またまた出てきました

今度は介護保険自己負担2割に自民党検討との日経のトップ記事です。
当然、予想されたものの、毎度ながらのパターンです。
私はこの介護保険構想を考えた一人のある厚生官僚の方から、「いつしか介護保険は駄目になる。その理由は構想を考えた時と比較して、桁違いに高齢化が進んでいる。」と聞いたことがあります。
もし、この話が本当ならば医療保険と同じで、今後も保険料を上げ、負担率を上げる。これをちびりちびり実施して、数字の上で帳尻を合わせるだけになるはずです。
現実の世界です、数字も大切です。しかし、それよりも制度を守る、また、何の為の制度なのか?その視点が医療保険も、介護保険にも欠如しています。
もうそろそろ、こんなやり方では何の解決策にならないことを政府、厚労省は気づいてくれ!
by kura0412 | 2006-05-17 11:36 | 歯科 | Comments(4)
Commented by 千葉県 池田 at 2006-05-17 13:33 x
いま、桜井参議の質問をネットで拝見しました。さすがです。歯科医師が・・と発言せず、患者さんが困っていると主張しましたね。いつまでに文書渡しの実態調査をしてくれるかと迫ると、川崎大臣の答えが「歯科医師会の方と話して相対的に簡素化しようといっていたが、桜井君のデータでは全く違うことになっているので時間をくれ」ということでした。実態はあきらかですが、歯科医師会の話されたどなかは全く違うことをはなしたのでしょうか?
Commented by 千葉県 池田 at 2006-05-17 13:43 x
日本歯科医師会は恵まれた裕福な方たちの集まるサロンといわれた方がいましたが、そういう余裕のある論議を大臣としているようでは期待できません。北川元三重県知事のいわれる「北京のチョウチョ」になれなかったのが残念で仕方ありません。また、日歯自体も現場を把握していないのかもしれません。スピードが必要です。桜井参議は直通で私たちの意見を国に伝えてくれました。日歯は何をしているのでしょうか?まだ時代錯誤の裕福間にしたっているのでしょうか?
Commented by at 2006-05-17 14:43 x
昨日はリクエストにお答え下さって有難うございました。今日の桜井議員の件、だから私たちもアンケート集めに頑張ったのです。1700件あまりで、多い少ないは別として、下の意見を上げるには、日歯では出来ないと判断したからです。先生は会誌のあとがきで新しい組織を危惧するような事をお書きになっていましたが、日歯が直ぐに対応できるようなら、こんな団体は必要ないと、私も思っています。
Commented by 千葉県 池田 at 2006-05-18 18:15 x
馬さん、ご意見ありがとうございます。某サイトのアルファベットの方かな?
千葉県においても5年前から桜井参議を応援させていただいていますが、「やはり自民党!」という役の方々の意見もあり、個人的な応援になっていたことを恥じています。
桜井参議も政治家ですから、この御礼に選挙のときは1票の応援はしないといけませんが、いまの自民党の議員への投票と比べれば、喜んでの1票になると思います。さらに桜井ネットワークの会員になることは、個人の自由ですから、自民党に政連にこだわらず行動する時代です。政策支持で選ばなければと思います。臼田さんの情熱(個人的にはそう思う)と桜井参議の手腕を兼ね備えた会長が必要だけど、公益法人になったら、会長は他業界から適任を選べば変わりますよね。2008年はすぐそこだし。


コラムニスト・鞍立常行が日本の歯科界に直言


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ミラーを片手に歯科医師の本音

回想

本紙閉刊に伴いこのコラムも今回で最後となります。平成10年9月から19年間、筆が進まない時もありましたが、締め切りを遅らせることもなく、また大きなトラブルもなく終えることにある意味安堵しております。ただその中で一度だけで校正まで終えながら書き直したことがありました。それはあの「日歯連事件」と称された事件が勃発した時でした。
あの時は一人の開業医でしかない私が、社会事件になるほどの大事件に対して実名で書くことに躊躇しましたが、事件に対していろいろな観点から憤りを感じ、もし問題となれば歯科医師を辞める覚悟をもって書きました。この事件によって日本の歯科界に大きな変化があったことは多くの先生方が感じられたことです。今思えばその内容は別として、あの時書き綴っておいたことが、その後連載を続けられた源になっていたかもしれません。
然るに風化しつつあるあの事件の本質は何だったのか。その手法に対しては司法判断が下った結果が示されていますが、事件の根本には、現在も続く歯科医療に対する公的評価の低さを何とか打開しようと考え方がありました。この点を誰もが分かっているのに言葉に出ていません。但し結果的には中医協委員が1名減員、事件後の懲罰的な18年度改定となり、歯科界の思いとは反対の流れを作ってしまいました。特に改定では、それまでの改定時で、技術料を引き下げながら作った僅かな財源を「かかりつけ歯科医」初再診料に振り分けながらも、「かかりつけ歯科医」を一気に消し去られたことによって、保険点数全体が縮小したと共に、時代の流れである「かかりつけ歯科医」という名称、概念をも否定されることになってしまいました。そして事件によって植え付けられた歯科界の負のイメージは現在も引きずっています。
日本の歯科界は今、大きな分岐点に差し掛かかり、新しい息吹が入る機運も高まっています。但し、この負のイメージを引きずったままでは大きな壁が存在します。あの事件は終わったのでなく、まだ背負っており、それを回顧することで歯科界の課題を改めて見出すことが必要です。
残念ながら現在、日歯、日歯連盟共に入会者、特に若い先生の入会が減少しています。事件の影響、また、入会することへの利点を見出せず、医療環境向上寄与への期待が薄らいでいるからです。個人で個々の臨床現場での対応出来ても、政策を変えるには一つの塊にでなければパワーが発揮できないだけに、この問題は歯科界発展の最大の課題です。その為には、過去の問題となった出来事を背景も含めて改めて見直し、そして新しい目標を示す。それも抽象的でなく、具体的な分かりやすい政策を提示することで歯科界の展望が分かることで推進力の働きとなります。
最後に、本コラムを続けなければ会うことの出来なかった全国の先生方と交流できたことは、私の歯科医師人生としての財産となりました。そして、好き気ままに綴ることを甘受して頂き、連載を許して頂いた歯科時報新社・吉田泰行社長に感謝を述べ終わります。ありがとうございました。

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