別な意味での歯科のコンビニ医療

今月の文芸春秋の特集は「最高の医療」と題した医療の特集です。

その内容は、カリスマ医師10人などと、この雑誌にしては疑問を感じる内容もありますが、その中に奥野修司氏の「病院を壊すのは誰だ」と題して、現在の医療崩壊への道を歩もうとする現状のルポがありました。

その中で特に面白かったのが、
医療が崩壊するには法則があり、その最たるものがコンビニ医療だという指摘です。

コンビニ医療、すなわち、患者が医師の疲労を考えず、自由気ままに休日、夜間診療を受けることとし、モラルハザードの典型例と定義しています。

ここにあるのは忙し過ぎる医科の実態を指しているのですが、これと全く異なる環境の歯科においてもこのコンビニ医療における弊害があることとが当てはまるかもしれません。

少しでも診療室を開く為、診療時間の延長、また、休診を削減するなどというのは歯科では日常茶飯事で、そこからくる肉体的、精神的なトラブルの実例はいくらでもあります。

そしてこのブログでも度々指摘していますが、その原因の根源は、現在の医療制度、また、もっと医療に係る財政的なボリュームを増やすこと、ここに尽きること、「最高の医療」と特集するのならば、マスコミはその点を指摘することが必要なはずです。
by kura0412 | 2007-09-11 14:06 | 歯科 | Comments(0)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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