新卒も未入会が2割

土曜日に大学の同窓会の会合に出席しました。その中で、現在、新卒の2割近くが未入会であったとの報告がありました。
連盟、歯科医師会に未入会の傾向が強くなっているのは知っていても、大学の同窓会もかと驚きました。

当然、そこにはメリットがあるかないかが大きな選択のポイントなんだと思いますが、そう考えらざる得ない現在の経営環境は理解できても、全てメリット云々で選択するその考えは間違っています。
社会全体の中からみれば、歯科医師という存在は重要であることは間違いありませんが、一人ひとりの意見は小さいものです。したがって、何がしかの組織、団体に属する中で、発言、行動していかなければ、現在の歯科界の改善など成せるものではありません。
私などは、同窓会活動らしい活動はしていませんが、やはり同窓会は歯科医師としての心の中でのバックボーンとしてあることは間違いありません。
組織を非難し、否定することは簡単です。でも、その大切さを気づいてからそこに入りこむことはなかなか出来ません。
by kura0412 | 2007-06-11 11:00 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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