具体的な対応が必要になってきました

豚インフルエンザの国内感染への話が出て、診療所レベルでも具体的な対応の取り組みが必要になってきました。
発熱という一番基本的な体の異常を感じる症状がそのサインですので、国民に冷静な態度を取るようにといわれてもそう事は簡単ではありません。
既に地元の小中学校レベルでもその対応に追われ、連休前も重なって、学校側サイドも大変な状態となっているとの話も先ほど関係者から聞きました。
ひょっとすると、診療所での業務停止、閉鎖要請の可能性もあるかもしれません。

こうゆう状態を一度経験すると、この新型インフルエンザへの対応が、今後の医療政策の中での1,2を争う最優先課題になります。
by kura0412 | 2009-05-01 12:16 | 歯科医療政策 | Comments(2)
Commented by ■特集 歯科医「倒産・廃業」 at 2009-05-02 21:50 x
『ZAITEN』6月号は5月1日(金)発売です。
■特集 歯科医「倒産・廃業」

5人に1人が年収200万円以下
急増する「ワーキングプア歯科医」
ジャーナリスト 天野隆介
歯科診療所は全国で6万8000件。コンビニエンスストアの店舗数より多い。だが、患者数は増えず、保険医療費も伸びないなど経営環境の悪化は著しい。東京都内では実に1日1件のペースで歯科医が廃業している。

志願者が激減する歯科大・歯学部の「惨状」
ジャーナリスト 小島誠
現在、27大学29学部にある歯学部。そのほとんどが少子化や経済不況などで激しい経営を強いられている。なかでも歯学部全体の定員の8割を占める私立歯学部の受験生離れは深刻だ。
Commented by シンデレラ・ティース (光文社 at 2009-05-02 22:54 x
シンデレラ・ティース (光文社文庫) (文庫)

坂木 司 (著)

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文庫: 309ページ
出版社: 光文社 (2009/4/9)
ISBN-10: 4334745717
ISBN-13: 978-4334745714
発売日: 2009/4/9

デンタルクリニックが舞台の、日常の謎&ロマンス, 2009/4/25
By 九月 - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)

歯科医嫌いの大学生のサキは、母の計略で
夏休みにデンタルクリニックでアルバイトをすることに。
受付として働き始めたサキは、
クリニックの患者さんたちの心の悩みも解決することになり。。。
ロマンスたっぷりの、短編連作・日常の謎ミステリ。


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412

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ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

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