その課題の多義に渡る多さに

昨日、一昨日と日歯代議員会が開催されました。そこで配布されたこの半年の会務現状報告をみると、日歯が果たす、また活動する多義の課題の多さを改めて感じます。
そして、そこで感じたのは、いくら専任の事務局がいたとしても、その半端でない量の多さに、担当の常務、またその関係者では対応が大変だという印象をもちました。もはや診療の片手間で出来るものではありません。いわゆる会務専任で対応しなければ難しいのではないかと感じます。
しかし、現実は、もし、これに専任しても、一度その役員の職を解かれれば、患者が殆ど離れた廃墟のような診療所に戻るしか術がありません。また、いわゆるスリム化ということで、その会務の範囲を縮小しようという意見も一方にはあります。
限られた予算の中、また、本業の問題の中、この多義に渡る日歯、歯科界の問題をどう対応、処理するかは、切実な具体的な問題だと思います。
Commented by 累卵 at 2007-03-18 09:34 x
日歯が果たす、また活動する多義の課題の多さに、スリム化・会務の範囲を縮小しようという意見も一方にはあるとのことですが、すべてを一度に行うのではなく、取り組むべきプライオリティの確立が日歯に求められます。日歯の委員会等は多すぎます。
 先ず、シンプルで明快な計画を持ち、トップがコミット(実行責任)を果たすことを会員に明示する必要があります。
 その後、会員と話し合いの場を設け(大久保氏のマニフェスト「会員の声を政策に反映します」会員と日歯のネットワーク強化)、会員が活路を切り開けることを分からせることが大切です。
必要なのは結果・成果です。計画の策定は全体の5%に過ぎず、残りの95%は実行と成果にかかっています。成果こそが、信頼性と自信につながりますが、この1年間の成果は何だったのでしょう?コミットメントなき政策、提言、計画は絵に描いた餅と同じです。
危機から脱却するには、何を犠牲にするのか、何に焦点をあてるのか、選択肢が重要であり、これはボトムアップではできず、危機的状況では、リーダーが克服策を決めなければならないといいます。

Commented by 累卵 at 2007-03-18 14:20 x
 先日の日歯代議員会の挨拶で大久保会長は「私どもとしての具体的な政策としては、少なくとも次の診療報酬改定をプラス改定に持っていかなければ、もはや質の高い歯科医療を国民に提供することは不可能であるという基本的な認識にたってこれからも活動していきたい。これ以上、公的な医療保険を縮小するということはもはや私どもの医業経営ということだけでなく、国民の歯科医療の質に大きな損害をもたらすという基本的な認識を持っているということを先生方とともに確認したいと思う。」と述べています。
先ずは、具体的な政策として「少なくとも次の診療報酬改定をプラス改定に持っていく」とシンプルで明快な計画を発表したわけですから、次はトップがコミット(実行責任)を果たすことを会員に明示する必要があります。
 
Commented by 累卵 at 2007-03-18 14:22 x
今の歯科界に必要なのは成果です。成果こそが、信頼性と自信につながります。最初の第一歩が正しい方向であれば、次を引き出す力となり、自信がつきます。
ゴーン氏は、1999年に3ヶ月かけて日産リバイバルプラン(NRP)を作り、6ヶ月ごとに進捗状況を報告すると約束して、初年度にあたる2000年度の黒字回復など三つのコミットメント(必達目標)のうち、一つでも実現できなかった場合は、社長以下の経営陣は辞任し、他の人に経営を譲ると宣言しました。
 9月13日の日歯代議員会でのプラス改定への進捗状況の報告に期待しています。
 なお、26年間も市場シェアを低下させ続け、精神的にも負けグセがついていた日産社内の人間では、立て直すことができなかったという事例は歯科界にも参考になるのではないでしょうか。
by kura0412 | 2007-03-17 08:24 | 歯科 | Comments(3)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412