全国組織からの擁立なれど

今朝の日経には来年の参議院選挙比例区で、本来自民党支持団体であるJCや看護協会出身者から候補擁立するとありました。
実は私も末端ながらJC出身者ですので、その内部の実際を知っています。自民党からも過去JC出身者の比例区候補者が出てもまず当選は出来ませんでした。
その理由は簡単で、JCは異業種の集団であり、それぞれの分野で候補者を抱え、支持する人間ばかりであり、どんな素晴らしい政策をもっても、どんな立派な候補者でも、会員数だけ見れば可能性のあるような団体でも、比例区支持団体としては不十分な団体なのです。
それを自民党の支持基盤の切り崩しと捉えるには疑問を感じますし、次期参議院選挙で自民党の対立軸を作ってその違いを彩明にしてこそ民主党の勝利の道が開けると予想している私にとっては、旧来型の疑問を感じる候補者の擁立です。
なかなか目標20万票を掲げる民主党で、そう簡単に有力な候補者擁立が難しい現実があるのかもしれません。あと狙うは民主も自民も知名度抜群の知性派タレント候補でしょうか?
by kura0412 | 2006-12-18 16:39 | 歯科

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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