日本の歯科界を診る(ブログ版)


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言
by kura0412
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28

医師不足の問題は即、動きがある予感がします

医師不足、2016年に7.7万人 日経センター試算

日本経済研究センターは、医学部定員増の効果が出る直前の2016年に日本の医師不足が7.7万人に達するとの試算をまとめた。17年以降は医師の数が増えても、三重県や広島県などでは高齢化で患者数が増えるため、30年でも医師不足が続くとの見方を示した。問題解決のためには、医学部などに医師の地域偏在を是正する仕組みを作る必要があると提言した。
医師不足を解消するために、今後10年かけて医学部の定員数を現在の1.5倍に拡大するとの政府方針に沿い、将来の医師数を推計した。試算は現在でも全国で7.2万人の医師不足が生じていると指摘。医学部定員を増やしても医師として仕事をするには8年かかるため、医師の不足数はピーク時の15年に7.8万人に達すると予測した。

【NIKKEI NET】




民主党のマニフェストにも医師養成数を1.5倍にするとも盛り込まれているこの問題、果たして今後どう議論が推移するか?それ共に、財源の問題にも絡んで、歯科医師の需給問題とどうリンクするのか?
この問題は、結論までには紆余曲折あるでしょうが、選挙後、一気に動く予感がします。
by kura0412 | 2009-08-20 14:22 | 歯科医療政策 | Comments(3)
Commented by 累卵 at 2009-08-20 15:33 x
民主党のマニフェスト医師不足・偏在
「OECD平均の人口当たり医師数を目指し、医師養成数を1.5倍にする。」
「既存医学部の増員、看護学科等を持ち、かつ、病院を有する大学の医学部設置等を行います。」
「新設医学部は看護学科等医療従事者を養成する施設を持ち、かつ、病院を有するものを優先しますが、新設は最小限にとどめます。」

に対して、日医は昨日の定例記者会見で、下記の身勝手な見解を述べています。

現在の医師不足は、偏在と絶対数不足による複合的要因に起因している。日本医師会が行った多角的な検討結果を踏まえると、医師数は中長期的に1.1~1.2倍にすることが妥当である。
なお、適正な医師養成数については結論が出ていない。医学部新設は慎重に検討すべきである。
Commented by はと at 2009-08-22 00:35 x
不足不足と言いながら既得権益を手放そうと
しない医科

そしてなにもできない歯科

口腔保健法のような理念法を通すより

・歯科麻酔科
・口腔内科

この二つを医療法の正式な標榜科にし業務を
拡大するほうがよっぽど意味がある
Commented by 累卵 at 2009-08-23 11:05 x
賛成です。
7月21日、日歯も「平成22年度制度・予算に関する要望書」で要望はしていますが・・・・
6.医療法における歯科麻酔科の診療科名の標榜について
「安全かつ良質な歯科医療を提洪する上で必須な全身麻酔をはじめとした歯科麻酔業務を国民に認識していただくために、歯科麻酔科の標榜科名が必要です。」
 
「歯科医師需給の考え方」 JICD、2008、Vol.39、No.1、で鴨井久一先生が、 「口腔機能を主とした検査法なども確立し、舌、 口腔粘膜をはじめ口腔管理、予防を行う歯科医療の内容が変わりつつあり、それらに対応する口腔医学を確立するのが緊急の課題でもある。」と述べています。
また、2月24日「口腔医学の創設・育成について」福岡歯科学園理事長田中健藏氏が、「口腔医学」の学問体系確立の必要性として、「口腔疾患についての専門的知識・技術に加えて医学一般の基本的教育を受けた者が口腔疾患の予防と治療を担当することは、患者さんの立場からは大変好ましいことである。」と指摘しています。
ミラーを片手に歯科医師の本音
回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。
以前の記事
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
2004年 09月
2004年 08月
2004年 07月
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧