死亡率20%減少を明言

厚労省のがん対策推進協議会は「がん対策推進基本計画」に「死亡率20%減」の目標値を明記するとの報道がありました。

その期間は10年間、随分思い切った決定をしたと驚いています。

本来、行政はこの数値目標を定めることを極端に嫌います。
その理由は簡単で、それが成し遂げられなければ責任論が浮上します。それを達成できたからといって昇進なるよりも、達成出来なかった時のリスクの方が遥かに嫌だからです。
したがって、数値の代わりに、「死亡率を減少させる施策を進め、その減少を積極的に務めます」この辺が一杯一杯の答弁となるのが普通です。

表面上は、治療から予防への医療政策の転換ということになるのでしょうが、それを破っての今回の明記したその実際の理由は、昨今、財政諮問会議などから数値目標を強く求められていることに対応する為、また、逆に、これをとって予算獲得を目指すといことなどが考えられます。

いずれにせよ、今だその本当の病因が解明されていないがんを10年間で20%削減すると明言するのですから、ある意味で大きな変革です。
繰り返しますが、歯科はこれよりも前に、8020という目標値を挙げて、着実にそれに進んでいるのですが、その評価は今だありません。
by kura0412 | 2007-05-08 16:25 | 歯科 | Comments(0)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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