後期高齢者は保健指導より受診勧奨

厚労省の「標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会」は後期高齢者に対する健診・保健指導の考え方を、健診で生活習慣病が発見されても生活習慣病の改善が困難なことが多いため、生活習慣改善の保健指導ではなく医療機関への受診勧奨する方向を打ち出した。との報道です。

この考えと、後期高齢者医療制度の定額制の可能性、歯科はどうゆう考えで取り組めばいいでしょうか?
Commented by 累卵 at 2007-02-21 18:27 x
昨日、経団連は「持続可能で国民の満足度の高い医療の実現に向けて」を発表し、国民、保険者、医療提供者それぞれが現状に不安や不満を募らせているとして、次の提言を行っています。
「努力が報われない医療提供者」では、「医療を提供する立場にとっても、現在の診療報酬体系や医療提供体制は、提供する医療の質や効率性が評価される仕組みとなっておらず、医療の進歩や効率性向上に向けたインセンティブが働かなくなっている。」と指摘しています。
「医療の持続可能性と満足度を高めるために」では、「自らの健康を自らで守るまず初めに取り組むべきことは、国民一人ひとりが自らの健康を自らで守るという強い意識を持つことである。」と指摘し、「健康維持・管理(疾病予防)に対するきめ細かな支援が必要である。個人が自らの健康維持・管理のために必要な知識を身に付け、具体的な行動に移すためには、医療・健康に関する情報を分かりやすい形で提供することが何よりも重要である。公的保険外で健康や予防分野などにおける民間活力を積極的に活用していくことも、制度の持続性の確保には欠かせない。」と提言しています。
Commented by 累卵 at 2007-02-21 18:30 x
「効率的な医療の実現に向けた定額払い化の促進」では、「より効率性の高い医療を行った医療機関が報われる仕組みとして、診療報酬をより大きな括りで定額払い化することが考えられる。現行の出来高払いでは、同じ疾病に対しても、効果的、効率的に短期間で治癒させた医療機関よりも、そうでない医療機関の方がより診療報酬が増えるという不合理が発生し、過剰な診療、あるいは過剰な投薬などが助長されてきたという指摘がある。定額制とすることで支払基準も明確になり、患者はより質の高い医療を追求することに専念できる。ただし、粗診粗療への懸念に対応するため、保険者が積極的に患者の回復経過やアウトカムのチェックを行うことが重要になる。」とありますが、ご参考に!「保険医の更新制を導入」もあります。
Commented by 大阪 at 2007-02-21 21:06 x
国は急性期や重篤な疾患の医療費にウィイトを置きたいという方向性を感じます。そこまで縮小すれば医療行政の放棄を意味するから。慢性疾患や生活習慣病の比率が高い無床診療所(開業医科)の医療費は包括化で抑制したいのでしょうね。さて、その論法で行くならデンタルカリエスは風邪のような軽症疾患か?歯周炎は完全治癒が困難な慢性疾患か?歯の治療はアメニティの要素が大きいと看做すのか?
いずれにしても延命治療のガイドライン案まで出してきていますから、「歯科」という存在は医療ジャーナリスト秋元氏の仰るように「炭鉱のカナリア」かもしれません。
by kura0412 | 2007-02-21 16:38 | 歯科 | Comments(3)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412