この流れが波及することを期待しながらも

都内初 対象も20歳以上 成人歯科検診 年2回に

東京都港区は新年度から、現在年一回の成人歯科健康検査を二回とする方針を決めた。二回とするのは都内の自治体では初めてで、対象年齢も五歳引き下げて二十歳以上に拡大する。新年度予算案に一億三千四百七十万円を計上した。
区によると、年二回の検査は前期(夏ごろ)と後期(冬ごろ)の二回。虫歯を含め歯周病のリスクを検査し、歯磨きの仕方や禁煙、規則正しい生活リズムなど、その人に応じた改善方法を助言する。前期の受診者には後期の健診案内が送られ、後期は改善具合をチェックする。前期に受け損なった人の検査も行う。指定された区内の歯科医師で無料受診できる。
受診者にもリスクの高さや改善具合が分かりやすいように、結果を数値化する。そのデータを区と歯科医師が共有するため、前期と後期で受診する歯科医師を代えても比較が可能になる。
歯の健康は体の健康ともかかわりが深いが、内臓など体の健康管理と比べ関心が低く、高校卒業後は定期的に検査を受ける人は少ないのが実情。区の担当者は「検査を通じ、若いうちから歯を守る意識を身につけてほしい」と言っている。

【東京新聞:2008年2月18日】


関係者の先生方のご尽力で実施になったものと推測します。この流れが全国に波及すること期待します。
しかしその一方、この実施には財源が伴い、地域の財政の良否で医療も地域間格差が進む懸念もあります。
Commented by 累卵 at 2008-02-19 15:33 x
成人歯科検診の「検診」という文言に違和感があります。

「検診」は、疾患を早期に発見し、早期に治療することを目的としたものであり、「健診」は、健康診断の略で、健康状態を評価するために行われ、何らかの病気に罹るリスクを調べる目的でありますが、新聞記事ではその区別が行われておりません。

日歯には、特定の疾患を見つけるためではなく、健康の確認や健康の程度を知るため、また疾病の危険因子を持っているかどうかを見ることを目的とした「健診」と、その後の健康管理に役立てる助言等を全国的に波及・充実させて欲しいと思います。
by kura0412 | 2008-02-19 10:28 | 歯科 | Comments(1)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412