初診料270点と誤解されてしまいます

厚労省のHPに「我が国の医療保険制度について」というパンフの紹介がありました。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken01/01.html
最近、注目を浴びている医療制度についての現状を、広く国民に理解してもらうが為のHP掲載だと思います。

その中で、診療報酬の点数の例が載っており、
初診料
(病院・診療所)270点
再診料
(220床未満の病院)60点、外来診療料(200床以上の病院)70点、診療所71点と紹介していますが、歯科は別項目として載っていません。
もし、国民がこれをみれば、歯科も270点、71点と思うのが普通です。

また、国民医療費の構造としてのグラフがあり、
国民医療費の分配では「歯科医療費7.8%」と示しながら、医療機関の費用構造には「医療サービス従事者・医師、歯科医師、看護師等」とまるめられて載っています。

いずれも意図があっての掲載だとは思いません。
しかしながら、われわれが見れば、何故丁寧に紹介してくれないのかという疑問符が付きます。

報道への対応も当然ながら、こうゆう部分を地道に指摘して、改善することも重要です。
by kura0412 | 2009-03-26 12:12 | 歯科医療政策

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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