自動車免許の更新で節目健診の必要性を感じる

お昼休みに運転免許の書き換えに行ってきました。一応、無違反のゴールド免許の為5年ぶりの更新です。
書類手続きと目の検査と30分間のビデオを観て終わりです。
無駄いえば無駄のような感じですが、でもビデオ見たり、配られたテキストをパラパラとめくり読みするだけでの僅かな時間を交通安全に費やすことは、普段意識せず毎日運転している私にとってもそれなりの意義を感じました。

これは健診、特に歯科の健診、節目健診でも同じことがいえると思います。そこに導く為の起爆剤、ステップは何があるでしょうか?
by kura0412 | 2007-04-06 16:25 | 歯科 | Comments(2)
Commented by 累卵 at 2007-04-06 17:21 x
車の運転免許更新は当然必要ですね。
特に、これからの超高齢社会では後期高齢者は毎年適正試験を実施して免許更新を行うべきです。
また、今月から医師・歯科医師免許等の確認が厚労省HPで検索できますが、運転免許についても同様な検索が出来、免停等の情報を得ることが出来れば、無免許などの不正も減るのではないでしょうか。
さて、パイロットは半年ごとの身体検査証明が必要であり、さらに、来年からは、英検2級程度に達しないと国際線を飛べなくなるそうです。
患者の身体・生命を扱う医師・歯科医師免許が一生というのは、如何なものでしょう。
今、国民が真に望むことは、安全で質の高い医療が担保された上での社会保障の充実であり、日進月歩の医学・医療を身につけるためには、米国のように生涯教育の義務化と医師・歯科医師免許更新制度が必要ではないでしょうか。
 さらに、すべての医療従事者に対して生涯にわたる研修制度を整備し、免許更新制度を取り入れることで、今求められている「医療の信頼・安全・安心」が得られると考えます。
Commented by 累卵 at 2007-04-06 17:22 x
米国では、歯科医師が開業を許可されると、州の歯科免許委員会によって定められた周期(だいたい1年から5年)に基づき免許を更新しなければならず、現在46の州では歯科医療職に対し、歯科の生涯教育に参加し、特定の履修時間を獲得することを免許更新の条件としています。
 健診は検診と異なり、学校や行政の集団指導とは別に歯科診療所で個人のリスクに応じ、個人を対象に定期管理を行う必要があります。その定期管理システムなどを生涯教育で普及させることが必要かと思います。
国民の視点からの起爆剤、ステップを述べてみました。


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412

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ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

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