需給問題はマスク不足とは違います

先日ブログに書いた新型インフルエンザによるマスクの品薄状態は、未だ続いてているようです。
ネット販売をみると、市場経済とはいえ、訳の分からないようなマスクが、とんでもない値段で紹介され、また、そんな製品でも売り切れ状態が続いています。
今回のこの騒動は、需要と供給の関係で、値段はどうにでもなることを示した例でした。

これは産科医不足でもいえることで、恐らく、抜本的な対策が施されたとしても、暫くの間は経済的にも産科優遇政策が続くでしょうし、また、そうでなければ産科医不足の解消は難しいはずです。

歯科医も、これが絶対的に不足の状況ならば、いくらも医療側ペースで改定作業も進むでしょうが、残念ながら、需要よりも供給の量が圧倒的に多いのが現状です。
となると、何度もいわれていますが、いかに供給を増やすか(けっしてむし歯、歯槽膿漏を増やすという意味ではなく)、まず最初の需給対策です。

無論、これも大変です。しかしながら、それよりも、現在新たな需給問題の対策はこんなもんではありません。歯科医療の存続も関わる大問題です。
やはり、医療の問題は、マスクのように市場原理だけでは語れないこと改めて感じます。
by kura0412 | 2009-06-09 16:52 | 歯科医療政策 | Comments(0)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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