医師の収入の実態、では歯科医師は?

日医が個人立市診療所開設者(55~59歳)の手取り年収は1469万円で、同年代の病院勤務医の平均手取り収入1200万円と比べ、格段の差がないとする調査結果を示したとの報道です。

働き悪い歯科医師の私と比べものならない数字に、思わずため息が出ます。

しかし、よく考えると、ワーキングプワーと称されたながら、どう考えても現状とはかけ離れている中医協の収支差額発表以外、歯科医師の年収の実態の発表はありましたか?あったとしても認識されていません。
Commented by 累卵 at 2007-10-22 13:42 x
 日医の調査結果をよく見ると、個人立診療所開設者の事業所得は2043万円、給与などを事業所得に加えると医療・介護にかかわるキャッシュ・インは2823万円です。ここから、院長退職金積立72万、社会保険料108万円、税金619万円、設備投資・借入返済555万円の合計1354万を引くと、手取り年収が1469万という「堅白同異の弁」です。

 平成17年医療経済実態調査(6月)では、歯科個人診療所(常勤1.2人)の医業収入354万円、収支差額135万円です。しかし、収支差額階級では50万円以上100万円未満が最も多く642施設中158施設であり、0円未満が23施設、50万円未満が100施設もあります。これが、5人に1人が年収300万円以下と報道された根拠です。
 尚、歯科の最頻収支差額階級1施設当たり医業収入は276万円、収支差額は76.8万円です。調査が6月でもあり、年間所得は900万円に満たないと推測できます。
つまり、1~2割の歯科診療所は繁盛しているが、残りの大半が厳しい経営環境に置かれており、全体として医科との所得格差は年々開く一方であるという状況です。

 
Commented by 累卵 at 2007-10-22 13:43 x
15年前に、野村総合研究所が「歯科診療所経営の収支は2010年に現在の40%の年間720万円程度まで落ち込む」と、歯科医師過剰等による経営悪化を指摘していましたが、日歯の対応は適切だったのでしょうか?今後の実現可能な具体策はあるのでしょうか?
by kura0412 | 2007-10-22 12:05 | 歯科 | Comments(2)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412