医療にはコストがかかるはず

僕は義歯の当たりのマーカーに4B鉛筆を使っています。
その理由はよく印記されること、インク系のように手が汚れないこと、そしてなによりも安いからです。
今朝、それで毎度ながらの再診しか取れない患者さんの義歯を調整しながらふと浮かんだのが「この鉛筆使うの違反かな?」
直接口腔内に使うわけではありませんが治療に使用しています。そんな事例は聞いたことありませんが、鉛筆過敏症のような患者がいてアレルギー反応でも起こせば完全にアウトかもしれません。
先生方でも、こんな形で厚労省未承認、未許可の材料を使うケースもままあるはずです。もし、4Bの鉛筆を正式に使うならば、治験を行って申請を行わなければなりません。もちろん費用がかかり、今の鉛筆の値段にマルを一個は足すような価格なると思います。
これは医療器具の問題ですが、医療にはこのように通常よりもコストがかかるということ、また、そうでなければ安全が確保できない、この議論、主張が足りません。
われわれは、絶えずいろいろな意味で自らの医療人としての責任を背負いながら、人を相手に健康という人間の最大の財産に寄与し、オーダーメードの対応をしています。
それがこの保険点数、やっぱりおかしいです。
by kura0412 | 2006-07-05 12:24 | 歯科 | Comments(0)

コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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