯科医院の予約は、手術が必要な場合でも数カ月待ちという。治療が受けられずに死に至る場合すらある。今年もミシシッピ州とメリーランド州でそれぞれ子ども1人が、虫歯による感染で死亡した。
治療を受けていないのは貧しい人々だけではない。専門家によれば、全米で約1億人が歯の治療を受けていないという。連邦政府の調査によると、96年には保険未加入の成人のうち29%が歯科治療を受けていたが、04年には27%に減少している。一方、保険加入者は、それぞれ56%、57%とほぼ変わっていない。
1990年以来、米国の人口は約22%増加したが、歯科医数は約15万~16万人と横ばいを続けている。また、パートタイムで勤務する歯科医が増え、さらに歯科医の収入も上昇しているため、一部医療関係者は、治療よりも金儲け主義の歯科医が多いと批判している。
歯科治療費もインフレよりはるかに早い速度で上昇している。96年から04年にかけて平均治療費は25%上昇した。平均的な米国の成人は、年間約600ドルを歯の治療に使い、そのうち半額を保険会社が負担している。





このようにアメリカでは歯科の医療費が高すぎてこんな問題が勃発しているようです。同じ歯科界でも別世界の雰囲気です。
しかし、ワーキングプワーといわれ、どんなに生活が苦しくても医療人としての尊厳を守るために耐え続けるのももはや限界です。
言葉通り、現行の制度の中でまさに「適正」な評価をすることが、今、日本の歯科医療制度には求められているはずです。
by kura0412 | 2007-10-19 11:04 | 歯科 | Comments(0)