開業医としての目線で

正式に日歯連盟の次期参議院候補になってから初めて、昨日石井みどり先生と逢いました。
既にその顔と考えを知ってもらう為、全国を動き廻っているとのことでしたが、依然と変わらないバイタリティーある口調と、先生の明るいキャラクターは健在でした。それと共に、同じ開業医の目線で、開業医の代弁者として政治の世界に挑みたいという、強い志を私にも披露してくれました。
既に、自民党の一次公認も得て、後援会組織も立ち上がりました。現時点では自民党に逆風が予想され、また、一連の事件で歯科医師の政治離れも進んでいます。非常に厳しい選挙です。
しかし次期参議院選挙で敗北すれば、歯科界を代表する国会議員は一人もいなくなります。今回の改定で職域代表議員の存在に対して、疑問を投げかける先生もいます。しかし、いてもあの結果ならば、いなければ更に酷くなるのは必至です。
一度会って話を聞けば、歯科医師として一票入れたくなるような先生なんですが、それをどうやって全国の先生方に伝え、理解を求めて支持してもらうかが選挙戦の大きなポイントです。
by kura0412 | 2006-05-24 12:16 | 歯科 | Comments(14)
Commented by 千葉県 池田 at 2006-05-24 14:37 x
小泉さんが日医の会合での挨拶で、支援団体の言うことを聞いてばかりではいられないことを理解願いたい」といいましたが、支援は願うが、願いは聞く耳はないと受け取られるような発言です。では、何を考えて投票したらいいのでしょうか?
Commented by 千葉県 池田 at 2006-05-24 14:56 x
もうひとつ、武部さんが地元の陳情を断らなければならなくなったチルドレンに向かって、要望を聞いてあげて、それを断る説明をするぐらいじゃないと改革はできないし、一人前の政治家にはなれないといっていましたが、2枚舌を使われてはこれからの政治家はだめで、すべて透明にしなければならなくなります。武部さん自体がこれからの政治家ではない。ブロガーを集めた世耕さんの会で武部さんは「私はITにつよくないのでわかりませんが・・」との挨拶、ITによって引退を迫られる熟年歯科医師はそんなこといってられないんだぞ~!
Commented by G3 at 2006-05-24 15:26 x
確かにそうだ。
武部も小泉も2枚舌だなあ。

こちら地元選出の議員が逝去なさったばかりです。
BSE騒動の時、武部の跡をついで苦労した大臣でした。
昨年の総選挙でも選挙の手伝いもしたのですが、小泉には騙されたと感じています。

地元や特定業種の利益代表では駄目だと言うのは正論ですが、ならばどれだけの議員が天下国家について理解し活動していると言えるのでしょうか。 たいぞーなど居ない方がましでしょう。
Commented by G3 at 2006-05-24 15:32 x
国の外交姿勢ですが、中国詣でをしている議員の大半は女を抱かされるとか賄賂で蹂躙され中国のモグラ見たな存在だと思います。 橋竜を筆頭に。
自殺した上海の大使館員は最低限日本を守ったのかもしれませんが、事を隠した外務省は中国のモグラも同然です。 外務省が真に日本の国益を守る立場であれば、愛国心などとお題目を唱えさせねばならないような世相にはならなかったと思います。 
Commented by kura0412 at 2006-05-24 16:09
特定の団体の利益を聞き入れる為に職域代表を送り出す選挙はこれからは難しいと思います。
ならば何のための選挙か?
それは国民の健康を守る為、日本の歯科医療の崩壊を阻止する為。
それが結果、歯科界に属する人間の利益に通ずる。これはエゴではないと思います。

また、政治は無力。と考え静観することでは解決策になりません。

政権政党の外で意見を主張するもの一つの手法です。
でも少しでもわれわれの願い実現に結びつける為、政権与党の中に入り正論を主張する。これも一つの考えではないでしょうか?



Commented by 千葉県 池田 at 2006-05-24 23:24 x
これからの歯科には正論が必要であることはよくわかります。2008年に公益法人を語ることになる日歯にとっても、石井先生のような好印象の方が歯科医療のあり方を広報すれば、受け入れられることも理解できます。
でも、いま必要なのは野党の一議員でも、準要保護の治療制限を解き、身障者手帳の診断書を歯科医師も書けるようにと行政を動かし、無呼吸症候群のプレートに保険点数をつけ、ロキソニンヤボルタレンを歯痛適応にし、今回は文書を渡すという無駄を国会で追及できるという情熱と行動です。表は国民のためといいつつも、本音では歯科医師の底辺の居場所を作ってくれる話術と政策の持ち主です。
Commented by 千葉県 池田 at 2006-05-24 23:56 x
そうなると、鞍立先生も言われていましたが、石井先生は自民党推薦ということになり、政連は胸張って自民党と言いますよね。ぼくはここまで努力してくれている桜井参議には「ありがとう」といって1票をいれます。まあ、地方区だからサポーターにはなりたいと思う。小泉・竹中・経済財政諮問会議の路線は、「改革」と言う言葉を頭に持った親米独裁政策といえます。改革は必要だし、既得権益を守ろうというのではなくて、ただ末端の開業医までもの歯科医師という職業の居場所を守りたいのです。規制を解くはずの会議が縮小して、歯科医師には官から厳しい規制がかけられ、さらに政治では医療費が削られていく。自民党とか民主党とかじゃなくて、政策協定ができれば一番いいですよね。とにかく、今回のような改訂がないように、双方が尊守できる規則でなければ長くは続かないし、お互いが不幸になる。規則作りに歯科当事者を入れなかったことは、独裁のどこかの国と変わらないのではないですか。自民党に石井先生ひとりではどうにもなりません。政策協定を結ぶことです。
Commented by H.S at 2006-05-25 00:00 x
先生のブログ、毎回楽しみに(?)見ています。「歯科界を代表する議員がいなくなったら、、、」とおっしゃっていますが。代表する議員がいて何が変わるのでしょうか?何も変わらないと思います。
Commented by G3 at 2006-05-25 00:53 x
特定職種のエゴととられない為にも、業界がお互いを尊重し纏まって欲しいと思います。
医科も歯科もばらばら、歯科は更にバラバラ。
これでは国民の共感も理解も得られません。
桜井さんは医師でありながら歯科に関心を寄せてくれております。 だからこそエゴととられず共感をもたれます。
医療全体が纏まり、国民の共感も惹起する事が出来れば、業界のエゴと取られる部分も緩和されるのではないでしょうか。
Commented by kura0412 at 2006-05-25 09:48
確かに一人の国会議員だけではどうにもならいことが多いのも事実です。
しかし政治の世界では一人の議員も出せない団体の意見を聞くことはありません。そして、一人の議員もいなければ、もうどいうすることも出来ません。(桜井議員を否定する意味ではありません。)
ただし、この私の意見が通じるのは、恐らく来年の選挙がラストチャンスになるかもしれません。

この部分では先生方のご意見非常に多いと思います。ガンガン書き込んでください。この議論なしで今までは選挙をやっていました。
Commented by 千葉県 池田 at 2006-05-25 10:18 x
夢をきいてください。

日歯が県歯、郡市区、保険医協会、すべての歯科組織と一体となって、ひとつの団体となる。そして、歯科治療に関してのイニシャチブをとるのです。「官から民へ」です。その団体が保険業務を自ら立ち上げ、国民にはこの保険に任意で入ってもらう。そして加入者はこの組織の歯科医院で、組織がきめた保険治療が受けられる。2兆5千億円が出せない国に頼るよりも、民の力で外資系保険会社を跳ね除けて、既得権益を振り回す厚労省の岡っ引きの暴挙も関係なく、自らの力を結集して歯科界を立て直すことはできないのかい?
Commented by kura0412 at 2006-05-25 11:48
日歯主導の民間保険業務の構想は、日歯の一部の中でもちらほら出てきています。
歯科の民間保険に関しては、十分考えられるどころか、現実の課題になってきていると思います。
Commented by 努落下 at 2006-05-25 14:27 x
先日公表された「湘南宣言」では、「国民の理解を求めながら、現状を踏まえ保険外併用療養費制度への取り組みを前向きに検討する」と、混合診療を前向きに検討すると公言しています。
しかし、混合診療の解禁は、技術料を含めた医療行為等への拡大のみならず、保険免責制度など新たな保険給付外しにより、「公的保険給付の内容及び範囲の見直し」へと繋がり、保険業界が期待する民間保険拡大へとなります。
「公的保険給付の内容及び範囲の見直し」は、政府の政策には沿うものですが、国民や日歯会員、日医の理解を得ることができる実行可能な構想に期待します。
Commented by 千葉県 池田 at 2006-05-25 20:02 x
日歯主導の民間保険であれば、組織率も解決できると思います。これは竹中構想では想定外のことだと思うので、ぜひ進めていただきたいと思います。
私の尊敬する努落下先生にはもう見えているようですね。日医の中医協委員の松原先生がなぜ混合診療に反対しているか・・・。竹中さんはある圧力からどこまでを指示されていて実行に移すかですが、逃げられない状況の中で悪魔になりきっていますね。竹中さんには自分の護身よりも日本国の国民のために熱い男気を魅せて欲しいと思います。それができなければ、小泉さんが退いた後、一緒に議員を辞めて欲しいと思います。あまりにもやりすぎです。大学創始者である福澤諭吉の言葉を今一度思い出して欲しい!あなたのやっている格差社会は医療に一番あらわれてくるのです。「金持ちには質の良い高度な治療を与え、貧乏には規則でそぎ落とされた制限のある治療を」というのは混合診療を認めた後の大きな格差です。また、混合診療ではなく、国は同義語として公民ミックスという言葉で言っていますが、民間の外資系保険会社が保険者機能強化により、医療機関を指定してくる可能性が大いに考えられる。町医者が淘汰される最悪のシナリオが待っています。


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

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