bjリーグは面白い(デンタルダイヤモンド07・4月号)

趣味らしい趣味をもっていなかった私が最近嵌っているものがあります。それは、一昨年発足したプロバスケットボールbjリーグ、そしてそこに属する地元チームである、新潟アルビレックスの試合観戦です。
 そもそもバスケットの経験がない私がバスケット観戦のきっかけを作ったのが、偶然にも友人がそのバスケチームの経営に携わることになり、色々と外野的な意見を求め経営的な相談されたり、選手を紹介してもらってからのことで、本来のバスケの面白さを知ったのは、その後の観戦を重ねた結果でしかありません。
 試合は幸いにして、土日開催が殆どであり、また、ホームゲームは県内での会場ばかりですので、余程の日程が重ならなければ観戦することが可能、いや、最近は強引に日程を合わせてもらったり、時には、ホームゲームに留まらず、アウエーの試合も観戦しています。また最近では、私のバスケ専用のブログ、SNSを通じて自分の子供のような年代の人たちとの交流も多くなるまでになっています。
 その嵌った理由は多くありますが、まず、バスケットというスポーツが現代感覚にあったスポーツだと感じています。バスケはシュートを決られれば直ぐ取り返せという点の取り合いゲームです。そのスピードをもって展開するゲーム感は他のボールゲームは敵いません。2メートルを超える選手が、目の前でプレーを展開し、その迫力は桁違いです。それも試合の最後になると秒単位での攻防になります。時計を見ながら、残りのプレータイムと点差を計算しながらですので、一瞬たりとも目が離せません。そのスピード、臨場感はバスケに勝るボールゲームはないはずです。
 それに加え、選手の何人かと知り合えば、その選手への想いが強くなるのも当然で、また、選手の中には、僕の製作したマウスガードを入れてプレーする選手も何人かいます。その選手への想いは、一人のブースター(bjリーグの場合、ファンのことをブースターと呼びます)として、また主治医とが重なって更に増しています。
 しかし、そんなバスケの楽しさに増して、特にこのbjリーグという新しいリーグの創設が私の心を強く引き付けました。日本のバスケ全体をみれば、ミニバスを初めとして、高校生の大会は物凄い参加校、参加人数で底辺は大きく拡大しています。しかし、その育った高校生、あるいは大学生の中で社会人になってバスケを続ける選手は、1年間では両手で足りる選手しか誕生しません。その為か、現在、日本男子のバスケの実力は世界に置かれるどころか、アジアの中でも大きく遅れをとっています。それに対してサッカーJリーグをみても分かるように、トップリーグの強化を図ることこそがその強化への大きなスタート台であると考え、新たなプロリーグ発足となりました。アメリカのNBAはもとより、ヨーロッパのユーロリーグ、アジアでも中国、韓国、台湾、フィリピンでは既にプロリーグは世界で存在しています。
そしてもう一つこのbjリーグで面白いのが、これを一つのビジネスチャンスと捉えて、リーグ、チームに関わる関係者の多さです。それも、最近ビジネス誌などで目にするニュービジネスの覇者のような関係者が、このbjリーグをスポーツビジネスとして新たな挑戦をしている現場を知ることが出来ます。現在の閉塞感は漂う日本の歯科界にどっぷり浸かっている自分にない世界への憧れも、興味を注がせている大きな理由だと思います。
そして、この新しいグループと現在の歯科界を対比して強く感じているのが、成し遂げるスピードと勢いの違いです。
by kura0412 | 2007-04-07 10:48 | 歯科 | Comments(0)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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