保険者にも負担増

厚労省が、メタボリック症候群・予備軍の減少率率を健康保険組合や国民健康保険などの各健康保険に保険財政に反映させる仕組みをつくる検討に入ったとの今朝の報道です。
健診や指導の成果が出ない健保に、事実上の罰金を科すことで精力的な取り組みを促すことを目的としての検討です。
これは、今までどちらかというと医療機関に一方的にペナルティが課せられた感のある負担増の責任を、保険者にスポットを当てたということは大きな変化だと思います。
そして次に考えられるのは、その健診、保健指導を怠った加入者へのペナルティです。

メタボに関しては歯科は蚊帳の外に置かれていますが、この考えが進むと、ドイツのような健診受診の有無によって負担率が異なるなど、歯科の健診を怠ったものへのペナルティ的な考え方の導入も可能になってくるかもしれません。

しかし、ウエスト85以下に落とさなければ駄目となると、今の自分にはかなり厳しいハンデです。


Commented by 累卵 at 2007-02-27 15:45 x
 残念ながら今の歯科健診は、疾病発見がメインであり、健診本来の目的である「単に疾病発見のみだけではなく、健康増進を目的として健康異常を総合的に評価して、日常生活に活用するような事後指導を行う健診システム」とは言いがたいシステムです。
 病気を早期発見し、早期治療につなげる(二次予防)の時代から、生活習慣を振り返り、改善するきっかけにする(一次予防)が重視される時代です。
 今後は「病気にならないために」(一次予防)から「健康増進へ」(保健指導)が健診の目的となります。
 歯科健診も、各ライフステージに応じた健康課題、生活習慣の課題の抽出・検証を踏まえ、健康診査の効果的・効率的な実施のため、健康診査項目実施頻度などに関するエビデンスの構築をすすめ、一次予防から保健指導を見据えた健診システム再構築が望まれます。
 リスク診断と事後指導のない健診システムは如何なものでしょう。

 「上医は未病を医す・中医は人を医す・下医は病を医す」
 
by kura0412 | 2007-02-27 11:30 | 歯科 | Comments(1)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412