留学している整形外科医の友人のメールから

現在アメリカに留学している整形外科医の友人から、「アメリカの医療制度の酷さ、そして日本にいる時には問題が多々あったと思っていた日本の公的医療保険制度の素晴らしさを感じている。」というメールが昨日ありました。
保険に入っていない患者は当然ごとく、保険の規定を超えるような手術、入院日数制限などは患者の病態の変化無視して、ズバッとやるそうです。
そしてもちろんその現場にいる医師は、まさに苦渋の決断をしているそうです。

医療、医療制度の問題は日本に限らず、世界共通の問題であり、これを完全に克服した国はどこにもありません。その中でも、強いて上手くいっている国が日本であることを、果たして政治家、国民はどこまで知っているのでしょうか?
先日、ある経済雑誌で珍しく、「医療水準では世界のトップを走る!国民皆保険で医療費負担は低水準。」とグラフで特集が組んでいました。そろそろ真実をマスコミは伝えるべきです。
Commented by 千葉県 池田 at 2006-06-10 12:36 x
「売られ続ける日本、買い漁るアメリカ」本山美彦著 ビジネス社

是非読んでください。アメリカは日本市場完全開放のゴールを2010年と決めました。これにあわせて日本の親米議員は、竹中平蔵氏のもと、法案をごり押ししてくるはずです。次は間違いなく医療がターゲットです。そして我々の行き着く場所は、○○社会と○○国家の誕生だそうですよ。
Commented by 努落下 at 2006-06-11 18:03 x
日本の医療は、技術・設備等が優れた高レベル医療と、相反する低レベル医療の価格が同じ公定価格制度であり、順調に治らない方が儲かる不合理な制度が、医療の質の改善を阻み、医療を歪めているという現実は如何なものでしょうか。

日本の医療については、次のごとく揶揄されております。
・医療技術レベルは欧米よりもかなり低く、病院や医師による格差が著しい。慎重に選んでよい医者に当たれば、世界一流の診療を少ない個人負担で受けられる。
・欧米に比べて、病室は狭く居住性が悪く、患者管理体制が比較にならないほど劣悪であり、日本の第1級病院の造りがアメリカの貧民対象の慈善病院よりも劣る。
・医学教育も卒後研修制度もすべて時代遅れ、欧米とは比較できないほど劣り、良い医者が養成されにくい。

 「質より量の医療」は前世紀の遺物となりつつあることに、多くの医療関係者は気づき、その対応を模索中でしょう。国民は、真に必要な医療の充実を望んでおります。日医・日歯等には、患者中心の医療の実現に向けた実行可能な政策の立案・提案に期待します。
by kura0412 | 2006-06-10 10:29 | 歯科 | Comments(2)