怖くて手が出せないー介護予防の利用低迷ー

4月に改正された介護保険制度の目玉であった「介護予防」の利用率が要介護認定者の10%以下にとどまっているとの報道です。
その中ではその原因を自治体、体制整備遅れ、採算不透明などがあげていますが、私は二つの理由があると考えています。
まず一つが、介護者の重篤化が進んで、介護を必要とするエネルギーが要介護度の高い人をケアするのが一杯、一杯で介護予防まで手がまわらない現状。そしてもう一つが儲からない、また、介護事業参入者の厚労省への不信です。
特に、後段については医療保険で改定の度に体験した嫌な思いがありますので先生方もお分かりだと思います。導入時に高点数を付け、普及したらバッサリ原点するアレです。私の知っている介護関係者も同じことを嘆いていました。(しかし歯科に関してはその最初の美味しい餌もなくなっている現状ですが)
となると、本来ならば今回導入された口腔ケアなどは、歯科は手が足りている状況なのですから、積極的にやらなければいけないところでしょうが、先の読めないようにした厚労省の手法は怖くて手が出せない?どうなんでしょうか?
Commented by G3 at 2006-08-21 10:23 x
残暑お見舞い申し上げます。
すっかりご無沙汰です。 書き込む気力が萎えていました。 一向に受注が増えない→金が無くなる→喰うだけで精一杯→わずかな貯金を切り崩す→子供の顔がまともに見られない→更に落ち込む。 この繰り返しです。
夏休みも一週間以上問題なく取れました。 もう締め切りですが金額を見るのが怖い。 
口腔ケア関連のMLでいろいろなお話を聞いているのですが、アグレッシブに取り組んでおられる先生方専門職の方々の患者さんに対する寄り添う姿勢や暖かなまなざしに感心すると共に、果たして点数や報酬はどれくらいあるのだろうかと考えてもいました。
請求できるか出来ないかと心配する前に、目の前にいる患者さんを放って置けないと言う思いが感じられます。
訪問介護や病院に勤務あるいは関係している先生や専門職の方にしたら、患者さんはそこに居る訳で逃げる事は出来ません。 しかし、一般の歯科開業医の先生方は、関わらなくても済む選択肢もあるとも取れますが。
Commented by kura0412 at 2006-08-21 16:44
正確に言えば、関わりたくても危ない橋は渡れないというところでしょうか?
スタッフを確保して資本投資しても、5年先が読めない世界では更に自分の首を絞めることになりかねません。
Commented by G3 at 2006-08-21 20:53 x
その気持ち、分かる気がします。
昨年だったか、町の保健婦さんに口腔ケアについて町での取り組みや行っている事があるのか?歯科技工士で何か出来ないか?と相談した事があります。
その保健婦さんは、「もうやっている、取り組んでいる」と言う割には、具体的にどこの施設でどのような専門職の方がどうやっていると言う事までは答えてくれませんでした。
ある患者さんの口腔ケアと摂食障害ケアで、診療所の先生が動いてくれていますが、医科と歯科の連携というか接点がわが町にはまだ無くて、隣の県のネットワークで現在も対応されています。 協力してくれる専門職や他所の町や施設の方が殆どです。 正直、もう少し現場での医科と歯科の連携が生み出されればと思っていますが、現状では下手すると歯科医師の医療行為自体がボランティアになってしまうのかなとも思えます。
その時の保健婦さんに、歯科技工士として義歯清掃などでお役に立てるかもしれないのでご紹介願えないかと言ったら、「ボランティアでやりなさい」と無報酬で働くのが当然と言わんばかりでした。 
by kura0412 | 2006-08-19 15:44 | 歯科 | Comments(3)

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