08年度上半期歯科は3.4%アップでしたが

08年度上半期の医療費動向では、医療費全体では前年度同期比2.2%となり、医科は1.3%、歯科は3.4%のアップとの発表です。
ただ、稼動日数の補正がなく、改定のない07年度の伸び率3.1を自然増と仮定すると、改定の影響で0.9%のマイナスとなり、改定率マイナス0.82%より大きな結果となりました。

医科は当然、問題の外来管理加算の5分間ルールの影響をアピールするはずです。
では、パラの改定部分も含む歯科としてはこの結果をどう分析するのか?

怖いのは、自然増がない歯科が大きくプラスになった数字だけで判断されると、とんでもない方向に進むことです。
by kura0412 | 2009-01-15 15:04 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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