後期高齢者医療制度の問題が騒がれていながら

l後期高齢者医療制度の問題がこれだけ社会問題となり、政局の大きな争点となろうとしながら、その現場に直面する歯科からそれほど大きな問題点の声が挙がらないのをどう捉えれば良いのでしょうか?

正直、この制度そのもののを歯科関係者はしっかりと理解してなく、また、明細に伝わっていません。
また、この制度、つまり75歳以上の人に歯科が医科のように大きく関わっていないことも理由の一つにあります。
この点は返してみると、現在の公的医療制度における歯科の置かれた立場を表わし、また、改善、そして新たな観点から歯科の公的医療保険の関わり方を再考することを示唆しています。
制度そのものを見直す意見も出ており、その観点からすると、歯科では、まず現在暫定的に据え置かれた前期高齢者の一部負担の問題がクローズアップされてきます。
by kura0412 | 2008-04-25 15:27 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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