歯科こそ総枠の拡大不可欠。このままでは破裂してしまいます

日本医学会総会のシンポジュウムで、日本福祉大の二木立氏は「医療の質の向上と医療費抑制の両立は可能という見方は幻想」「公的医療費の総枠拡大は不可欠」と、慶大の田中滋氏は「医療費を増やすには負担増はやむを得ない」そして「国民負担率が上がると経済成長が弱まることとは全く関係ない」と主張したとの報道がありました。

一連の抑制策によっていわゆる日本の医療費全体のボリューム不足が唱えられ、その弊害がいろいろな臨床現場で見られる現在、それを医療経済の分野からの指摘です。

そして、そのボリューム不足の冴えたる分野が歯科であると私は断言します。もはや、日本の歯科医療の総枠の風船ははち切れんばかりの状態です。
ここまできたら、歯科の場合早期に公的な総枠を広げれとまでは要求しません。臨床現場が混乱しない形で、民間の予算も組み入れた総枠を広げる制度の早期の構築がなければ、日本の歯科医療は破裂してしまいます。
Commented by 累卵 at 2007-04-10 17:00 x
 4月8日に発表されました日本医学会総会のネットによるアンケートに答えた一人です。日歯にもアンケートは、費用もそれ程かけずに実施でき、結果も直ぐに集計できるネットを活用する方向でお願いしたいものです。
 さて、日本医学会総会のアンケート結果では、「日本の医療費(自己負担分)は高いと思いますか?」との問いに、「大変高い」「やや高い」が医師ではそれぞれ7.4%、36.7%だったのに対して、一般市民は26.4%、62.3%と9割近くが日本の医療費(自己負担分)が高いと感じています。
 また、「混合診療の導入についてどう思いますか?」との問いには、医師も一般市民も「賛成」「部分的には良い」が半数を超えています。
 今回の結果と今後も医療費抑制策が続くことを勘案すると、混合診療の導入や民間保険などを活用する必要もありそうですね。早急にシミュレーション結果などが日歯より発表されることを期待します。
Commented by no name at 2007-04-10 23:50 x
京都府歯科医師会のネットを使った歯に関するアンケートでは、5600余りの回答があったようです。郵送による日歯会員に対する全員アンケートに比べれば、より安価に、短期間でアンケートが実施出来たのではないでしょうか。自前で作るのが無理でも、インターネットを使った調査会社はたくさんあります。設問を考えて、申し込むだけです。今度、日歯ホームページを大々的にリニューアルするそうですが、そのコンテンツの一つに考えてみては如何でしょうか?
by kura0412 | 2007-04-10 15:48 | 歯科 | Comments(2)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412