中医協で一つの流れが!?

昨日の中医協で、大幅な引き上げを要望する診療側と引き上げを拒む支払い側とが対立する中、
支払い側委員からも、賃金・物価動向を反映すべきと、診療報酬本体引き上げを容認する意見と共に、公益委員からは、常識的に考えて引き上げが妥当との意見が出て、中医協の中では本体引き上げの流れが加速しそうなムードとの報道です。

もし、中医協で引き上げ妥当、あるいは容認との結論が出た中で、財源問題を盾に政府がその実施を拒むとすれば、それに対して診療側だけでなく、国民がどう判断するか?

その一方、シーリング圧縮における2200億円の財源問題の解決策が、薬価圧縮以外に今だ見えないとの報道もあります。

しかし、逆にシーリングを守ることが出来ないならば、一気にこれをl繰り延べ、薬価分を財源にプラス改定にするという考えも浮上するかもしれません。

恐らく、経済界、支払い側は、マイナス改定と訴えながらプラスマイナス0を落としどころと目論んでいる雰囲気です。
でも、歯科も含め、過去三回のマイナス改定で歪んだ医療現場の医療環境を改善するには、プラス改定でなければそれを成すことは出来ません。
Commented by 累卵 at 2007-11-24 13:55 x
 日歯の委員らによる汚職事件が起きたことを受け、厚労省の「中医協の在り方に関する有識者会議」(座長・大森政輔国家公安委員)が平成17年7月20日、診療報酬の改定率決定についての中医協の権限を縮小し、中立的な立場の「公益委員」を増やし、患者の声を診療報酬改定作業に反映しやすくする――などを柱とした改革案を決めましたね。
具体的には、
(1)基本的な医療政策の審議については、厚生労働大臣の下における他の諮問機関(具体的な候補としては、社会保障審議会の医療保険部会および医療部会)に委ね、そこで診療報酬改訂に係る基本方針を定める。
(2)改定率については、制度的には予算編成課程を通じて内閣が決める問題であるということを明確に確認する。中医協においても、医療経済実態調査などを踏まえて議論を行い、その結果を厚生労働大臣に意見として進言することがあり得る。
(3)診療報酬改訂については、予算編成課程を通じて内閣において決定された改定率及び厚生労働大臣の下における他の諮問機関において策定された基本方針に基づき、中医協において審議を行う。

Commented by 累卵 at 2007-11-24 13:57 x
残念ながら、汚職事件で実質的に中医協が握っていた診療報酬の改定率の決定権は、内閣に移されることが明文化され、中医協は改定率については厚労大臣に意見することしかできなくなりました。

君子は、何事に臨んでも、それが道理に合っているか否かと考えて、その上で行動する。
小人は、何事に臨んでも、それが利益になるか否かと考えて、その上で行動する


by kura0412 | 2007-11-22 11:50 | 歯科 | Comments(2)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412