評価療養、選定両城の類型が提示される

昨日の中医協でいわゆる「混合診療」における評価療養及び選定療養び類型が示されました。

【評価療養】
A,医療技術に係るもの
B,医薬品・医療機器に係るもの
【選定療養】
C,快適性・利便性に係るもの
D,医療機関の選択に係るもの
E,医療行為等に選択に係るもの

その中で従来の特定療養費制度の中にあった金属床総義歯などは選定療養のCの快適性・利便性に係るもの、小児う蝕治療後の維持管理はEの医療行為等に選択に係るものに、一応分類することが示されました。
これに関しては、医療制度改正がこの10月から施行されることは既に決定されているわけですが、その実際の内容、時期等は関係者でもまだはっきりと分かっていません。
ただ、その動向によっては歯科界の今後を左右するということは、予てからこのブログでも先生方に喚起しているところです。
Commented by 努落下 at 2006-07-13 15:25 x
 折角、喚起していただきましても、日歯からの情報発信が少なく、会員が議論する材料さえ殆どありません。
 結局、2ヵ月ほどして結果が発表され、日歯は「いくつかの項目を新たに選定療養に入れるため努力しました。その結果、○○が新たに選定療養に入りました。」とコメントした、と業界紙で報道されるのではないでしょうか。
 51年管理官通知はそのままで、歯科の従来の3つの選定療養も新たな選定療養にそのまま移行し、○○が新たに選定療養に入るという結果では「歯科界の今後を左右」とはなりません。
 日歯には、「保険外併用療養費制度への取り組みを前向きに検討」(湘南宣言)の説明責任および実行責任を期待します。
 「泰山鳴動して、鼠一匹」とならぬことを望みます。
Commented by no name at 2006-07-13 16:36 x
学会と日歯で「歯科診療のガイドライン」を新たに作るとの事なので、ここでも混合診療を含めた論議をして貰って、中医協の場に生かしてもらいたいモンです。中医協での歯科の委員の発言、非常に少ない、T会長に
促されてやっと発言みたいナ・・・一方で、審議の中で「パブリックコメント」と言うコトバが結構目に付く。パブコメなんて略す委員もいるくらいで、
患者さんの目線、意見を気にしている様に見える。ここら辺も大事なのではナイでしょうか。
Commented by 努落下 at 2006-07-13 17:39 x
確かに、先日のシンポジウムで江藤会長が「診療ガイドラインの作成が急務である」と述べております。 しかし、本年10月からの施行に間に合うのは至難の業でしょう。
また、今考えられている検討項目(磁性アタッチメント、ハイブリットセラミックス等)には、新しい技術等は見当たりません。
先月26日、「指先の血液で歯周病を判定」との報道がありました。学会関係者によりますと「重要な新検査であり、学会としても、保険導入検討医療(評価療養)として考えている」とのことです。今後に期待しております。
 パブリックコメント募集は、昨年6月に新設された手続で、私が寄せました愚見には結構誠実に対応して頂きました。日歯への意見具申よりは簡単で、効果があるのではないでしょうか。勿論、歯科医師個人や歯科医師会の目線ではなく、国民の目線で意見を述べることが大切です。
 中医協での歯科委員の発言が殆どないのは、歯科医療に対して公的な場で通用する学術的根拠が少ない上に、歯科界には本格的な医療経済・政策学を学び、研究する場が殆どないからではないでしょうか。
Commented by G3 at 2006-07-13 22:09 x
パブリックコメントはネット環境の広がりも大きく付与していると思います。
以前でしたら公知された事すら気が付かない人が大半でしょう。 ただ、ネットがあると言っても興味のある人しか探さない訳で、目に触れる確率が多少上がっただけかもしれませんから、関心を持っていただくには我々歯科医療医療業界からの情報発信は欠かせません。 現状では歯科医師会からも歯科技工士会衛生士会からも情報発信が足りているとは思えません。 やはり業界一体でやるべきです。
先ほど、商工会理事会に出てきました。 1分間スピーチの機会がございましたので、業界の事など話させていただきました。 歯科医師会で活動される先生方は多いのでしょうが、RCやLC以外に地元などで歯科業界の情報発信をなさっている先生がどれほどいるのでしょうか?
業界からの情報発信のためにも、業界以外の活動にも関心を寄せていただきたいと思います。 
Commented by G3 at 2006-07-14 12:18 x
社会の目が、歯科業界に向くようにするにはどうすれば良いのか?真剣に考えてみるべきでは。
他の皆さんはどうか分かりませんが、感覚として歯科業界は殆ど死んだも同然、調子に乗っているのは次期参院選で2次公認された技工士会会長の中西とその取り巻きくらい。
業界環境の改善要望を自民党や政府に訴える気力も残っていないのが殆どです。 私もその一人なんで、とりあえず食えるうちは業界ネタを追うより、総裁選とかを追っている方が気分的にはましです。 本当はこの怒りを政府や国民にぶつけたいんですけどね。 歯科業界もジダンと同じ。 いつか切れる事を密かに願っているんですよ。
Commented by 千葉県 池田 at 2006-07-14 13:00 x
G3さん、
いま労働組合をはじめ、職域の組合が意味なくなってきています。ほとんど機能していませんね。なかで、NHKとプロ野球選手会だけが生き残った成功例です。こうかんがえると、じぶんたちの不利益だけを主張する団体は自壊してしまっています。「平成」という常識が壊された見たこともない時代がはじまりつつあるのかもしれません。小泉・竹中の米国属国路線は想定外かもしれませんが・・時代が目に見えて、急流のように流れているのを実感しています。
Commented by G3 at 2006-07-14 15:14 x
池田先生

昨夜、商工会事務局から新会社法になって役員報酬が損金扱いにならないから注意をとの話がありました。 ワンマンラボの私には関係ないことでしたが、もしも株式会社形態の診療所であれば、知っておくべき情報という事になります。 今まで歯科医院や医院は商工会活動とは無縁のことでしたけれど、商工業と何ら変わらない住民サービスを提供する法人として入会する所が出てくるかもしれません。
医科や歯科が一般の人達から疑いの目で見られてきたのも、医科や歯科であるからという特権意識や情報を公開しない事によって利益を守ろうとしてきた所にあると思えます。 商工会会長の挨拶で「県の副会長に選んでもらったが、執行部や理事会が秘密会になっている。 そこを変えていきたい。 上から情報公開して行きたいと提案したら全員から賛同を得られた。 こういうところから変えていきたい」と話しておりました。 組織というものは役職者だけが知りうる情報というのが言わば特権、優越感を生んでいます。 そんなのを無くして行こうという会長の言葉に、深く感動したG3です。
by kura0412 | 2006-07-13 14:23 | 歯科 | Comments(7)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


by kura0412