数字に現れにくいコスト

レセプトのオンライン化に対して、先の日歯都道府県会長会議でも日歯の説明とまた質疑があったようです。そしてこの問題のコストに対する取り扱いも大きな課題としてあります。
そんな中、昨日、親戚の入院見舞いに行った時に病棟の廊下に張り紙を見つけました。
「当病院はカードで支払いが出来ます」
歯科でも自由診療については積極的にカード導入して利用している診療所も少なくありません。しかし、それは高額な自由診療だからです。その手数料3%(少し条件が異なっているところもあるかもしれませんが)を払っても、患者さんに自由診療を勧めやすくなる、また、未払いが防がれることを考えればその3%は納得できます。
ところが、保険診療での3%ならばどうでしょうか?
恐らく入院だと時として高額となり、そのコストは吸収できるのかもしれませんが、改定率コンマいくつの攻防している保険診療ではこれは非常に大きな数字です。
このようにレセコン、保険請求また一部負担金の取り扱いで生じるなかなか数字として現れにくいコストパフォーマンス、これからの医院経営、また対行政に対しても重要な課題です。
Commented by no name at 2006-09-04 17:24 x
日医のオルカ・プロジェクトの方では、手数料のかからないデビッドカードを選択しています。キャッシング機能が付いているわけではありませんが(笑)。それと、31日の何かの講演で、厚労省保険局・保険システム高度化推進室の大島一博室長が、レセプトオンライン化の来年からの本格的導入支援、将来的にはIPーVPN方式でのオンライン化を考えている事を述べたそうです。情報漏えいを防ぐ、より早い通信速度のためには良いとは思いますが、システム整備にはかなりの費用がかかります。また、遅れている歯科の標準コードについても言及し、次回2008年改定までには完成するとの事です。保険の簡素化と言う言い替えで、さらなる点数の包括化が進まないように注意すべきでしょうネ。患者の視点から、わかり易い保険制度と言うのは建前で、医療費削減の道具にされないように。
Commented by 本末転倒 at 2006-09-05 10:50 x
消費税は、今は「数字に現れにくいコスト」のひとつです。
今後税率が大幅に引き上げられた場合の対応等は、日歯においても検討されていることでしょう。しかし、失礼ですが素人集団である日歯の委員会等での検討ではなく、専門家による英知に期待しております。
日歯には、医療費が現行の非課税のまま消費税が増税された場合に、実際にどのような影響があるのかそして会員はどのように対処して行けばよいのか、具体的なシミュレーションを明示しての説明を望みます。
尚、四病院団体協議会は来年度税制改正要望の重点事項として、医療機関が薬品や医療材料などを仕入れた際に消費税分を転嫁できない現状を解消するため、社会保険診療と介護報酬を「原則課税」に見直すよう求めております。
Commented by kura0412 at 2006-09-05 13:28
本末転倒先生のご指摘の通りです。
小泉首相が下駄を次期政権に消費税問題を預けたこの問題は、改定問題と同様にわれわれに直接関与する問題です。
で、最近私が疑問に感じているのが混合診療となった場合、消費税はどうなのでしょうか?
保険診療の一環だから非課税?それともはみ出しの部分は消費税がかかる?特定療養の時はどうだったでしょうか?
もし非課税ならば、公的保険の枠の中に飛び込むのも一考?
by kura0412 | 2006-09-04 15:31 | 歯科 | Comments(3)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412