2005年 02月 09日 ( 1 )

献金問題で自民対民主がバトルを交わしています。昨日の仕掛け人は、プロレスラー、自民党・馳浩議員。その相手は、日歯連盟の問題で追求した民主党・永田寿康議員。議論はすれ違い、あまりかみ合わない議論でしたが、リングから議場に戦う場を変え、私てきには、結構思う白い構図でした。
日歯連盟の事件勃発以来、その献金そのものを否定する論調が歯科界の中にありました。しかし、私は、ルールに載った政治献金は、けっして言われたような、金で利権を得るようなものだけではないと考えています。
確かに、その昔の時代では、その献金が私服を肥やすような政治家もいたようです。しかし、時代は変わり、現在の献金のその殆どの行き先は、政治活動費の補填です。政治家となる為、また、政治活動を続ける為には、お金は必要です。その為、一定のルール下で、政治家が献金を集めることがあって当然だと思います。
一方、献金する側としても、われわれの願い、想いを政治の世界に具現させるには、われわれを理解し、代弁する政治家は絶対に必要です。特に、歯科医療という社会全体から見れば特殊な世界ですから、限られた中での歯科界を理解する政治家の存在は、今後も欠かせないはずです。したがって、その政治家の活動を促す為の献金は、ある意味で当然の成り行きでもあります。
ただ、問題はその献金の額、献金の時期などに十二分に注意が必要だったにも関わらず、社会から、金で政策、利益を得たように見えるような結果を出した、その手法にありました。そして、その誤った手法が、これはあってはならない、公務員の扱いの中医協委員への贈賄へとエスカレートしてしまいました。一億円もの献金が、その役員も知りえなかった、また、それが可能だったシステムの放置も今回の事件の大きな原因です。
今後、日歯連盟の活動が徐々に動き出してくれば、この献金への解釈、手法は、いろいろな場面で議論となるところです。政治献金の議論をタブー視することだけはあってはいけません。少なくても、可能な限りの連盟会員のコンセンサスを得られる努力は必要です。その議論のプロセスは、ある意味で、日本の政治のお金、献金に対して新しい考え方も生み出すきっかけに成りえるものです。
by kura0412 | 2005-02-09 11:04 | 歯科 | Comments(0)