事実誤認の報道に日歯が抗議文送付

日歯広報によれば、1月23日のフジテレビ・ニュースジャパンにおいて、キャスターが「今の歯科診療は3割もらわなくても7割で儲かるシステムになっている」などの発言に対し、日歯として抗議文章を送付したとありました。
また、昨日、2月27付けの朝日新聞の記事に対しても、日歯が抗議文を発送したとのことです。

黙っていれば、事実と全く異なる報道された内容を、日歯、歯科界は認知したと、更なる誤認されただけに適切な対応だと思います。

恐らく、今、問題になっている産科や救急医療だったならば、こんな報道は成されていなかったはずです。こんな全く正反対の報道がされることは、現在の歯科診療のこの窮状を全く理解されていないことを表わしています。
しかし、マスコミはこの2社だけはありません。アプローチさえ間違えなければ、この誤った報道がきっかけに、歯科界の現状を伝えるチャンスにもなり得ると思います。

しかし、日歯にも取材を行なっていながら、あの記事の内容の朝日新聞は問題になりません。
by kura0412 | 2009-03-06 13:37 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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