診療報酬オンライン請求5月開始

5月開始の診療報酬オンライン請求、病院など4000機関参加

今年5月から本格的に始まる診療報酬のオンライン請求制度に、医療機関や調剤薬局、健康保険組合など約4000の法人・団体が参加することが分かった。これらの法人・団体は5月以降、診療報酬明細書(レセプト)を紙ではなく、電子情報としてやり取りする。事務作業の軽減、間違いや不正の早期発見が期待できるため、将来的には医療全体の効率化につながりそうだ。
レセプトには患者の氏名や病名、診療報酬の基になる点数などが記されており、まだ紙が多い。病院などはレセプトを審査機関の社会保険診療報酬支払基金に郵送。基金は審査後に健保組合にレセプトを送り、健保組合はこれを確認して代金を振り込んでいる。


【日経新聞:08年3月25日】


この記事の他に、「支払基金は歯医者用のオンライン請求システムも08年度末までには稼動させる予定。」ともあります。

義務化は11年の予定です。しかし、歯科は未だ電子媒体でのオンライン請求は一件もありません。また、そのシステムの構築も、先日、日歯からこの考えについて改めて見解が発表されたばかりです。
まさか、歯科を置き去りにしてこのまま突っ走ることはないと思いますが?
by kura0412 | 2008-03-25 14:07 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412