ウイークポイントが引き立たせるかも?(安倍晋三というイメージは)

ポスト小泉確定の安倍官房長官の公約の目玉としての二本柱が、憲法改正と教育改革になりそうです。
これによって、予てから北朝鮮の拉致問題を積極的に係わり、その強い対応でタカ派のイメージが強い安倍氏が更にそれを強くしそうな感じですが、しかしそのイメージの実際は、旧来のタカ派とは全く異なり、タカ派というよりも、主張する政治家として強く感じさせるのは、一体どんな理由からなのでしょうか?
その著書「美しい国へ」を読んでも感じた、安倍氏は祖父・岸信介元首相、父・安倍晋太郎元外相という政治家一家に育ち、その政治の勘所のようなものを生まれ育った過程で自然に身についているのではないか、安保闘争のとき、自身が子供ながらその紛争の実際の渦の中で体験する。そんな経験の積み重ねが、自然と政治家としての資質を大きく育てていったのだと思います。
そして安倍氏が判断する日本の現状は、いかなる状況でも国家として主張する場面である。それを主張することはタカ派もハト派もない。そして国民には「安倍晋三」というイメージ像は、過去のタブーをしっかりと受け止める主張する政治家と映し出されます。今までの副官房長官から党幹事長などの経験の過程を合わせみれば、私のイメージもただの世襲議員ではありません。
失言、ゴシップが少なそうな安倍氏の唯一のワークポイントになる可能性のあったこのタカ派のイメージが、逆に、安倍氏を引き立たせる材料になるかもしれません。
Commented by 本末転倒 at 2006-08-28 23:09 x
愛国教育と中央集権・競争原理の改革を目指す安倍官房長官は、近著「美しい風へ」(文春新書)でも政権公約の柱に教育改革を掲げていますね。
注目すべきは、英国ではブレア首相が教育改革(=落ちこぼれを出さない施策)に注力し、社会保障費を削って教育予算を30%増やした結果、失業率が劇的に改善したことです。
一方、日本では義務教育の国庫負担を削減して老人のための社会保障費に回そうとしており、このままでは教育機会格差は拡大に向かうことでしょう。
全国的教育水準向上のための予算を増やすことが、最高の国力強化、社会保障政策と言われますが、阿部氏は教育と社会保障のどちらに軸足をおいた政策を取るのでしょうか。
Commented by kura0412 at 2006-08-29 14:52
難しいですね。果たして二者選択となるでしょうか?
Commented by 本末転倒 at 2006-08-29 16:35 x
「美しい風へ」の第六章「少子国家の未来」で、「わたしの考える福祉のかたちとは、最低限度の生活はきちんと国が保障したうえで、あとは個人と民間と地方の裁量でつくりあげてもらうものである」すなわち「セーフティネット」と「自己責任」が重視される社会であるとしております。
また、平均寿命と健康寿命の落差を小さくして、医療費や介護費用が大いに節約できることは、財政にとっても、負担する側にとってもプラスであり、実現可能なことであると述べております。
尚、第七章全てが「教育の再生」であるのに対して、第六章「少子国家の未来」では年金に殆どのページを割き、医療や介護は僅か数ページですね。
Commented by 先憂後楽 at 2006-08-29 22:01 x
平成19年度予算概算要求がほぼ出そろいましたが、歳出削減路線が前提となる中、各省庁は少子化対策や政府の「経済成長戦略大綱」に沿った新規事業などに手厚く要求しており、「ポスト小泉」最有力候補の安倍晋三官房長官が掲げる「再チャレンジ支援」に絡む項目が目立つのも特徴です。
即ち、次期政権は少子化・成長戦略に重点を置き、財政の圧迫要因となる社会保障費などの歳出抑制に努めるでしょうから、このままでは平成20年には更なる診療報酬のマイナス改定が行われるのではと憂患しております。 
by kura0412 | 2006-08-28 12:32 | 歯科 | Comments(4)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412