サンスターがTOB、MOBー意味分かりますか?

サンスターが経営陣にいよる自社株買い付けを行って、現在大阪証券取引所1部上場を廃止するとの報道がありました。
その買収金額は最大242億円で、またこれを機にスイスに統括機能移転をするとのことです。
われわれに身近にも、こんな巨大産業が成長していること、また、MBO(企業買収)とかTOB(株式公開買い付け)とか聞きなれない経済界の言葉も歯科界には存在すること、お驚きです。
by kura0412 | 2007-02-15 11:10 | 歯科 | Comments(2)
Commented by 累卵 at 2007-02-15 12:39 x
サンスターは8割がオーラルケア事業で、中国での歯科医院向け事業を拡大中です。
ペリオクリンへの期待等により、同社の株価は90年には1660円の高値を付けましたが、歯科界に元気が戻らないからなのか、最近の株価は500円から600円と低迷しています。
昨日、経営陣と従業員による自社買収で株式を非公開化すると発表し、株式公開買い付けを実施し、買い付け価格は1株650円で発行済み株式の3分の2超の取得を目指すとの報道で、本日の前場は59円高の647円で引けています。
歯科(医療)界にも、旧(医療)体制と決別するサプライズが求められています。
Commented by kura0412 at 2007-02-16 11:24
ライオンと違ってサンスターはオーラルケア事業が主体でから、株価にも影響するんですね。
市場もその辺をしっかいりと反応している証です。
歯科界が発展する可能性があれば、今が買いの時期なんでしょうが、ととえもじゃなけれど買えません。


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412

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ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

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